デッカードさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

RRR(2022年製作の映画)

5.0

熱い!
熱すぎる!

男と男の友情、
燃え上がるアクション、
ダンスと歌曲、
すべてが熱く圧倒され気がつけば尿意すら忘れた3時間。
それでもまだ観ていたいと思ってしまう圧巻のおもしろさ。
インド植民地
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その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

簡単な強盗計画だったのに、それがどんどん狂っていく。
狂うのは計画だけではなく、3人の家族の運命も。

時間を行き来しながら兄、弟、父それぞれの視点で物語は展開する。
3人が地獄に落ちていく姿は息苦し
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

怪人リドラーの連続殺人をバットマンが謎解きしていく。

終始、劇伴は陰鬱で画面は雨が降り続き暗闇に包まれている。
まずその世界観に魅せられる。

ロバート・パティンソンの沈んだ演技にブルースの心の闇の
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

出来事、会話、登場人物はバラバラ。
時間軸も行ったり来たりだが最後には全てのエピソードが完結。
特にテーマもなく筋書きもない構成なのに、鑑賞後にはしっかり映画を観た後味がする不思議な感覚。

音楽とフ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

第一次大戦中、イギリス友軍を助けるため戦場を駆け抜ける伝令の姿を描く。

ワンショット撮影のような手法で観ている者も戦場にいるかのような没入感が。
人物の説明もほとんどないが、むしろそれゆえ想像力を刺
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

ジェーン・ドウ=身元不明の女性遺体を解剖する検死官親子に異常現象が次々と起こるホラー。

解剖を進めるほどに彼女の死因への謎は深まっていく。
ジェーン・ドウは一体何者なのか?
彼女の死因は何なのか?
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.5

ボウリングだけが趣味のぐうたらでホワイトルシアンを飲みまくるデュード。
ダメ人間なのにだんだんと彼に愛着が湧いてくる。
話を常に混乱させるウォルターの鬱陶しさは映画史に残るレベル。
そんなダメ人間たち
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第9地区(2009年製作の映画)

3.0

20年前にヨハネスブルク上空に現れた宇宙船。難民化したエイリアンと人類の共存が続く。

映画はドキュメンタリー風に始まるが意外にも途中から壮絶アクションに。
悪役もちゃんといて主人公が必殺の武器を撃ち
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

ロンドンのファッション・スクールに進学したエリーが60年代にいたサンディという女性の幻影に憑依されていく。

これは現実にあったことなのか?あるいはエリーの妄想なのか?
映画は60'sの音楽やファッシ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.0

老カウボーイと少年、1羽の鶏の旅の物語。

カウボーイは人生を振り返って悔いるようなことを語り、寂しさを感じさせイーストウッド本人が重なる。

しかし物語は「人は何歳になっても新しい生き方ができる」と
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

5.0

麻薬カルテルとの戦争を硬派に描く。

わずかな隙も与えない緊張感が全編を引き締める。
ストーリーの全てに容赦がない。
主人公と観ている者には、敵はもとより味方の正体、作戦の全貌すら知らされない。
世界
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

5.0

頭をぶん殴られたような感覚が残る衝撃の映画。

登場人物に感情移入できるのは3Dアニメならでは。特に子どもの頃のヨハンがかわいい。

本当に過酷な現実に涙が出た。
しかし映画のおもしろさ、見せ場もしっ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

先が読めず予測不可能なストーリー。
シリアルキラーのダンサーと子どもと若さを失った消防士。互いを必要とする不可解な人間同士の何とも不気味な関係性を描いていく。

痛いシーンが多く目を背けてしまった。
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

余計な説明や描写がないため観る上で相当な想像力が必要とされた。

キャシーの目的が見えてくると知的で周到な復讐にうならされる。根底に女性は道徳的でかくあるべき、酒で泥酔するような女はダメな女という先入
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒド過ぎもせず逆におもしろくもない。全てが中途半端。

下品なギャグには全く笑えず。
唯一真っ当なテーマと言える「人間ではなくなった主人公が人間として何とかしようとする物語」にすら、作り手自らが半笑い
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

BL漫画にときめくおばあさんと女子高生が推しオタとしての友情を育む。
女子高生が同人誌を作りコミケに参加するくだりはドキドキ、応援しながらさわやかな感動。
自分の創作物が誰かに勇気を与えているかもしれ
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.5

アニメの新人監督を中心にクリエイターたちの奮闘を描く。
作中語られたとおりアニメはファンが受け取った瞬間ファン自身のものになる。悪戦苦闘するクリエイターとアニメに心ときめかせるファンたちへの愛情が映画
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

羊が産んだ羊とは違う"何か"。子どもを失った夫妻はそれをアダと名付け実の子のように育て始める。
失われた時を取り戻そうとするのは人間のエゴかもしれない。想像を超えた出来事に現実を忘れておぼれていく夫婦
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