きぃこさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

きぃこ

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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

4.0

すっかり作品のペースに巻き込まれて、気づけば大いに泣いていました(笑)。はまり役の俳優陣も観ていて楽しめますし、ラストの熱唱は必聴です。原作の味わいと、韓国のエンターテイメント性が、上手くタッグを組め>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

5.0

理屈不要!とにかく「楽しかった!」の一言に尽きます。観てみたかった夢を、全部観させてもらった心地です。これまでどちらかというと宮崎駿さんよりも高畑勲さん派だったのですが、やりたいことが思う存分に詰め込>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

子どもたちと、彼らと共に過ごそうとする大人たちの姿を、少しでも現実味をもって描き出そうとする監督の真摯な気持ちが伝わってきました。フィクションならではかなと思われる展開も無いわけではありませんが、寄り>>続きを読む

メガマインド(2010年製作の映画)

5.0

こんなに面白い作品が、なぜDVD化されないのか疑問……。現在、AmazonやiTunesでレンタル視聴できます。悪役から見た、悪役による、悪役を楽しむための作品。悪役を愛さずにはいられず、最後まで応援>>続きを読む

八月のクリスマス(1998年製作の映画)

5.0

いわゆる「恋愛映画」というジャンルにさほど興味をそそられない私ですが、この作品は最も好きな恋愛映画のひとつとなりました。記憶の断片を並べていくような作風も素敵です。恋をするって、掛け替えのないことのは>>続きを読む

わんわん物語(1955年製作の映画)

4.0

クリスマスにぴったりの作品です。犬たちの愛おしさと名曲に心ほぐしてもらいました。ディズニー長編アニメーションの中では、地味な印象を与えかねない物語ですが、丁寧で安定したキャラクター描写と名曲の数々は他>>続きを読む

スプラッシュ(1984年製作の映画)

5.0

人魚の描き方が面白く、登場人物たちが魅力的で、とても気に入りました。ディズニーの挿入歌に思わず笑ったり♪エンディングで歌を流し、歌詞内容で総括する手法は好きではないのですが、この作品は歌詞がラストにぴ>>続きを読む

ピノイ・サンデー(2009年製作の映画)

4.0

二人の男がソファーを運ぶ、というごく単純な筋立てに惹かれて鑑賞。一見平凡な出来事でも、その背景には人間模様や社会情勢があり、それらが塩梅良く絡み合っているところに日常の愛おしさを感じます。二人の憎めな>>続きを読む

レ・ミゼラブル(1998年製作の映画)

3.0

これまで帝劇のミュージカルばかり観てきたので、少しでも違うと、それだけで新鮮な驚き!興味深かったのは、ミュージカルでは私があれだけ毎度泣いたジャベールのラストで、今回はまったく泣かなかったこと(悪い意>>続きを読む

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

邦画に疎く、自分ではなかなか良作を見つけられない私に、邦画好きの後輩が薦めてくれました。綿密でしっとりとした人間描写は、なるほど、邦画の魅力として存分に味わうことができました。他の現代邦画も観てみたい>>続きを読む

カルテット!人生のオペラハウス(2012年製作の映画)

3.0

家族がレンタルしてきたので鑑賞。俳優陣の熟れた演技は見応えがあり、ストーリーも悪くはなかったと思うのですが、説明台詞が多い気がしてしまい、若干退屈してしまいました;晩年に観れば、また印象が異なるかも?

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.0

刑務所という現実と向き合う場所で、目を疑うような魔法が起こるという、とても不思議な物語でした。でも、現実から目を背けることは決して無く、人間模様が最後までじっくり描かれていたので、心動かされました。

イロイロ ぬくもりの記憶(2013年製作の映画)

5.0

冬空の下、とっても温まる作品を観ました。手はかじかんでいるのに、胸の辺りがぽかぽかするようで……男の子とメイドさんをはじめ、シンガポールに生きるどの人物も素晴らしかったです。クライマックスは名場面。

ベイマックス(2014年製作の映画)

5.0

「アナと雪の女王」で消化不良だった私は、ディズニーファンとして次なる名作を切望していました。期待半分、不安半分で映画館へ……大好きな作品がまたひとつ増えました。観たかった場面、観たかった悪役がここに!

