深夜アニメからきますたさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

深夜アニメからきますた

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嵐を呼ぶ男(1957年製作の映画)

3.0

顔じゃなくて動きが撮られているから活力が伝わってきた。

この主人公は当時におけるアイドル俳優なのだろうか?
垢抜けない顔がどうにも映画向けと思えなかったが…。

エターナルズ(2021年製作の映画)

2.0

太陽光以外はこの監督の仕事を感じられなかった。
たぶんコンテすら描いてないんじゃないかな。

眼が光るだの、眼からビームだの、残像残して高速移動だのと、映画として面白いものだとは思えない。
バストショ
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交渉人 堂本零時(2010年製作の映画)

-

役者の容姿と演技がスナックのママ以外、正視に耐えない。

テレビドラマ未満の制作規模と画面。
これが映画館でかかっていたとは思えないのでVシネなのだろうきっと。

目撃(1997年製作の映画)

2.5

黒色が主題の映画だろうけど、解像度の問題なのか黒色が潰れてしまっている…。

それを抜きにしたら酷い瞬間は無かったが、別段何か良いモノ観たなぁという気になる作品でもなかった。

バブル(2022年製作の映画)

2.5

背景美術の創造力、原画、動画のスタッフ力がとても高く、壊れる事無くアクションと共にカメラが移動しまくる。
けど良い点ってそれだけなんだよね…。
原画や動画が上からの難しい注文に応えているけど、その注文
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.0

パトカーの最初の長蛇の列と、移動式トイレでの真っ暗画面から里親の家のへのジャンプカットが印象深く残りそう。

シチュエーションの少なさが退屈だけど、似たような状況なのにショットで既視感を覚えなかった。
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KITE LIBERATOR(2008年製作の映画)

2.5

冒頭の噴射した蒸気でダメだと思ったけど、投げつけられたコップの物理的にアンリアルな動きを観て僕は姿勢を正しました。
捕物をしているのに緩慢さが目立つ走りの動画は演出なのか、スタッフが至らなかった結果な
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シービスケット(2003年製作の映画)

1.5

無様な画面は出てこないけど、面白い画面も出てこない。
似たような画面が最後まで続く。
役者に動きを与えれていないので、カット内で何か変化なり驚きが発生するという事が無かった。

鳴かず飛ばずの枯れたベ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.5

まるで練り上げられたボクサーの肉体のような映画で、無駄がなく素早い。

映画中盤、主人公がヒロインを自動車に乗せてドアを閉める(主人公は乗車していない)→駐車場所から100mほどドライブした画面。とい
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

1stカットと自動車を降りて村を散策している時と急坂のショットがとても良いと思いました。
散策シーンは声などでフレーム外に強い印象を持たれるよう撮っていたのかな。
一切同情せずに地震の出来事を聞き回る
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

背景美術を活かすための平凡なショットとキャラのポーズはかなり良いと思うけど、
キャラ線に力無いし、影がついてないから背景美術から浮いている。
動画は手描きというよりCGトレースしたかのような動きで、手
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

2.5

ナチの旗が映ったシーンが空間の面白さが出てて良かった。

匂いを感じないというか、感じさせない作品だった。
引用であろう画面も、極度に説明的な画面も無く
ボケ老人がそれなりに紆余曲折ありながら目標へと
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劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編(2021年製作の映画)

1.5

原画と動画のスタッフ力は感じるけど、キャラの姿勢がずっと硬いし、面白い動きが出てこない。

場面転換が激しい割にストーリーはチンタラとした進行。
水泳の事ばかり喋っていて、気の利いた台詞も無い。
感情
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ロブスター(2015年製作の映画)

2.5

序盤は楽しめたけど、以降はそれ程でもなかった。
監督はショットの事で手一杯なのか、役者に良い動きを授けれていないと感じた。

コメディ要素が有ると映画の説明文にあったけど、コメディというより映画マニア
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

ショットや繋ぎ方が非凡なのは分かるけど、何故そう感じたのか分からない…。
奇妙というか、物珍しさは感じた。

軍服と美術のコントラストは何気に良くて、特に序盤を彩った緑の木との対比が面白かった。

コラテラル・ダメージ(2001年製作の映画)

3.0

怒りに便乗した画の高速消化と、主人公の鈍重なアクションだった。
マッチョゆえに体が重そうで観ていて不安になったけど、そこが一種の面白みにもなっていたかなと。

能書き垂れずにさっさと行動に移ってるのも
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.0

会社には機能のある物しか置いておらず、無能が立ち入る事を許さない冷たさが出ている。
適正者と不適格者を判別する機械の画面の画質が悪いのは、スキのある物なのだという演出なのだろうか。

鮮烈さは感じなか
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ボクサー(1977年製作の映画)

2.5

倉庫のシャッターを上げたら大量に人が居たのと、公衆電話ボックスが崖っぷちに建ってたのは面白かった。

色のエグみが良い方向に出てるとは感じられず、ただドギツいだけ。
役者の顔がつまらないというのが一番
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

