deepbluecreamさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

良かった。何も起きないし、誰も成長しない。でも面白かった!田舎のヤンキー/元気がいい若者は日本でもアメリカでも同じ様に鬱屈として、「ここではないどこか」へ行きたがってるんだな。自分を見つけたような気に>>続きを読む

ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

4.4

いつも通り爆笑。乱気流のところから笑いフラグがびっしり。ウディ•アレンのここのとこのノンNY世界都市ラブレターシリーズもさらに磨きがかかってる。気が利いてて、教養主義で、リラックスしてて、洒脱で人生の>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.3

ド派手派手しい上に大げさ。その時点で好みが別れそう。私は見た目の時点で既に100万点。ディカプリオの人間味のあるどや顔、トビーマグワイアの困り顔、ジョエルエドガートンの上から目線が最高!ブルックスブラ>>続きを読む

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.4

思いのほか良かった。外連により過ぎてないのも好感。画面が美しいし。これってラブストーリーなんだとスッと入ってきた。病気になってまで誰かと繋がりたいとゆう気持ちはわからないけど、皮膚スウォッチとかは本気>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

2.6

二時間飽きる事無く観れるのに、観終わってみるとなんとも中途半端な印象。全編文句無しにスタイリッシュでシャープな画なのに、アクションにもSFにもスペースオペラにもどこにも寄せられずに終わっちゃった、みた>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

500日のサマー、ルビー•スパークスをA面B面と思ってたけどもこれも勇んで系譜にいれたい。LA文科系恋愛についてライン。中で一番苦く大人。かなりぐっときちゃったな。帰り道は半泣きならずとも四分泣きで歩>>続きを読む

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年製作の映画)

3.4

具沢山映画。少し整理したら飛躍的にぐっと絞まってもっと好きになれそう。ゴズリンはいつも通り100万点。オープニングのサービスショットは引くぐらいのミケランジェロボディと興奮に満ちた演出でさすが。話はま>>続きを読む

白いリボン(2009年製作の映画)

4.3

テアトル銀座クロージングで。これは問題作(嬉)!いい映画体験だった。面白い。長いし犯人がわからなくて不完全燃焼でも全然集中力が続く不思議な引力。おそらくひとつひとつは核心に触れないだけで具体的に語られ>>続きを読む

ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮(2012年製作の映画)

3.6

ミケルセンにつられて観に行ったけど、なかなか良かった。通称bunkamuraおばさんの映画であることには変わりないけど、さすが終始、話も演出も上品で魅せられた。話しの特性上ベタベタこってりなりがちなと>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

テアトル銀座のクロージングにて。これはすごい。観れて良かった。ここ最近ではかなり上位。寒いし痛いし切ないし気持ちが忙しく、口当たりは良くないけど、ひたすら丁寧で厚みがあると思った。二人のピュアな衝動に>>続きを読む

藁の楯(2013年製作の映画)

3.1

面白かった。粗は探せば(熱心に探さなくても)まあまああるけど前半のぐいぐい引っ張る感じはスゴく好き。楽しい!ちゃんと三池タッチの力技で引き込まれる。緩急の緩い方が結構緩いのでそこのリアリティラインに乗>>続きを読む

ハッシュパピー バスタブ島の少女(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

あんましなぁ…カニの食べ方を教えるシーン、“beast i!t beast it!beast it!”(以下連呼)らへんで乗れないかも…と不安に…本当のbeastは父親じゃないの?あんまし努力してない>>続きを読む

キッズ・オールライト(2010年製作の映画)

4.1

観後感がとても爽やか。日本にはないアメリカの価値観(をあくまで前提としたプロットの温度)に憧れと驚きを実感。息子がハグを断わってもう一人の母親にハグ(の役割を降る)シーンが好き。精子提供者とトントント>>続きを読む

ヒッチコック(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコック自身の変ぶりとか人となりなんかの話かと思いきや、ものづくりの不安さ、夫婦の関係を描いたお話。あっさり風味だったけどとても良かった。ヒッチがチャーミングでお祖父ちゃん萌え感もありつつどこまで>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