神は死んだのか(2014年製作の映画)

3.0

終盤は、あら おや まあ、という展開でしたが、考える機会になりました。自分で言うのも何ですが、すすり泣く人や首を傾げる人に混じって、どの宗教もろくにわかっていない私が無い頭フル回転で観ている光景が絶妙>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.0

茶目っ気のある部員たちが楽しませてくれました。ただ、男子生徒によるシンクロが話題になった公開当時に観ることができず、10年以上も経ってからようやく観たので、新鮮味が薄れてしまったのが勿体なかったです;

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

4.0

原題の重み、ギンティの心情に涙止まらず。ディズニーファンのひとりとして、素敵な作品たちと制作陣に感謝したい気持ちでいっぱいに。主演も信頼できるお二人ですし、「メリー・ポピンズ」が一層好きになりました。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

4.0

ミュージカル界での名作ですが、初めてちゃんと観ました。私は初見なので特に抵抗はなかったものの、ミュージカルファンの中では意見が分かれるかも?でも、子どもたちが大人を救う力はリアルに伝わってきました。

先生、キム・ボンドゥ/ぼくらの落第先生(2003年製作の映画)

4.0

教育関連の映画が好きだと話したところ、韓国人の先生が教えてくださった作品。案の定、子どもたちに泣かされました……。原題は「先生、キム・ボンドゥ」。ボンドゥは封筒(=袖の下)とかけているので、封筒先生。

恋愛の目的(2005年製作の映画)

4.0

いやぁ、参りました。前半はひっどい男だと呆れ果て、微塵も感情移入できなかったのに、中盤まさかのボロ泣きで、ラストはひっどい女だけれど最高に可愛いと微笑ましく思いました。恋愛ものは韓国作品が好きです。

待ちくたびれて(2008年製作の映画)

4.0

大好きな俳優が入隊してしまった間、韓国女性の「待つ」気持ちを覗いてみたくなり鑑賞。韓国での兵役の予備知識が少しでもあると、感情移入しやすいかと。私は終始バンドの片想いの女の子にキュンとしました(笑)。

ファッションが教えてくれること(2009年製作の映画)

5.0

リアル「プラダを着た悪魔」!私はファッションに疎く、奇想天外な展開が用意されているわけでもないのですが、1分も飽きずに終始前のめりで魅入りました。アナの私服が感動的。カメラマンの絡みも最高。個性豊かな>>続きを読む

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

4.0

原作を薦めて頂いて読んだので、映像化をぜひ観たくて鑑賞。コンパクトにまとめる必要があるので、描かれなかった場面があったのは惜しいですが、再解釈を充分に楽しめました。中学生時代の真緒の再現度が凄い、素晴>>続きを読む

シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

5.0

ラストが切ない……!!俳優さんたち全員の熱演が、現実の物語として伝えてくれます。翌朝も、場面場面を思い返しながら起きました。人であること、逆に、人でなくなることの境界線はどこなのだろうと、今も自問中。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

5.0

事前情報が“青が美しい”のみだったので(笑)、こういうテーマだったとは露知らず驚きましたが、主演二人の心理描写が現実味に溢れていて素晴らしかったです。噂通り、青の出し方が心憎い!青の消し方も絶妙!

みんなの学校(2014年製作の映画)

5.0

文字通り「みんな」が行ける学校が、本当にあったとは。あまりの温かさに、会場から笑い声やすすり泣く声がもれる程でした。ここで学んだ子どもたちは、将来誰とでも親身に支え合える大人になっていくのでしょう。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

5.0

手足の感覚が無くなるような二時間でした。演出の其処彼処に監督の想いが感じられます。エンディングを観ると、遡って場面場面を思い返さずにはいられない……。エンドロールがすべてを物語り、脳裏に焼きつきます。

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