物理的に「見える」「見えない」ということと、比喩的な意味で自分の心や真実を「見つめる」「目を背けて見て見ぬ振りをする」ということが、物語を通して見事にシンクロしている。
史実として文書に残っているの>>続きを読む
字幕スーパーがほとんどなくナレーションもないため、「こどもの里」がどのように運営されているのかや、子どもたちとその親を取り巻く環境について、実はあまり説明されていない。もっと主要な登場人物の誰かを深掘>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
漫画のキャラのイメージで言うと、杉元は体重をなんとかさらに10キロ増やして欲しい。あと、出来ればアシリパはあと5歳くらい若い人が良かったのではないか。でもなんとか「原作に寄せよう」という心意気は感じる>>続きを読む
ナレーションや説明のテロップがなく、感覚的に見ることが求められる。施設での音楽活動を中心に生活が淡々と描かれていて、音楽に魅力があるので表現の持つ力はすごく伝わってくる。反面、「何もしないことの素晴ら>>続きを読む