頭痛もちさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.9

下手に近づいたら危ない男と、側にいるだけで凄く人助けをしている女性の話。

シュチエーションスリラーとしてはなかなか良く出来てました。
何より演出がうまい。最初の一人芝居はちょっとついて行けなかったで
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

激しめな自分探しの旅。

海外ドラマ「トレッドストーン」を観る前に復習で、再鑑賞。
かなり前の作品なので所々忘れていたり。

ダグ・リーマン監督の演出が冴えわたり、アクションは派手さがないものの、身近
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フラガール(2006年製作の映画)

3.7

観るとスパリゾートに行きたくなる。
この作品観るまでハワイアンズのフラガールのショーちゃんと観ることなかったので、そういう意味では大成功。

蒼井優、松雪泰子、トヨエツ、シズちゃん、ホント皆適役。
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

本日観てきました。

炎上騒ぎもあり、黒の組織、灰原メイン、公開前から何かと話題に事欠かない今作。

オープニングも凝ってたし、ストーリーは灰原救出と言う事でいつもと違う熱くひたむきなコナンが良かった
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

和風アメリみたいなテイストの作品

綿谷りさの原作は、巧みな心理描写で文章は非常に面白いけど、淡々としたストーリーはあまり映像化に向いてない気が。ですがこれは大成功。

のんさんの瑞々しく優しい雰囲気
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.7

初めて劇場で観たコナン映画。
デートだったような?何十年前だ笑?

たしか別のハリウッド大作(トラフィックだったと思う)を観るつもりが満席で仕方なく観た記憶が。
こっちにして大正解でした。
下手なハリ
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

3.2

中村倫也の無駄遣いの作品(いい意味で)

携帯の普及でクローズド・サークルネタがやりづらくなりましたが、これなら無理なく屍人荘に閉じ込められるので反則気味ですが、アイデアは素晴らしい。

トリックもス
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

坂本龍一先生に追悼を。

沢山の素敵な音楽をありがとう。

そして、この作品では実直なヨノイ大佐役、素晴らしかった。
初めての感情に戸惑う難しい役を見事に演じてました。

作品は銃撃戦も派手な爆破シー
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.7

なかなか素晴らしい配役。
酷い出来が多い漫画原作の作品の中では充分、合格点。

吉沢亮や新井浩文はいい仕事してます。

橋本環奈の照橋さんは、ちょっと背が低すぎる。ただ、あざとさを上手く隠す美少女役は
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

4.1

久しぶりに乗った飛行機の機内で観ました。
絶えず笑わせてくるので、笑い堪えるの大変。


2人の掛け合いが完璧!!さすがです。

娘の幸せを願うからこその空回りが面白い。
ストーリーとしてはもう少しひ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

喪失感を乗せて心の再生の旅へ

なんか凄い映画。村上春樹へのリスペクトを感じました。
上映時間は長くもあり、心の再生を描くにはこれくらい必要という思いも

車の中での高槻、みさきとの会話から妻への理解
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怒り(2016年製作の映画)

4.4

それぞれのやりきれない想いに圧倒される作品。

私個人的に、主役で出てる作品だと個性が強すぎて、観るのを敬遠してしまう俳優がいます。

特に
松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、森山未来。

この4人は非
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.3

女の友情ものの最高傑作。と思う。

劇場観に行ってからだいぶ経ちますが、もっと評価されていい作品。
土屋アンナ綺麗。大女優になるかと思ってたけど、そうでもなかったけど。

土屋アンナも深キョンも素でや
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

曜日毎の日替わり中村倫也。

結婚してもこれなら飽きないですね(笑)
ご結婚おめでとうございます。
お相手がミトちゃんなんてびっくりです。

という事でご結婚報道を観て、気になってた本作を鑑賞。

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ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

全編FPS視点の体感型映画。

ストーリーが面白いかどうかは別として、、。
新しい試みに拍手。

自分が主人公になった気分を味わえるけど、揺れなどでイマイチ入り込めない。あと、単純に視野の制限でかなり
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映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.2

親ははっとさせられるテーマでした。

久しぶりのドラえもん。
大きくなった娘に誘われて(ゲスト声優目当て)ピースケ以来?劇場鑑賞です。

宝物は君なんだとか、そのままで大丈夫。なんて言葉かけてあげれた
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

観ている間、まさにこちらも黙って息を呑む作品。

よくできた設定でホラーに必要な緊張感を最後まで維持できていて面白かった。
母は強い!

