ハンデを感情的に撮し、考えろ感じろ思え同情しろ
と押し付けている。
その画がかなりを占めているという作品。
毛穴を視認できる接写の連続。
作中作の映画をエキストラに観せて
泣かせたり笑わせたりさせ>>続きを読む
壁の白色が良い味。
言い終えずに受話器を置く間も素晴らしい。
終盤の背中越しに映していた発砲の所作は、デフォルメが薄めで
なかなか面白みがあるアクションになっていた。
しかし画や脚本のリズムと仕>>続きを読む
オールインワンな映画
動物、お色直し、観光、不気味さ、群衆、グロ…
おおよそ映ってない物を探すのが難しい。
様々な画が高速消化されていくが、
目まぐるしさは感じない。
雑魚キャラは雑魚キャラとし>>続きを読む
所作の面白みが抜きん出ている。
まばたきのタイミングや早さも管理しているのだろうか、
一つ一つの動作が誇張されており
かつ映画にとって無駄な動作が無く、シンプルに見える。
二人の主人公の静と動の所作>>続きを読む
コンテとアクションに創造性が欠如していて
規則的になりすぎており、驚きが発生しない。
キャラクターしか動いておらず、画面外の視覚ドラマが無い。
困るとすぐにフェイスアップ。
撮るものと動かし方、カメ>>続きを読む
派手なモノをこれ見よがしに撮っているのではなく
映り込んでいるていで映画にしている。
兵器、群衆、死体、爆発
強い画を強く撮したくなるのが普通だろうが
それらを背景の出来事と言わんばかりにさらりと撮>>続きを読む
フェイスショットに継ぐフェイスショット。
感情的な表情を作らせ、感情的な声の演技をさせている。
キメのシーンでは感傷的なBGMをかけ
観客に泣いてほしいタイミングを教えてくれる親切設計。
カメラが>>続きを読む
表情とキャラ説明ばかりが出てくる。
主人公は効率的な人間という事を説明するために
規則的な編集、ジャンプカットなどを使っていた。
画面の主役はほぼ常に表情。
とても単調だ。
旅映画の側面が無いわ>>続きを読む
脚本はシリアスだが
画面にはイタズラ心が散りばめられている。
誇張の利いた表情作り、容姿が足りていないヒロイン
糞ダサミサイルなど
それらが真剣一点の映画にさせず多味としている。
序盤は画面の奥行>>続きを読む
撮ってる物は汚らしいが、見せ方は下品ではない。
終盤以外は。
超ロング状態でヒロインが初登場。
ひと味違うと画面が語りかけてきた。
白人の嘘臭さが良い塩梅になっていて
字幕には表現されないユーモア>>続きを読む
冒頭のスローモーションでプリントを舞わせるカットしか印象に残らず。
良い物も出てこなかったが、不愉快な物も出てこなかった。
登場人物が高校生という設定なので
強い画を出さないで勝負したのだろう。>>続きを読む
喜怒哀楽のバランスが悪い。
深刻な感情の時間帯が大半以上であり、非常に単調。
これではアクションも出てこない。
黒人に合計3回ほどブラックホールと言わせる等の
台詞のユーモアは見られたが。
宇宙>>続きを読む
序章である掘っ立て小屋以上のものは出てこないし
以降は同じような事を繰り返し見せている。
レイアウトや美術、照明の面白さが出ていない。
華やかな容姿の役者もおらず
静止画としての弱さが目立つ。
破>>続きを読む
中割り、モデリング、彩色、それらに問題は無い。
それ以外の部分のレベルが低い。
質量と慣性を描けておらず、軽薄な表現しか出てこない。
動きではなく、どう動かすかの部分に面白みが全く無い。
コンテも>>続きを読む
「ダサい」と「くだらない」の綱渡りをしている作品。
どちらかに振れ過ぎてしまえば娯楽性が著しく損なわれてしまう。
非常に危うく、いつ落下してもおかしくない様相。
が、その綱渡りを見事完走している。>>続きを読む
長回しとザックリとしたカット。
音声や音を繋ぎにしている。
華の無い容姿のキャストらと建物。
そこに光線と樹々で色を添えている。
桜や自然の撮り方が押し付けがましい。
他の物はそんなことはないのだ>>続きを読む
客観的な画の作品。
センターに人物が置かれていることが非常に少なく
フォーカスが曖昧。
窓越しのショットが強い。
車窓の水滴や、曇らせ方、2つの窓を画面内に収められてたり。
撮り方の真似だけなら簡>>続きを読む
監督の映画を称賛する映画ではなく
監督を関係者が称賛する映画。
画面はずっとオッサンのバストアップかフェイスショット。
カメラが1台しか用意されてないのだろう。角度が変わらない。
実際の映画からの流>>続きを読む
モーションキャプチャーのアニメなのだろうが
動きが良くない。
初動と慣性が甘い上に、関節が足りていないような機械的な所作。
動画としての面白みはない。
ゾンビの運動能力や見た目と音声は良かったと思>>続きを読む
見た目のギャップ映画。
主人公がイケメンでスポーツマン体型だったら?
