何か1つだけが画面を支配している事が無く
全てのシーンが次の画面へのパーツという構成だった。
ゆえにワンカット単位での見栄えや面白みは
別段どうという物は無く
作品1本単位の総合点としての秀作を狙っ>>続きを読む
なかなか良いコンテだと思うし
飛散する石と
大きなメカへの書き込みも味があった。
序盤に何度か出てきたループアニメが
ループに入るまでの時間が短くて見っともなかったし
慣性の法則と重力を
動画として>>続きを読む
何かが致命的にダメだとは思わないが
シリアスというよりは堅苦しいだけの作品だった。
序盤から映画的に何も出てこなさそうだなと感じたけど
終始、本当に何も無かった。
中盤からは表情と発声の演技ばかり>>続きを読む
常に弱めの手ブレ撮影。
上半身ばかり撮ってるし
上半身裸の男がやたらと出てくる。
役者に容姿の魅力を感じなかったし
良い所作もしてなかった。
画は豊富なんだけど
不潔な物とヨレヨレの布ばかりでもあ>>続きを読む
まずまずのショットと
豊富な画と
後を引かない的確なカットが最後まで続く。
大げさ具合が
観者の画面期待度を良い意味で下げてくる。
アクションになるとカットは早くなるけど
役者が良い動きができない>>続きを読む
現代となっては賞味期限10分の画面構想としか感じなかった。
色が単調だし
唇の接写カットのしつこさは
勘弁してくれよと。
頭上焚き火と
血がおが屑というのは印象深く残りそう。
序盤は退屈。
娘が出ている時間は全部退屈。
ソロライブ中もつまんない。
けど主人公二人が物語を駆け上がっている時間帯は
序盤の退屈さが吹き飛び、同時に画面も走り出す。
相乗効果を感じました。
照>>続きを読む
掴みどころが無い画面とか
部屋の中のオブジェクトのデザインから
監督は芸大出身なんだろうなあ
という匂いがした。
街頭や行き交う自動車や家屋などが
映画のために用意された物には見えない。
小規模制作>>続きを読む
冒頭、えっ?となる時間処理というか
通常の映画ならあるはずのシーンが無い。
冒頭ほどではないけど中盤まで
シーンが欠けたような
妙味のある編集が続いてた。
フィルム撮影なんだろうか
落ち着いた色合>>続きを読む
可愛いけど可哀想なワタシを作るための上目遣い。
セクシー100%な表情を作り続ける男優たち。
エキストラをできる限り使わず
フレーム外から何も出さない事で
主演たちだけの青くさい世界が演出されていた>>続きを読む
嘘、大げさ、紛らわしい。
そんな表現が合っている作品ではないでしょうか。
シンクで手を洗う…と見せかけて
次のカットは別人が足をシンクで洗っていた。
ここからこの映画の本気が始まる。
それまでは何>>続きを読む
多くのカットで多人数のエキストラが行き交っている。
なのにクドさは現れず、画面にエネルギーを加えていた。
仕切りの外は機械と人だらけなのに
居るのはスタッフだけという
パチンコ屋の玉を補充する空間が>>続きを読む
驚きは無いが堅実な作品。
堂々と見せてくる割にはつまらない1stカットに加え
バストアップとソフトフォーカスで
表情の変化を画面の主役に据えてばかりの序盤。
ドラマが加速するとそれらの悪癖がどこに>>続きを読む
宇宙だから色が少ないのには目を瞑った。
シリアス物だから喜怒哀楽が薄く、単調なのにも目を瞑った。
光が少ないのも当時のCG技術として難しいかったのだろうから目を瞑った。
けど、つまらないのは見過ごせ>>続きを読む
空間が退屈。
オブジェクトが人に影響を与える事が少なかったのに
立ち話ばかりしてたのが原因じゃないか。
役者も良い動きをしていない。
物理的なハッタリが利いたCGと
仰々しさとシリアスさのギャップに笑いの要素がある。
そういう点でも部族はいい味出てた。
能書きや語りは可能なかぎり削ぎ落としているのだろう。
耳をふさいで観ても
視>>続きを読む
高低差のある時のショットと
何気無いレイアウトがまずまず良かったかなと。
ドラマをマジ語りしてる時の画面が
それらと比べるとつまらなかった。
そういう時間帯が終盤に近づくにつれて増えてしまう。
序>>続きを読む
格好良さや豪快さが100%になりがちな題材だけど
この作品はそういった要素も抑えつつも
カメラが遠目になった際
シリアスさに水を差すような客観性の強い
少しマヌケに見える画面も交えてくる。
