LilyKさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

アレンデール城のクリスマスの薪(2019年製作の映画)

4.0

ただ、ひたすらに薪。薪をくべられた暖炉をひたすら見つめる、癒し系の一作。なにも考えずに癒しを求めている時に、ボーッと見つめていると、心が落ち着く。たまに通るオラフがかわいい。

フライトプラン(2005年製作の映画)

3.7

記入洩れに気づいたので改めて。
ある意味予想通りだったけれども、期待していたほどではなかった印象。
娘のために頑張る姿は応援したくなったけれども、周囲の対応は心が折れてしまってもおかしくないほどだな、
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

3.1

記録洩れに気づいたので改めて。
映画館で観て、残念に思ったのを記憶している。『グラディエーター』を彷彿とさせる本作は、素晴らしいシーンはいくつかあるもののらまずキャスティングの時点で、肌の色が史実と異
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

3.9

とにかくかわいいロマコメ映画。とてもピュアで嫌みのない作品で、嫌う人はあまりいないんじゃないかしら、という印象。終始ニコニコしながら観てしまった。
ベン・ハーディとヘイリー・ル・リチャードの演技に嫌味
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ダイアナ(2013年製作の映画)

3.3

記録洩れに気づいたので。
悪い作品ではなかったし、ダイアナを語る切り口として、悪くもないとは思ったけれども、やはりこれはちょっと違うんじゃない、と思う部分も少なくなく…。
期待していた内容との解離が激
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ダイアナ:ザ・ミュージカル(2021年製作の映画)

3.0

ものすごく酷評されていたのを見て、関心がわいたので鑑賞。酷評される理由がよく分かった。こりゃあ、酷評されるよね、うん……。
どういう意図で作られた作品で、どういう気持ちで演じているのかな、と思ってしま
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

3.4

ジェンダー平等について考えさせられる作品。
映画『バービー』と比較している人を複数見かけたので、早速鑑賞。テーマもストーリー展開も私好みのはずなのに、何故か全然填まることが出来なかった。なんとなくだけ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

エドガー・ライト監督、またもすごい作品を持ってきたな、という印象。スタイリッシュで、スリラーでありホラーでもあり、ミステリー要素もあり、でも少女が女性へと成長していく物語でもあり。時代も反映しているし>>続きを読む

スルー・マイ・ウィンドウ:海の彼方へ(2023年製作の映画)

3.5

Wattpad系小説の映画化作品続編。原作のラインナップを観ると、続編は兄弟の話のようだったけれども、本作は変わらずアレスとラケルの物語なので、オリジナル展開なのだろうか?
前作が良かった分、今回は少
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ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.9

18世紀英国文学研究の授業でその存在を知ってからずっと気になっていた、ジョージアナ・キャヴェンディッシュのお話。ようやく鑑賞。
18世紀当時の英国社会において、女性がどのような役割を担っていたのか、そ
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テイラー・トムリンソンのクオーターライフ・クライシス(2020年製作の映画)

4.0

YouTubeでずっと気になっていた、テイラー・トムリンソンの傑作スタンドアップコメディー。本当に面白かった。とてもキュートだし賢い女性。なのに自虐ネタも多い。それも面白い。年齢的に共感できるネタもす>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.9

良かった、けれども、あくまでもアメリカ側から描いた作品というか、アメリカ目線の作品かな、とも感じた。先進的なアメリカと保守的なUKというイメージをつけすぎているように感じた。
作品としてはとても良かっ
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プリティ・ガール(2004年製作の映画)

3.8

ずっと見たくて、見る方法を探していたアメリカの定番ラブコメのひとつ。ようやく見ることが出来ました。
ストーリーは少しありきたりだし展開が早いかな、と思う部分もあったけれども、後半で予想していなかった物
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

3.8

分かりやすい、入れ替わりもののファミリードタバタコメディー。ペットを含めた家族全員が入れ替わるというのはなかなかないので、斬新だと感じた。
クリスマス映画ということもあって、ある程度の型にはまった、安
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Fair Play/フェアプレー(2023年製作の映画)

4.0

評価が賛否両論のようだけれども、個人的には良い作品だと感じた。ありそうでなかったというか、新鮮に感じた。あまりこの言葉で片付けたくはないけれども、女性ならではの視点や切り取り方がうまいと感じた。
男女
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

5.0

ディズニー創立100周年を記念する一作。アニメーションスタジオのキャラクター大量出演の超豪華な一作。
字幕版と吹替版、両方を鑑賞。それぞれ、異なった感慨を覚えた。同じ声のキャラクター、残念ながら声が変
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テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

最高。とにかく最高。語彙力がなくなるほどに最高。これを最高といわずに
何を最高と呼ぶか。
10作のアルバムを引っ提げてのツアー。どの曲を聞いても、様々な思い出が蘇ってくる。どれだけ長い間、Tayの楽曲
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ミズ・マーベル ガイドブック(2022年製作の映画)

4.5

予告映像のようなものだったけれども、ここに登録されるので合ってるのかしら…?
とにもかくにも、短時間ながらもミズ・マーベル視聴へのテンションが高まる良い映像でした。

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.3

ガールズパワー炸裂のヒーローアクション映画。
もともとキャプテン・マーベルもミズ・マーベルも大好きで、モニカにも期待していた私にとってはとても幸福な時間が続いた作品。とはいえ、もっともっと素晴らしい作
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

なんだかプロモーションがうまくいっていなくて損してしまっているような印象。
原作はアガサ・クリスティの『ハロウィーン・パーティー』なので、ハロウィーンらしいホラー作品になることは当たり前なのだか、宣伝
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ペイン・ハスラーズ(2023年製作の映画)

3.5

うーん、少し期待はずれだったかな、という印象。
題材もプロットも、何より出演者も好きだし素晴らしかったのに、それらを活かしきれていない作品だと感じた。イエーツ監督とは、やはりセンスが合わないのかしら…
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正欲(2023年製作の映画)

4.5

本当に素晴らしくて、ここ数年の邦画の中で一番心に刺さった作品。
キャストがダブルガッキーの時点で確実に観ることを決めていた本作。事前に原作も読了済み。本を読みながら、この作品を一体どうやって映像に落と
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.6

なにも考えずに、気楽に観られるコメディ作品。嫌いじゃない。寧ろ好き。
研究者兼作家というサンドラ・ブロックのキャラクターも、ポンコツなチャニング・テイタムも、ブラピの無駄遣いも、どれも余すこと無く面白
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

予告から何度観たいと思ったことか。ようやくの鑑賞で満足感がすごかった。
監督の前作である『ブック・スマート』とはだいぶ異なる作風。ただし、女性監督らしさは本作でも顕在。
レトロさと近未来の両側面を持ち
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.8

適度なB級感に、神キャスティング。
物凄く予算を使っているアクション映画ではないからこその工夫が光っていたように感じた。カレン・ギランのスタイルを活かしたアクションはまさに圧巻。そこに今年のオスカーの
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

前作と比較すると、少し求心力に欠けるものの、ブラナーらしい演出で丸く押さえた印象。
基本的には「もうみんな物語の筋は分かっているよね」と言いたげな作り方、という印象もある。ブラナー作品は華美な画力が特
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きっと、それは愛じゃない(2022年製作の映画)

4.6

試写会ありがとうございました!

予想していた通り、私の心にぐさりと刺さるロマンティックドラマコメディーでした。「結婚」「夫婦」をテーマに、複数の民族や宗教の文化という視点から描かれた本作は、まさに2
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