この映画を120分観るなら、深夜アニメのゆるキャン△5話分観た方が色々なキャンプ地などを観られるので楽しいと思う。
映画版は深夜アニメ版よりキャラ線や色が幾分強くなっているとはいえ、
屋外の背景美術>>続きを読む
序盤、館の中の物が多くてゴチャついていたのと、探偵のキャラがつまらんくて苦しかったけど、役者の顔や色の出方とか服の質は良かった。
冒頭はアート映画監督のオマージュが目立った。
役者はモンゴルの一般人なのか、ヒロイン以外の顔が生々しくてドギついし、おっさんの汚れた足のドアップや裸を見せつけてくる。
殺風景とも言えそうな、モンゴ>>続きを読む
序盤と後半の訳の分かりにくさといい、間のすっ飛び方といい、自由にやってるなぁとは思いました。
けどそれらが些細なことに思えるほど、ヒロインの容姿に魅力を感じれなかったし、ファッションとか背景美術の色が>>続きを読む
設置物が「たまたまそこに在ったんですよー」的な演出なんだろうか?フィックスの映画なのに硬質な感じがしなかった。
リコリス・リコイルのOPのケツ蹴りってこの映画の引用だったのかと気づきました。
視点移動が激しくて3章よりも迫力はあった。そして相変わらず状況は全く理解できなかった…。キャラが多すぎる弊害が出ちゃってるよ。
砂漠や雪原がバトルフィールドだったけれど、戦場の目印の薄さも状況把握を困>>続きを読む
立ち話+ソフトフォーカス+切り返し だらけになっていて単調でした。
しかし、切り返しのタイミングと主役2人の容姿と発声は、品があって良いなあと思ったし、背景の種類は結構ある。
けどそれだけで90分は楽>>続きを読む
序盤は飽きないうちに次の展開へと進んでいて良い感じだったけど、中盤からは下品なキャラと騒音で誤魔化そうというシーンばかりでゲンナリしました。
お涙頂戴をしない代わりに、しつこくお下劣をやるというのはな>>続きを読む
簡素な画面から、低予算というよりは「これくらいで丁度良いんだ」という監督の意図を感じた。
ハンガリー産の作品という事が関係あるのだろうか、映画では馴染みのない、特徴が薄い顔の人ばかりで新鮮でした。
面白かったというよりは物珍しいCGアニメだったなと。
試合終盤の緊張感はとても良かったんだけど、上映時間2時間超えは長く感じたし、同じCG技術の作品をまた観たいとは大して思わなかった。
原作の魅力が大>>続きを読む
序盤は言葉少ないデキる男という題材の面白みが出ていたと思ったけど、段々と潰れた黒が画面を占める時間が増えてきて、うーんとなってしまった…。
AVは性欲を満たすためだけの映像だけど、この作品は感傷を満たすためだけの映像なのかな。
感傷以外のものが足りていない。背景とか安いCGが多いのか、終末世界ってくらい生命を感じさせない物だった。
題材>>続きを読む
音響と台詞でリズムを作って、画面を乗せて疾走していく。
気分が晴れやかになる作品でした。
画面があまりにも生々しいので、どこまでが製作側が用意した通行人や自動車なんだろう?といった事にまで鑑賞中に興味がわいてしまった。
食べ合わせが新鮮だった。
素朴な画面+人肉+実社会的な問題 という題材に、中東的なオッサン主人公を据えているという組み合わせ。
これが主人公がイケメンの白人だったならば、それだけで大分面白みが落ちて>>続きを読む
ユーフォという題材や会話内容にそぐわぬ、90年代のコメディアニメをオマージュしたかのような動作を頻繁にさせていた点と、取って付けたような仰々しいショットが時折混じっていたので、すげー自由に作ってんなぁ>>続きを読む
刑務所のシークエンスが特に素晴らしかった。なんつー収まりの良い画面だ…。
以降も素晴らしいショットが続いたけれど、アリ・マッグローが口を半開きにしている時の顔が嫌な感じに脳にこびりついてしまったのと>>続きを読む
色と光がまるでテレビドラマかのようなチープさが目立つ…。
中盤からは殆ど長回し。製作の都合上仕方なくそうなってしまった印象が否めない。
けど、当時のお笑い番組からの着想を感じさせる、斬新な道具の使い>>続きを読む
フィルムの味が出ていると思うけど、カメラが顔ばかり追っちゃっていて狭苦しさを感じた。