一度は誰しも注意したり、されたりした事あるだろうし。
(静かに
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亜人(2017年製作の映画)

3.6

ジョジョ+無限の住人?で舞台が現代のバトルアクション作品。

原作未読。
細かい設定がよくわからなかったのでストーリー、主人公の内面を理解しずらい。

ただ、アクションやCGは、邦画にしてはなかなか頑
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.5

ジョントラボルタとニコラスケイジで、
「私たち、入れ替わってる??」(笑)

何気にアクションもので一二を争うほど好き。

主役の2人はもちろん、奥さんたちも上手い。
アクションも凄いし、ジョンウーお
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

三度目の殺人は、誰が誰を殺めたのか?
是枝監督版薮の中。

三度目の鑑賞。劇場、TV、配信。
供述が二転三転してストーリーが動いていく話ですが、事実が出ては余計わからなくなる話。
福山が「さっぱりわか
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追憶(2017年製作の映画)

3.0

昭和の哀愁漂う和製ミステックリバー。

降旗康男監督×今の映画界を担う豪華キャスト陣
って事でかなり期待してましたが、、。ちょっと残念。

昭和な演出、雰囲気(特に長澤さんの役は昭和の妻)と、携帯やパ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.2

舞台に負けない力強い作品。

ヒュー・ジャックマン、ラッセルクロウ、アンハサウェイが圧巻の演技を魅せる。

特にヒュー・ジャックマンはグレーテストショーマンといい、ミュージカルだとホント魅力的。

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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

3.6

夏目雅子は鬼龍院華子ではない。
それが一番驚いた。
なめたらあかんぜよ。でした。
軽く観れる感じではない。

養女の松恵は、娘の華子と比べるとあまりにも不憫。
けれど鬼政に1番義理を通したのは松恵だっ
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

3.8

このコラボは正解でした。
キャッツアイ懐かしい!

キャッツアイの話あまり覚えてなかったけど、観ながらだんだん思い出しました。泥棒する理由とか。武器もハイテクな感じになってたけど、やっぱりカードを投げ
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.8

信長と濃姫の激動の人生を新解釈で。

単純に人間ドラマ、夫婦のドラマとして面白い。

キムタクは、まあ予告とかのイメージ通りだけど、綾瀬はるかが心境の変化を自然にみせてうまい。

せっかくの大友監督な
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夜叉(1985年製作の映画)

4.5

夜叉を心に宿してたのは女の方だった。

健さんの出演作でもかなり好きな作品。
健気な妻のいしだあゆみも良かったけど、やはり田中裕子。
ヤクザの世界に戻る理由には十分すぎるほど魅力的。そりゃ頼まれたら断
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.8

豪華キャストの無駄遣い。
特に斎藤工

これだけ派手に銃声が響けば、すぐに大問題になりそうだけど、、。警察は一向に来ない。
この作品は、細かい事気にしちゃダメですね。

宮沢氷魚と玉城ティナの狙撃の的
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真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)

3.4

退屈でつまらない「僕」が見つけた居場所は、ファイトクラブ??

変化球の青春映画。
大学の頃、この主人公に似た状況で、ようやく出来た友達に変なバイトやら危ない集まりに誘われたのを思い出した。すぐ関係を
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大奥(2010年製作の映画)

3.6

NHKで連ドラ開始と言うわけで、柴咲×二宮の吉宗編。

あくまで序章的な話なので、これだけ見ても確かに原作の凄さは表せない。

二宮水野は原作とはイメージだいぶ違うが、嫉妬をモロともしない飄々とした雰
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

暴力シーン苦手とか言わずに見てほしい。
ある刑事の信念の物語。

役所広司ありきの作品。
大上を魅力的に演じていて、荒々しくもカリスマ性満点。

海街diary(2015年製作の映画)

3.7

こんな四人姉妹普通にいたらびびる

でも映画の中の四人はホント自然。普通にいるし、普通に悩むし、何か心に抱えながらも生きてる。

大きな事がある訳でもないし、淡々と過ぎてく中で心理描写が素晴らしい。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.5

ドーナツには穴がある?ストーリーに穴がある?

アガサクリスティ作品みたいな展開を期待してたけどなんか緊張感もなく。
もう少しサスペンス的な演出を全体的にしてくれると集中力が続いて良かったかな。
軽い
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.1

原作未見はお断りな作品。

私は一切何の予備知識も無く観たので、ずっと頭に???が。

なぜ胸に手を当てたら見えるの?
冷川さんはいわゆる二世??
あんな事件があっても普通に暮らせるの?
なぜ通行人皆
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.7

「銀の龍の背に乗って」が流れたらもう心をを持って行かれます。

コトー先生にまた会えたって印象。
16年経ってましたが、コトー先生はずっと島で暮らして島の人達を支えてくれてたんだろうと当たり前に思えて
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

2.5

願いを叶えるには対価が必要。
同じ毎日じゃ意味がない。

うーん。
蜷川作品の色調と原作の世界観は合うと思ったがそうでも無かった。
セット、衣装が、CGが主張強すぎて神木隆之介の演技力でもイマイチ安っ
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.8

小説のあらすじを知らないほうが絶対楽しめる作品。映画のほうが分かりやすく丁寧。

前田敦子の演技が苦手で敬遠してたけど、小悪魔的なだるそうな演技が意外とハマってて良かった。

懐かしい場面満載。
当時
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