時間経過を釈然とさせず、画が流れ続ける。
相まって登場人物の表情やセリフも起伏が少なく感じた。

しかし、主人公である婆さんのヌードやトイレシーンといった毒気のある画を出してくる攻撃性が、映画の進行に
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マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

2.5

小麦畑を独りの遊び場にしていたヒロイン。いつの間にか遊び場が自作の池に移っていた。
スカートの中をガードするというキャラではなく、股を広げているポーズが多いのが小さな危うさとして機能していた。

あの
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コロニア(2015年製作の映画)

2.5

エマ・ワトソンが、しかめっ面で巨悪と戦っていた。
大量のじゃがいもの皮をナイフで剥いていた。
泳いでたりもしていた。
タイトなワンピース姿も見せてくれた。

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.5

なんか既視感のある色と美術だなと思ったら、洋ゲーのアドベンチャーで沢山見た事がある。
確かに居たくないとも思うし、冒険したくもなる感じが出てる。

1ショット内にある美術は少ないけど、その寂しさが奇妙
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

キメが無く、淡々と流れていった。
しかし惹きつけるものが多くあった。
他の邦画の平凡なショットと何が違って、何が良くて惹きつけられたのかは解りません。

螺旋階段が最初に出たとき、まさか俯瞰で撮るまい
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

1.5

画質の問題なのか、黒色は潰れ、窓の外は白飛びした所があった。

それを抜きにしても、講釈と動きのバランスが悪くて
口先ばかりで進行していったのが退屈だった。

ギャグも本人役とかお寒い。冴えないね。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.0

役者の動きが小さく少ないせいなのだろうか、声の演技を聞かせよう聞かせようと押し付けがましく感じた。
人と人との物理的な距離のパターンと画も足りてないんじゃないの。

ドライブシーンとラブシーンと演劇シ
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.5

取り合わせが面白かった。
スカート、森、ピアノ、変体、海、子供、原住民、それらは要素として合いそうにないけど、良く溶け込んでいた。

仕方ないとはいえ、ヒロインの顔が観ていて楽しいものではなかった。

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

2.0

デジタルなのにパリパリしてなくてジメジメした感じの発色が良かった。

撮り方自体は何も思うところはありませんでした。
後半30分は絶叫と顔芸ばかりで食傷になった。

息子のまなざし(2002年製作の映画)

4.0

カメラが移動して別の部屋が画面に映ると、別段どうという事の無い部屋なのに心を動かされた。
あっ、こんな場所があったんだみたいな。

そんな小さな事が面白く感じれました。

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2.5

画面の色と服と、金持ちである自分の家のすぐ外は不潔な一般人だらけという点に満足。
撮り方に癖を感じなかった。

Share the Pain(2019年製作の映画)

-

折り紙の鶴やスマホ画面を何度も見せつけてくる点や、40分の作品なのにさっき見せたカットを何度も見せてくる点、感情的なシーンになると演技がテレビドラマになるのとBGMがうるさい点、鼻水を見せつけてくる等>>続きを読む

マレーナ(2000年製作の映画)

3.5

俯瞰ショットで宣戦布告に沸く群衆を、別世界の出来事かのように自転車で突き抜ける主人公。

ヒロインを盗み見し続ける映画だけど、活力で溢れていた。

全部のシーンをとても楽しめた反面、観ていて何故か時間
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モデル・シチズン 忍び寄る魔の手(2019年製作の映画)

1.0

映画撮ったるぞ!という気概を開始3分までは感じたけど、以降はテレビドラマの画面になってしまった。

目を大きく見開いて恐怖の演技ってのは何度も観たくない。
あと、強くはない手ブレで平凡に撮られてるはず
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土佐の一本釣り(1980年製作の映画)

3.0

主人公が飲みに出かけるついでに筆下ろしを済ませると匂わせる→ブルマでランニングしている女子高生たちが「ファイト!ファイト!」と掛け声を発している。
なるほど、ユーモアがあるなと思いました。

ノリはゆ
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ヴィクトリア女王 最期の秘密(2017年製作の映画)

2.0

地元に戻ってからの最初のショットと次のショットが異質だった。
ああいうのが撮れるのに、明度を高くしてコメディ調の商品映画に徹したのか。
その点において監督の職人魂が瞬間に垣間見えました。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

なんという惜しみの無い作品だろう。

見たこと無いのデザインと見たことの無い動きが終始続く。
そしてこれくらい当たり前の動画ですよと言いたげに、ささっと次のものが別の動きを見せてくれる。

格別な作品
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男性・女性(1966年製作の映画)

1.0

わざと喧しい音を鳴らし続け、わざと変化に乏しい長回しを見せつけてきたけど
つまんない映画に仕上げたのもわざとか?

上映時間に対して良い瞬間が少なすぎるし、芸風がお寒いよ。