生徒たちが偏差値の高くなさそうな高校生だったら?
それだけで娯楽性が激減だろう。
太っちょながら高い運動能力を披露しつつ
リズム>>続きを読む
レイアウトと所作が素晴らしい。
会話ヘビーな作品だが、レイアウトによる静止した情報と
所作による流れている情報がそれを感じさせない。
通常、レイアウトに力が入った場合
視覚的にうるさかったりするは>>続きを読む
濃縮された喜怒哀楽。
群衆、暴力、所作、顔…
それら全てのアクションで
素晴らしいデフォルメな動きがあり、
次の動作を自然と期待させられる力がある。
台詞の聞き取りにくさが
次に話す言葉が朝鮮語な>>続きを読む
カメラを動かしたり揺らしたりする事で
画面を映えさせる事に成功している稀有な作品。
ガチャガチャ編集だが他の作品と比べると
鬱陶しさを感じることは少なかった。
撮り方と表情の作り方だけでヒロインが>>続きを読む
この映画のタイトルが「ネバーエンディング・ストーリー」ではなく
「アトレーユ」だったら全くヒットしてなかっただろう。
ただそれだけの商品。
これは本当の出来事なんです。私は演技をしています。
と訴え>>続きを読む
映さないのではなく、映せない。
画が具体的になると、白ける物だから映してないのだろう。
その辺りが弱い。
カメラぶん回し+ガチャガチャ編集が多い。
特に地上で。
暗い洞窟で迷っているという設定上、>>続きを読む
ロングショットの線が壊れており、正視に耐えない。
かといってフルショットもアップも醜い線。
動画は締切に間に合いそうになかったのか、多くがコマ送り。
そうでない動画は壊れている、
もしくはただ描いて>>続きを読む
役者らしい顔の持ち主が主人公1人。
強めの演技をする登場人物が主人公1人。
中流層の住宅街が色付け薄く撮られている。
映画の材料として難しい素材。
そして撮り方は一見簡素なように見えるが、
引用困難>>続きを読む
シンプルな情報にこだわった映画。
何が映画にとって装飾過剰になっているのか、
をパロディにした作品なのだろうか。
寂しさを感じる画面だが
面白さに必要な物しか残していない、のが原因というか狙いか。>>続きを読む
視線の持ち主と、視線の先が繋がっているという証拠が
冒頭と最後にしか出てこない。
なので違和感がある。その違和感自体が味。
窓の中の様子は宛ら作中作。
窓枠を活かすという発想からそれは窺い知れる。>>続きを読む
執拗に顔を映し続けている作品。
動感や変化に大きく欠け、色も2時間見せるに値する物になっていない。
表情で読み取らせようという遊びがしつこく、
極めて単調。
120分の映画ではなく
上映時間30>>続きを読む
誇張された真剣な演技。
説明的すぎず、物足りなさもなく、いい強度で収まっている。
台詞ヘビーなシーンは変動性を補完させるため
背景を動かす画になっていた。
自動車内で会話させつつ移動したり、雨や波を>>続きを読む
ヒロインも爺も自分の世界に浸って気持ち良くなっている。
好意的に言えば、電子画面がダレ場になっている。
理想を言えば、電子画面が退屈なので代案を用意すべきだった。
ヒロインがスタントをやっていると>>続きを読む
編集は良いが、画面も動きも温度も一本調子なのが辛いところ。
切れ目を感じさせない編集になっていて、繋がりが良い。
ややフェードアウト過多だとは思うが。
くどい色作りではあるが、面白くはあると思う。>>続きを読む
彼と彼女はスターではないので、最上のミュージカルをしなくても良い。
という意味付けに甘えた商品。
中盤からはミュージカルうんぬんではなく、
日常シーンからも所作が消える。
口喧嘩のシーンの連続切り返>>続きを読む
画は及第点だが、所作に面白みが無い。
背景美術や色作りと台詞が強みになっているが
所作が弱く、画面の変化を期待できる物になっていない。
終盤に入ると強みだった点が消え、ドラマを畳むために
顔ばかり>>続きを読む
B級の匂いを味にした大作。
窓に貼り付いた食パンを仰々しく見せたり
1体の死体が流れてきたと思わせきや、
時間差で大量の死体をマヌケに撮って流れさせるなどのユーモアも光る。
キャッチボールのシーン>>続きを読む