胸糞な話を真正面からちゃんとやり切っているところに好感。終盤のとあるシーンも映像として見せており、ごまかしがないのも監督の強い意志を感じる。
何百回と作られてきた典型的なロマンティックコメディーだけど、このような物語を作り出せるのはハリウッドだけだし、それこそがハリウッドの本質ではないかと思う。ラストからのEDロールの多幸感は『メリーに首っ>>続きを読む
変化球のようでド直球な愛に溢れた物語。ラストの締め方が最高に幸せな気分になれて好き。
アニメーション自体はさすが。ただ音楽が絶望的にダサい。この題材でそれは致命的で、ミュージカルシーンがメインの後半は苦痛でしかなかった。
良くも悪くも庵野秀明ではなく樋口真嗣の作品という感じ。庵野秀明が樋口真嗣を信頼しているのは分かるが、シン・ゴジラのような明確な上下関係がない限り、実写作品に関しては相性の悪い組み合わせだと思う。
シネマヴェーラ渋谷の特集上映にて。お話は原作通りというかほぼそのまま。フィルムが劣化しすぎてよー分からんというのが率直な感想。
3人の主人公たちの前に少し進んだようで、でもまた元に戻ってしまいそうな儚さ。いずれ消えるものだとしても、いま幸せであることの素晴らしさ。