とにかくだめ。いろいろ幻覚シーンとかダサくて辛い。かわいいものをたくさんちりばめてるのは理解できるけど、その可愛さ、狂気を活かすためにももっと狂って欲しいし、型押ししたみたいな感情表現も工夫して欲しい>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

何これ変な映画!(喜)鮮やかな力強さ、映画的な感動•充実感がある。
PTA が目指す方向全面に出た感。ホアキン先生が全力でダッシュしまくるけどまさにPTAはそのように一定の方向に全力ダッシュで振り切っ
>>続きを読む

セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

4.1

後半はさらに登り詰めるように話が進む。ゲリラ戦が繰り広げられるのと皆の気持ちの高揚が相互に呼応し合ってすごい事に。大人になったモーナさん(とその他)は抑えてた怒りが大爆発!山で首切ってるだけなのになん>>続きを読む

セデック・バレ 第二部 虹の橋(2011年製作の映画)

4.2

お腹いっぱい胸いっぱい。前半は蜂起するまでの紆余曲折。小栗旬似の若いモーナさんも良い感じ!ちゃんとセデック族にも日本側も丁寧にバランスよく描かれてて感情移入できる。

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.2

ショーンペンさんの無駄遣い。キャストはみんな良かった。でもなんかイモい仕上がり。「太陽に吠えろ」みたいになってた。ジョシュブロさんもゴズリンも作品自体の底上げ力あるなー。前半は好きかも〜でもアレ?みた>>続きを読む

悪の教典(2012年製作の映画)

3.5

日本映画でこの規模でこの感じでこれを成立させたのはすごいと思う。かなり酷い描写も、ありつつ、メッセージも強い。これなら海外の映画に肩を並べられると思う。たっぷり外連味もありながらエンタテイメント的な見>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.9

JGLの佇まいが無理に泣かそうとしてない演出とマッチしてる。セスローゲンさんがまた最高過ぎて男性どうしの友情が羨ましくなった。私は女性だけど男性の気持ちになって感情移入?みたいな。ペットボトル3cmく>>続きを読む

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.1

恋愛の登りつめるような多幸感とテンションが落ちていくめんどくささが描かれた恋愛に「ついて」の映画。二人は現実でもお付き合いの仲だというし、ゆえに演技もすごいと思った。ポール・ダノさんの童貞染みた身勝手>>続きを読む

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

JGLのイメージを、決定づけた作品。ルビー・スパークスのA面みたい。恋愛についての映画。音楽がすばらしく、2人が結ばれた次の日のH&Oダンスは名シーン。大好き。サマーの洋服やヘアメイクかわいい。サマー>>続きを読む

パラノーマン ブライス・ホローの謎(2012年製作の映画)

4.8

すごかった。かわいくて優しくて、誠実だし、ホラー愛もあって。真剣なクリエーションはやっぱり感動します。今年入って一番の号泣。セリフも気が利いててオシャレ。優れた学園ものでもあるし。余計なお世話だけどピ>>続きを読む

テッド(2012年製作の映画)

3.9

ぬいぐるみが下劣なこと言ったりやったりするって何で今まで誰もやんなかったんだろう?と思わせためちゃ楽しい映画。手法だけじゃなく、友情とか妙なカルチャー引用とかも細かく描かれてて良かった。爆笑。

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.3

変な間とか、映像、ダサ目のユーロポップ?変な服、全部が合わさって一回りしてめちゃクール!みたいなすごい映画。ライアンさんの何やっても魅力的な好人物にみえるパワーとかすごい。試合会場までの疾走感がすごく>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.7

差別って差別してる人は自覚無し/自覚以上にに結構なレベルでやってるんだと感じた映画。見応え爽やか。コメディとしても良かった。

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

4.6

メイビスに共感しすぎて辛い。最初から最後までやな奴だけど一緒に飲みたくなる。ヌーブラはがしシーンとか、メイシーズでマークジェイコブスを探すとか。女性のこじれた文科系を描いた作品としてその存在意義だけで>>続きを読む