ファウスト池崎さんの映画レビュー・感想・評価

ファウスト池崎

ファウスト池崎

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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中島に誘われたので結局観た。あいもかわらず映像美で殴られたよネエサン。あと謎にドルビーだったので音でも殴られたよネエサン。

全てのSFの祖たる所以を遺憾無く発揮し、途中コント並みの巻き展開などもあっ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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下僕根性が染み付き過ぎて蓋の開閉の是非をクッパに問うカメックが見てて愉快だった。ところで現実パートと噂の青光り希死念慮はマジで何だったんでしょうか。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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part2観に行こうぜと中島に誘われたので予習としてみた。

トンボってやっぱりすげ〜んですね、という気持ちが一番残ったかもしれない。トンボ、よく考えられたカタチなんだな。
ていうかなんでも焼き切るレ
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(2023年製作の映画)

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こないだTHE MANZAI見てた時にも思ったが、ビートたけしの眼差しが冷静過ぎる。そして"狂"の手前の現実の演技が上手太郎。「冗談だよな?」係の秀長が退場した晩年の秀吉と地続きっぽくていい。

ピタ
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(2023年製作の映画)

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それが毒…ってコト!?

かなり最高の上半身のカタチを見せてくれていた彼がデヴ・パテルであり、ていうかグリーンナイトのガウェインだったことにさっき気がついた。なるほどね。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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孤独な人と暴力的な進行力の表現が上手夫・ウェスアンダーソン。徹底的に管理された混雑した画によってコメディパートのちょっと乱暴な感じが際立っていて好(ハオ)。そゆとこカートューンぽいですよね。こっちみん>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

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大ピーターが無感情にずっとブチ切れていて良かった。いや良くない。こんなん実際にあっちゃあ駄目だろ。ハンムラビ法典で殴りかかっていいか? 温度低くて逆に内臓火傷する。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

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相変わらず異常に作り込まれた書き割りみたいな背景に3DSで感じた「そこ奥行きあるんだ?!」の気持ちが湧いた。
すっっっごいリッチな落語 THE MOVIE的な。引き続きト書き全部読むし、微妙に釈然とし
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

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陸の孤島……外界から閉ざされた村……何も起きない筈はなく……! 勿論起きる。ていうか一つの家に力が集中しており、且つ町の住人たちがそれに依存している状況ってかなり不健全じゃあないですか?まあディズニー>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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人間の殺意vsゴジラの殺意、どちらが強いか勝負といこうよ……!!! その粋だ野田。だが結局は再生の物語でもあるので、「死んで勝つ」より「死んでも勝つ」の方が強かったりするのもまあ、それはそう……でもゴ>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

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妻夫木聡の整理された襟足と首筋、肩の流れへの情熱がすごいなという考えで半分くらい思考埋まった。埋めてたら考えがまとまらなかったので続き思い出したら書きます。
他者の背景ってそんなに気にするもんなんかわ
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

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原田眞人が新世界好きな事はわかった。いいよね新世界。そしたら唐突に髑髏城の夢見酒みたいなくだり入ってウケてしまった。アレは何?? サイコの演出ってそういうことなんか……? そうか……? そうかなあ……>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

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映画館でApple TVドラマ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』全5話一挙放送を観たのかもしれん。映画館でみた長めのトレーラーがめちゃくちゃテンポ良かったのもあり、想定していたものよりずっと丁寧な>>続きを読む

ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

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いい意味でドラマのまんまだったので後半に向けての謎のブーストと崩壊(宮藤官九郎監督映画によくあった一部二部構成及び唐突な飛躍による"世界の破滅と再生")が無く終わっていてよかった。じゃあ何故映画で? >>続きを読む

ハント(2022年製作の映画)

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脚本・監督イジョンジェ。脚本・監督イジョンジェ!?!?? え、映画撮るの上手くてらっしゃるんですね……! 史実をベースにした社会派アクション映画としては勿論だか、途中何度か良い意味で顔映画になる瞬間(>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

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他人の大義を担いで自分で考えない人間への怒り、そもそもそんな思考をする機会を得てこれなかった状況への怒り、怒りで奥歯が焼き切れそうになる。大いなる存在からの教えに身を任せると判断が楽になるんだろうか。>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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ウェスアンダーソン字幕でみると画面の情報量が多過ぎて置いてかれる説を無事検証したのでもう一回みましょうね。
かきわりの手の込んだチープさがかなりオモチャ感を増しており、メインキャストがキャラクターを入
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

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伊庭御大の飼われていたイヌちゃんはあの後どうなりましたか?? そこだけ教えてもろていいですか? 息子氏は新しいワンちゃんに首輪かけてはりましたけど、あの冒頭のイヌちゃんは健康に日向ぼっこなどして暮らし>>続きを読む

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

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冗談に次ぐ冗談。う、ウソでしょ?! と驚く間に終わった。いや終わってない?!??? 続編???? ウソでしょ!?! 終盤の種明かしは完結させるつもりの端折りだと思っていたのに……嘘だと言ってよバーニィ>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

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あ、バーナデット ママは行方不明ってそう言うこと? と帰り道キャスト検索してて気付いたらちゃんと邦題に半角スペース入っていた。そういうこと??

