深夜アニメからきますたさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

深夜アニメからきますた

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バッド・ハネムーン 傷心旅行(2021年製作の映画)

3.0

切り返しが中心な低予算作品だけど、編集に面白みを感じた。
食事が一瞬で終わったり、指輪を投げ渡す間や、切り返すタイミングなどの目立ちにくい工夫が、一見凡用なこの作品を少し非凡にしている。
喋る速さとオ
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X エックス(2022年製作の映画)

3.0

良い瞬間はあれど、事が起こるまでの退屈な時間が長すぎる。

魅力的じゃない裸や、役者が安く見えるメイクと、チンタラした会話と動きには、退屈さとストレスを強く感じた。
事件が発生した際、開放感を出すため
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

2.5

コックピットから見える背景には満足。

けど日常シーンはあくまで、戦闘機のシーンを待ち焦がせるために狙って凡庸に作ったのだろうか?
上半身とソフトフォーカスばかりの画面で退屈だった。

恋人の家の窓か
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.0

キメが無い代わりに何かが動いていた。
主人公が軍服から着替えようとしないのが滑稽さが出てて面白みがあった。

何が良かったのか理解らないけど、満足させていただきました。

ドゥーマ(2005年製作の映画)

3.0

序盤は攻めの編集というか、時間処理に妙があって良かった。
ロングショットで父を突然倒れさせたのも印象的。
札束を取るとき、微妙にジャンプカットさせていたように見えたが、実際はどうなんだろう。

旅に出
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ジョーンの秘密(2018年製作の映画)

2.0

ソフトフォーカスで上半身ばかり撮られていた。
アングルや高低差や光の変化に乏しく、似た画面で終始した。
空間もつまらない。
オーバーアクトに見えたのは画面が退屈だと感じたからなのだろうか。

初恋のきた道(1999年製作の映画)

3.5

視線の映画なのに、ヒロインが斜視気味な点と
視線の先である男がスケベ顔なので、熱視線を送るだけの価値ある容姿に見えないってのが面白かった。

淡々としていたけど、ツッコミたくなるナレーションも良かった
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プライベート・ベンジャミン(1980年製作の映画)

3.5

影や色がベストとは思えなかったけど、この軽さが良かったのかもしれない。
コメディ色は強いけど、見せ方が押し付けがましくないってのも良い。

軍隊時代の所作とラストショットは素晴らしかった。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

2.5

総集編かのような間のつまらなさ。
キメの連続で開放と装飾過多。

武器がティッシュ感覚でポイ捨てられていく軽さは面白さに繋がっていない。
CGで良かったと思ったのは1回目のエスカレーターだけ。
台詞も
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.5

強烈な美術で、並の作品ならその美術の存在感に圧さているだろうけど
役者も出来事も強くて調和が取れていた。

顔が目立つ撮り方がされていたんだろうけど、大してそんな感じも受けなかった。
大人になったダン
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ベルファスト(2021年製作の映画)

2.0

白色系や光が強く、壁の質感が気に入らなかった。
これみよがしなショットの連続ってのも凄え鼻についた。
少年の汚い歯並びを何度も見せつけてくるのも耐え難い。
役者たちの所作の演技もつまらない。

終始あ
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アンダーカバー(2016年製作の映画)

1.5

フィルターが濃くて黒色系が潰れまくってる…。
序盤は画面の繋ぎ方がやりたい放題で軽く画面酔いした。
後半はこれらが幾分マシになったので助かった。

ブロウ(2001年製作の映画)

3.0

すんげえスピードで画が消化されていく。
上半身ばかり撮られていたけど、役者の表情と所作が面白かった。

ジョニー・デップの演技がブラピのと同じに見えたけど、どっちが先に初めた事なんだろうか。

ジェラシー 幸せを奪う女(2018年製作の映画)

2.0

色や光がテレビドラマな感じで安っぽい。編集が良いのか展開が素早い。
演技とヒロインと父親役の容姿も良い。
少しだけ在ったシリアスギャグがもっと在れば良かったのにと思う。

けどやっぱり画面が寂しいし、
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スウィングガールズ(2004年製作の映画)

2.5

いつの間にか季節が移ろいでいたり、驚愕の上達速度だったりと、時間処理が良いし
下品過ぎるとは思うけど、体の動きから活力を感じた。
錆びた中古楽器というのも面白味があった。

けど色とか影がつまらなかっ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

力みを感じさせない画面と、いつキレだすか分からない爺さんの挙動との対比と、照明が何気に効いた明暗が面白かった。
最後のシークエンスは無い方が好みだったけど、時間にして短い演説だったので品の有る部類か。

オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

1.5

被写界深度が浅い画面が多かったり、ドぎつい役者の顔ばっかり映してたり、体の接写だったり、画が随分狭い。

ショット内での視覚ドラマが無さすぎるよ。
けどロングショットはまぁまぁ良いかなと思った。

ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年製作の映画)

1.5

終盤以外、画面の中心が顔ばっかり。
つまらない切り返しが多く、ショットの数が少ない。

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

3.0

序盤、自動車から下駄が面白い転がり方をしていたり、ボクシングジムに通う人間達とは思えない低レベルな暴力だったり、カットの妙な時間の飛び加減であったりと、とても良かった。

中盤からはそういったものが無
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

3.5

サイドミラーの映り込みとラストの長回しが印象的でした。
傾斜を活かしたショットもまた良いなと。

けど画と動きの種類が少ないし、作中作がしつこい。
プロポーズを繰り返している男の顔も嫌だ。

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

3.0

アクションや倒され方や武器に幅があって良かった。
奇行なのか正義の暴力なのかハッキリしない時間帯があるのも良い。

色がボヤっとしているし、40分間ずっと暗くてラストにようやく青空が出てくるという単調
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

2.5

あえて役者と台詞ばかりが目立つよう撮っているのか?なんにしても美術と被害者側の顔がつまらない。
棒立ちか拘束されての会話が多くて退屈。

ストーリー自体は好みなんだけど……。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

2.5

中盤までコンテにパンチはあった。レンズ選びが仰々しい面白みも出てた。
けど終始、動画と線と塗りが深夜アニメレベル。

短時間で2回同じ歌聞かせてきた事には神経疑うよ。

シンクロニック(2019年製作の映画)

3.0

バスケやストリップ劇場での飲みのシーンなど、痛々しいほど形式ばってる時間帯があるけれど、画と色と主役の黒人俳優の顔が良い。

長々とした能書きやお礼参りが無いのも良かった。

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

男がスマホで景色を撮影しながら「上手く撮れない」と愚痴をこぼす。
女が男のスマホを覗き込む。
その景色の写真は映画の画面に出てこない。

という具合で見せて良いもの駄目なものの選別が優れているので
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マイ・エンジェル 誘拐された娘(2017年製作の映画)

2.0

他に動く物が無い空間での立ち話が多すぎるし、ドラマが弱い。

けど、ネタの程度に見合った軽い見せ方はとても良いと思った。

外事警察 その男に騙されるな(2012年製作の映画)

1.0

黒色は潰れていて、白色は飛んでいるし、フィルターが強すぎる。
ごしショットとフェイスショットとソフトフォーカスばかり。
常に手ブレ。

美術や役者の数的に邦画における低予算ではないんだろうけど、画面が
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.5

背景美術のパターンが多いはずなんだけど、そういった煩さは感じなかった。
軽く撮られていて、癇癪DV夫以外はエピソード的に強い印象は残らなかったが、一つ一つの画面が少し良いなぁというのがずっと続いた。
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(1961年製作の映画)

4.0

キメ台詞と歩行が両立している…。
一番退屈に感じた病院のシーンが観ていて一番時間の流れが早く感じたのは何でなんだろう。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

演技といい画面といい全面的に大人しくも、少し良いなぁという物が最後まで続いた。

画面切り替えのタイミングが少し思わせぶりながらも嫌らしくなく、カットインアクションも度々出てくるけど、臭みが無い。
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.5

新しいさり気ない色がずっと続いていた。
黒とか潰れない限界を攻めているように見えた。

太陽光は既存のものだけど、濃い乾いたフィルターでのあの太陽光は見た記憶が無い。

劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

2.0

変化を描いてないからデザインが突然現れてただ消えていくのというのが繰り返されている。
それが一番顕著なのが、ラスト近くで重要なアイテムである笛?を寄こせと獣娘が言って、その笛に手を加えているのを見せず
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.5

ショットとオブジェクトの照明の場所が良かった。
時折、ドキュメンタリーのような飾り気の薄い画面でも勝負してくる。

ただ、後半にあった猿男のシーンと黒髪少年のシーンは長く感じた。

リーピング(2007年製作の映画)

2.0

俳優は良いけどカットが早い手ブレカメラ。
土地の繋がりを見せてないからフィールド感も無く、ただよくわからん物が映って高速で消えていくだけ。

エベレスト3D(2015年製作の映画)

2.5

登山物にしては画面が豊富。

登場人物の位置をバラバラにして、それぞれの健康状態とポーズが作られていた。