大量のデ>>続きを読む
画面の繋ぎと役者の運動性が良かった。
非現実的な色にも
ストーリーとの相乗効果を感じた。
けどラスト10分は声の演技が全面に出て
運動性が薄れてしまっていたのが残念。
序盤でも悪目立ちしてた潰れた黒>>続きを読む
驚異と人間を同一ショットにいるのを少なくしていた点が
良い嘘臭さと
良いもったいぶりになっていると思う。
メイキング映像を見せてくる点以外は
質素な面白さに溢れていた。
他の良作を強く参考にしていたのだろうか
望遠の使い方が全体のクオリティから浮いていた。
中盤まで目への接写が多くてウンザリ。
以降は出なくなったので、コンテを描いた人が変わったんかな。
肘と膝がカ>>続きを読む
多くの映画は観客を気持ち良くさせるために
股間を弄ってきたり
あるいは観客が自ら股間を擦りたくなる
そんな仕掛けを施してくる。
けどこの作品はミロのヴィーナス像を
そっと見せてくる感じ。
ミロのヴ>>続きを読む
小物1つ1つに気を惹かれた。
とりわけ懐中時計の写真の微妙なナルシズムには草。
シリアスとコメディが良い塩梅で混じり合ってて
想像力を掻き立てられる。
冒頭のシーンで
自動車がカメラ手前に進路を取>>続きを読む
便利な美術も、容姿も演技も良くはない役者という
厳しい材料の中
平時の撮り方で決定打を与えないまずまず多彩なショットと
見せる物が少ないなりの的確なカットの間が良かった。
顔芸キャラと絶叫と
負傷メ>>続きを読む
これ見よがしなやり方に耐えれるほどの画面ネタとは思えない。
シーンの繋ぎも放棄気味で
巧みさも面白みも新鮮さも無い。
美少女だけが救いだった。
極力、視線の先を1画面に映さない事によって
サスペンス性がとても高まっていた。
けど暴力が薄くなってからは
語りが悪目立ち始めてしまった。
石の壁を背に、プロポーズした場所に何か埋めただのと
二人で>>続きを読む
近年のコメディ邦画にしては珍しく、
セリフによる念押しが無いのでクドくない。
役者の顔芸や所作や口調によって期待値を下げつつ
画面は中々立派というギャップが巧み。
ロングショットでもスカスカになって>>続きを読む
退屈というより寒い。
手ブレカメラでソフトフォーカスさせて
バストショット。
そのままズームさせてフェイスショットにしてみたり、
カメラを振って次に喋る人物を映す。
能書き垂れてる人間しか映すものが>>続きを読む
橋の上での熱い血闘。
煽りのカメラで空が映ってる。
その爽やかな青空が、二人の熱さへの冷やかしとなっていて
血闘を少し何だかマヌケに見せてくる。
そういった絶妙な塩梅が満載で
フルタイム楽しませて>>続きを読む
画面の主成分が分散していて
1点に絞らせていない。
フレーム外の使い方に感嘆。
視線、フレームイン、ドアからの入場…。
それらもフレーミングや色や
レイアウトが優れているからこそ
映えた事なんだろ>>続きを読む
映画というよりテレビ番組みたいな感じだったけど
山を活かした危険なアングルがキマっていた。
デジタルの高解像度のおかげか、
雪がちゃんと画面の色として成立してたし
粒粒まで映っていて生々しかった。>>続きを読む
動画量はとても豊富だけど
動いているのはエフェクトやビームとか爆発が主。
それらもキャラも直角的に動かしていてるから
すぐ飽きちゃう。
キメのカットばかり。
アップが多すぎる。
そして画面の連続>>続きを読む
題材を活かすための
間をすっ飛ばした繋ぎ。
色は小便カラーのフィルターと潰れ気味の黒。
高速カットに加え、アングルを目まぐるしく変えてくるので
冒頭で画面酔いした。
美術自体は良いんじゃないかな>>続きを読む
人物を追いかけてる時の撮影に
面白みが幾分あった。
ロケ地の魅力なのか
ショットが少し優れているのかは分からないけど
この手のジャンルにしては画面もマシなのかなと。
観客は小学生を対象にしているか>>続きを読む
美人無し、コメディ無し、ハデな物を撮らない、濃い演技無し。
ノンフィクション性を高めるために
画面の表現域を極度に狭めているけど、
そういった制約の中ではよく撮れていた。
カットが画面やシーンの賞>>続きを読む
軽く見える光と色作り。
その軽さが題材との相乗効果があった。
能書きや感情を撮ってる事が最小限で
爽やかな印象。
FPSのシーンが気に入りました。