ビーの親友としてのバーナデットは確かに見つかったけれど
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

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イヌは人間よりずっとずっと賢いので人間の喜ぶことー撫でられたら気持ちいいふりをしたり、全能の力を譲渡させたり、欲や衝動ーが元々わかる。合理的思考で研ぎ澄まされたやもしれんが、そもそも賢すぎる。イヌは最>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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初っ端からヌルヌル動く主人公たちとその後の人間の群(ぐん)で目がぶっ壊れてしまった。フレームレートどうなってんだ。つか生命力と群があまり得意ではないので殆ど"終わり"だった。まあそういう事もあらあな。>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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家族が家に人を呼んだので、居場所を求めて観た。タイミング的にキングダムとの二択だった。そしてキングダムの前2作を観てなかったんですよ〜(20%クールポコ)
わかるわか、わからない、いや、わか……わから
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

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トムクルーズがめちゃくちゃする&本篇160分以外の前情報なく誘われるがまま行ったら、タイトル出るタイミングでPart1て出てきて笑ってしまった。そんな事ある? あるんだあ……
ジャスパー、お洒落なウィ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」(2015年製作の映画)

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6,7年前に一幕終わりで「終電が……死ぬ……!」と言いながら友人と日本橋を駆け抜けたのを思い出した。周りを見るとちらほら同じように腰を浮かせて非常階段を滑っていく人たちもいたのを思い出す。あの人たちは>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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ビビり散らかり申した。自分にホラー鑑賞の才能がありすぎて怖いよ。ハワードと同じところで、声出したから将来の死因の視野に入れた方がいい。
でも直で銃撃った時は笑っちゃった。直て! バカの暴力でRRRの時
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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前半のホラー要素が怖すぎてめちゃくちゃビビり散らした挙句BP(びっくりポイント)で毎度叫んでいたので家族から苦情が出た。脅かそうとする空気がマジすぎてゲーム実況より声を出した。私だってうるさいので出来>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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ネトフリにあったので見た。二人ともアキラでないことだけは知っていました。
ていうか犬が死ぬ時は教えてもらっていいかインターネット。犬の爪がチャリチャリいってんじゃん♪と思っていたらドンパチこくとはいい
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RRR(2022年製作の映画)

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いや景気が良過ぎる。初手アイキャッチで優勝を決めるな。劇団☆新感線か??? 兎に角インターバルのアイキャッチが良過ぎる。
ラーマ兄貴が登場と同時にセクシーポリス過ぎて笑ってしまった。人は景気の良過ぎる
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TAR/ター(2022年製作の映画)

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観ててわからない文脈が多すぎて、映画館出た後にめちゃくちゃインターネットしてしまった。
前半のターに対しては音楽に"マジ"でやけに男性性的な振舞いの人間だなあ、くらいで解釈が留まってしまった。そして音
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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テンポが合わなかったかもしれない。自分にとっては振り返る時間が長過ぎて、本編にあまり集中出来なかった。先に本の方を読むべきだったかも。主観的なことに対して話す内容だったので、一度自分なりにまとめてから>>続きを読む

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

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私が通勤時に右足を踏み外しかけてリカバリーで左足を踏み出したら何故か左二の腕を攣ってる間に、まひろと兄ちゃんはそれぞれ7動作くらいアクション詰めれると思いました。
相変わらず登場人物の陰コミュイキりム
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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

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ベネディクト・"社会"と折り合いをつけるのが得意ではない人間の解像度が高い・カンバーバッチ、境界を歩いている演技上手男。なんなら針がふれている時より受容されている時の状態の方が上手いまである。踵が浮い>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

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犬は死なないけど死んだ犬は出てくるから注意だよマジでよお!!!!!

映画館で観るセブン、配信などTVやタブレットとは比でないイラつきを強いられてとんでもなくストレスだった。あと水回りの衛生がクソ。
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

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お約束 もれなく遵守 ありがとう

思わずルンルンで一句読んじゃう。
娯楽映画として100億点の展開を常に繰り広げつつ、とは言ってもそれはあかんやろを極力消化してくれており良かった。ただ死人への倫理観
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