どう見せるかって部分が美術力に追いついていない歪さが、面白みとなって出ていない作品かなと思いました。
これ見よがしの割にはキマってない画面ばかりだったので、この監督の高が知れたという意味では僕にとって有意義な1本でした。
ユーモアが無いというかズレているいうか…この作品の企画自体がそもそも退屈だ。>>続きを読む
高揚感を煽る音楽から始まり、キリストの絵へと繋がる。カメラが下がっていき、ボクシングが行われている様子が映り込んだ。
熱く華やかな舞台での開幕を思わせたが、実は見窄らしい地下ボクシング場だったというオ>>続きを読む
なんだか凄くクールな印象を受ける爽やかな見せ方だったかな。死の描写も軽やかな感じだった。この軽さが良い。
そんな薄味付けだけの構成ではなく、モンタージュには存在感があったなぁ。
169分の作品だけど、90分だったとしても画が足りてなかったんじゃないかな。
動き、表情、声、これら全部に堅苦しさを感じたし、序盤を観てて「早く雪山パートに入ってくれ。勿体つけるなよ」と思ったが、い>>続きを読む
誘拐なのか子供の戯れなのか冒頭は釈然としなくて面白みがあったけど、以降はそういった読み取り遊びがどんどん少なくなって尻すぼみになっていったかな。
目からビームってのは実写映画には不向きな絵面としか思>>続きを読む
序盤の怠さはやり過ぎていると思うけど、ヘルメットのウインドウの丸さ加減と大きさには感じ入るものがあった。
安っぽさと手作り感が残った美術が醍醐味だったと思う。仮にこの映画の美術をCGにして作り直した>>続きを読む
壁の位置が少し圧迫気味に見える収まりの良い画面と、動作に伴った画面の連続性が面白かった。
ご老人の時の流れと、その子供たちの時の流れ方の違い見せて、ご老人側の時の流れ方が子供たちに近くなっていく変化>>続きを読む
恐竜と人間が共存している未来はありえないと思うけど、ジュラシック・パークが実現する未来はあるかもしれないって思えちゃう不思議。
美術がおもちゃっぽく作られていて、ジュラシック・パークという非現実さえも>>続きを読む
アイテムだったりオブジェクトだったり、キャラ以外に強調して見せる何か1つが映っている、言わば1+1なシンプル画面構成となっていた。
けど原画の線が弱いので、どうにも格好がついていなかったかなぁ。
手>>続きを読む
愛しき夫が帰宅する度に家具の殆どなかった部屋が徐々に豊かになっていく展開と、やべぇ場所に深く根を張ろうとしているっていうネガティブさとの組み合わせが新鮮だったなぁ。
空港で突如現れて自然に去っていく主人公の謎は、フレーム外にあるのではないかと思った程に序盤はケレン味があって楽しかった。
けど奪還パートに入ってからは、序盤ほどの驚きを感じる事はなかった。
当時風の美術が醸し出している偽物感が不思議と面白かった。凄く横長な画面比率なのに収まりが良いってのも不思議だった。
ただ、貧しさを演出するためなのか、子役の汚メイクなど、役者の顔が僕にとって嫌味な仕上>>続きを読む
しかめっ面をしながら、しゃがれた声で文句を言い続けるリーアム・ニーソンの演技がイーストウッドに似ているなぁと思ったら、映画内のテレビ映画でイーストウッドが出てきた。
書き割り背景のような背景など、パーツごとに仕上がりがバラバラなのが観ていて心地悪かった。
その点とデザインが駿の流用という点が違っていたらどうなっていたのだろうか。
牛の看板に敬礼したあとのフレームア>>続きを読む
人物が横移動している時と、鉄骨の建物の照明は面白いと思った。
けどそれ以外は何も感じるものが無く、退屈で仕方なかった。
肥満おばさんのこれ見よがしさもつまらんなぁ。
顔面を半分ほど潰すほどの強い陰影の付け方や、兄弟のベッドを仰々しく俯瞰で撮ったショットが印象的だった。
室内を移動した時の画面の繋ぎ方といった何気ない部分にも趣きがあった。
けれども終盤以外は観てい>>続きを読む
ソフトフォーカスと上半身が中心という緩そうな撮影なのに、ギャングとドラッグ抗争という深刻な題材のせいか、緩慢なパターン撮影だと気づいたのは後半になってからだった。
中盤から出てきた敵ボス側近の豊満女>>続きを読む