山本直樹の原作は本当にいいからマジで原作読んでほしい。原作のストーリーをなぞってるんだけどなぞってるだけだし、作りの甘さがすごくさめる…。しかも少し考えれば避けられる甘さだからどうしようもない。わざわ>>続きを読む
ノルウェーの白夜の薄明がきれいだけど、どことなくどんよりとしてる。北欧らしさなのか、監督らしさなのか
山本直樹『レッド』を読んでから観た。人名が頭に入ってきた。
エモ、センチメンタル、サブカル酔い、きっつい...
明大前がいっぱい出てきたのはうれしいかったけど笑
黒島はかわいい
よかった...。フロリダの「ウォルト・ディズニー・ワールド」近くを走る国道に、実在するモーテル「マジック・キャッスル」。紫のパステルカラーでその世界観をつくっているけれど、その日暮らしの人びとが住み着>>続きを読む
前半は都幹部との会議、後半はプルトニウム燃料をお台場から福井に輸送するトラックがジャックされるテロがメイン。荒唐無稽に思える後半も最後の知事の台詞で活かされていてよかった
ことばやからだと「本心」のチグハグを多彩なヴァリエーションで提示した良作。自分や他人の気持ちに対しての倫理が強く、他人に対して圧倒的な距離を感じるけれどおそらくこれは冷たいということとは違うのだろう。>>続きを読む
きっちゃんが軍歌(「戦友」という歌らしい)を唄う場面がすばらしい。
うまく言語化できないけど、距離感というか間合いが絶妙で、画面に張り詰めた緊張感からさまざまなものが伝わってきた気がした。
傷と血に悦ぶ女、2回目はさすがに笑っちゃった。笑
最後のシーンの煙草の使い方もいい。
楽しい力あふれる映画。台風クラブの「もしも明日が」(わらべ)も印象的で観た後ずっと耳から離れないけど、この映画の口笛もだ。抑えても抑えてもはみだすほどの力強い生。
藤竜也カッコいいなあ〜、萩原聖人が似>>続きを読む
神=なんらかの超越を信じるけれども…うーん、いや、やめよう。
それを民が必要としたこと自体は責めようとはまったく思わないが、結局もうひとつの抑圧体制ではないかと思ってしまう。むろん権力側の悪は非難すべ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
三郎は、父がアナーキストだったために、憲兵によってその父、母、兄を殺された。しかし、軍はそのことを隠蔽するために毛沼を島に流した。そして毛沼は大嶽となる。
家族をなくした三郎は感化院を転々とし、果ては>>続きを読む
「松林、松林言われても、どこが松林で、どこが浜なのか、おらには境目が分かりません。世の中、どげんな境目があるのか。」
社会から排除されその秩序の外に漂白する人びと。だからこそ、その秩序を超越しさえする>>続きを読む
「肉体」のなんと艶かしい。
死んだように生きるのでなく、死をもって生きる。「死は生に先立つ」。
すばらしき死の上演。