最高だったと、そう言いたい。これが人間だ、そう思わされる映画。理屈(理念)はもっともでも、理不尽な世の中で生きていかなきゃならない。ただそのなかでも大事なものを見失わないことが大切なことだ。
三郎(山>>続きを読む
最高だった...。天使の涙も早く観たいが、ウォン・カーウァイはスクリーンで観たいな。去年ちゃんと観ておけばよかった。
戦前の作品とも思えない朗らかさ。
後になるほど川島作品はかなり洗練されていっているのだとわかる。
青べかで河を漕いでいく、低い家屋たちを眺めやっていくショット。開発、工場の煙。楽しく活力溢れる民衆の生活の裏腹に、ところどころに危うさがチラつく。夫婦喧嘩する床屋の手に持たられた剃刀。ナイフを持つ先生>>続きを読む
キャラクターが平板。風俗上がりのお姉さんを有村架純にやらせてるわけだけど、「そういう人」を撮りたいというような「趣味」がダダ漏れで、描きたい対象への愛がまったく感じられない。そもそも描きたい人像が既に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
キャッチコピーは「誰も見ることはないけど 確かにここに存在してる」、らしい。映画からカットされて誰にも見られないような映像のようなものも、あっていいのだと肯定したい、といいたいのはわかる。こういった映>>続きを読む
フランキー堺の躍動、車内にひしめく人、人、人、狭っ苦しい車内の厨房でのドタバタなどなど、もう楽しくてたまらない一時間半弱。こんな特急なら七時間半でも乗ってみたい...こたないか
「とんかつ大将」「東京マダムと大阪夫人」に続けて観ましたが、カラーのシネスコで、一気に雰囲気が違うねとやられる。それもきらびやかさと賑やかな人びとを映し出すのに活きていたと思います。
2023/03/01
ラピュタ阿佐ヶ谷で。溝口健二「夜の女たち」鑑賞後に、YUZO KAWASHIMA RETROSPECTIVE「映画監督川島雄三 才気煥発の極み」で4本続けて。こんだけ続けて観ても>>続きを読む
すばらしかった。終始笑ってた、なんともいえない軽さ。悪しき軽薄さではなく、どことなく翳も帯びてる
元警官役のミルハディ・タイエビのインパクト、存在感がすごかった。笑
子役たちもすごくよかった。
監督役>>続きを読む
厳しい土地、イヤな隣人、人々のウェットすぎないやさしさ。シビアな状況を描きながらも、ユーモアにあふれてる。隣人のイヤなおっさんとの格闘シーン、母再婚の結婚式でのドタバタ、絶望した妻が地に泣き伏すかたわ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
静けさのなかで細部がきわだつ作品。最後の衝撃的なシーンも、静かながら非常な強度、鮮烈。
2日目からの緊張感はかなりのものだった。不穏、だけれどもあからさまな不穏さではなく。
早くもう一度観たい。
うそ!うそ!うそ!でもホント!
瞬間にしかないホント
ダンスシーンの高揚、よろこび、圧巻
寝不足と疲労でほとんど寝てしまった…もう一度スクリーンで観れるときが来てほしい