KSさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

Give a shot. 一瞬の輝きが命の全てになる、そんな人生があってもいい。Did pretty good と自分で思えるように。

湾生回家(2015年製作の映画)

3.7

永遠の異邦人。家倉さんの人生の全てを物語る言葉だ。どこかロマンチックに聞こえるが、この言葉の裏にどれだけの想いが隠されているのだろう。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.1

障害者を扱ったことでテーマが見えづらくなってしまったように思う。支援を受けられない理由があるなら、それを行政の問題にするにしても、兄の問題にするにしても、説明があった方が説得力が増したはず。支援をギリ>>続きを読む

トゥー・リブ・アゲイン(1998年製作の映画)

3.5

現実はもっと厳しいと思うが穏やかなストーリー展開でゆっくり見るのにちょうど良かった。

メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

香港を舞台にした青春映画。ストーリーも案外しっかりしているので雰囲気映画と言ってしまうのは勿体ないけど、映像から溢れ出る香港の空気感が最高なんだな。どこかサイバーパンクを感じる雰囲気、独特なカットに音>>続きを読む

落下の王国(2006年製作の映画)

3.7

A fairytale for adults dedicated to stantmans and stuntwomans. 不思議で鮮やかな独特の世界観でした。

キャロル(2015年製作の映画)

3.6

映画の内容を知らないまま見たので展開にビックリしてしまった。監督の狙い通りかも。同性に対し募る気持ちが友情なのか恋なのか、テレーズと一緒に迷えるところが良かった。もう少し年齢が上がった時に、キャロルの>>続きを読む

とうもろこしの島(2014年製作の映画)

3.0

紛争地域では普段なら住居に選ばれるはずのない川の真ん中さえ安全な土地となりえるのだろう。少女の身に危険が及ばないか終始ハラハラしてしまった。雰囲気のある不思議な映画だが、結末は微妙だったかな。

娘よ(2014年製作の映画)

3.0

深刻な題材をテーマにしているものの、母子が作中で取らされる行動が安易すぎて、リアルさがなくなってしまったなと。運命的に出会ったトラック運転手がイケメンすぎるのもあるが、ボリウッドのノリから一歩抜け出す>>続きを読む

みかんの丘(2013年製作の映画)

5.0

今まで本を読んだり映画を見たりしても、正直戦争を身近に感じることができなかった。この作品を見て、戦争に対する思いが全て変わりました。戦争が日常を侵していく静かな恐怖と悲しみ。戦争が何を奪い、何を奪えな>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.6

過酷な環境や人種差別問題、過去のトラウマなど、様々な問題が複雑に絡み合って事件が進み、爽快に紐解かれていく。怖いシーンが多いけど、めちゃくちゃ面白かった…絶対に見るべき!

バラ色の選択(1993年製作の映画)

3.5

気軽に見れる素敵な映画でした。テンポ良く進んでダレません。

墨攻(2006年製作の映画)

3.6

華やかなアクションのエンタメ作品?ながら戦争の惨さをきちんと描いており、意外にも暗い雰囲気の漂う映画でした。ストーリーもしっかりしていて面白かったです。この手の映画にありがちな、無駄に感動を煽ってこな>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

大人になるってどういうこと?子供に悩む親の話のようで、親に悩む子供の話なのかもしれない。距離が近いほど、お互いのことが見えなくなってしまうけど。相手を理解しようとする愛が、息苦しいほどに詰まった素晴ら>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.2

原作は読んでいません。特別面白い脚本ではありませんが、印象に残るセリフがいくつかあって良かったです。浜辺美波ちゃんは可愛いのだけど、演技がちょっとアニメっぽいかな。北村匡海さんはめちゃくちゃ安定してい>>続きを読む

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.5

一人で盛り上がったり、成就して人生の春を謳歌したり、幸せが怖くなって自分でぶち壊したり。甘酸っぱい恋愛模様がテンポ良く描かれている。完璧じゃないけど、恋っていいなと思わせてくれる素敵な映画でした。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.2

なんて完璧な映画なんだろう。ダンスを踊るシーンが美しすぎて、思わず泣いてしまった。このロマンチックな一コマ、(自分にとっては)映画の設定と同じくらい非現実的で、夢物語なの。このシーンはファンタジーじゃ>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.7

病気をきっかけに社会的弱者になってしまったダニエルブレイク。のリアルを描いた社会派映画。こぼれ落ちていく生活の中、人との繋がりが、唯一本当の自分(の良さ)を浮かび上がらせてくれる。

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.8

トムハンクスの役作りがすご過ぎて、これが本物の俳優か…というか俳優を超えて映画の中に生きている人、という感じだった。無人島と文明社会の対比がとにかくすごくて、なんだか夢を見ているような気分。主人公が無>>続きを読む

マンデラの名もなき看守(2007年製作の映画)

3.7

最近多い、黒人と仲良くなる白人が主人公の映画。白人からの視点で描かれ、白人の自己満になりがちだ。この映画は面白かったけど、あと一歩マンデラ氏の魅力に踏み込めていたら、もっと説得力があったと思う。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後に強烈で直接的なメッセージがあってビックリした。だけどこれも映画の一部だと思う。

母なる証明(2009年製作の映画)

3.8

衝撃の展開で面白かった!ところどころ、異文化だからなのか、コメディなのか、笑っていいのか、悪いのか、わからないところがまた面白かった!

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

この映画の良さを自分の語彙力と想像力では表現しきれないな…。大変静かな映画、だけど、温度がある、というべきでしょうか。詩は日常の描写でもあり、想像の産物でもあり、自由だ。Everything is a>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

パリの美しさを満喫する映画。登場人物や設定の軽さが良い。今も昔もパリに生きる人々には同じような悩みがあって、迷いながら生きているのかもしれないですね。

めがね(2007年製作の映画)

3.3

ある日島にやってきた女性が、だんだんと住民に心を開いていくピースフルな作品。人物の背景や来島の経緯が殆ど描かれず、何を想像するかは視聴者に委ねられている。ただ、設定が少し現実離れし過ぎていたかな。登場>>続きを読む

セカンドベスト/父を探す旅(1994年製作の映画)

3.7

パニックを起こしたり無邪気にはしゃいだり、子供と大人の間で揺れ動く少年の演技がとにかくリアルで繊細。家族とは何か、父性とは何かを考えさせられました。人が傷ついていることに気づいた時や、人に自分の傷を見>>続きを読む

聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅(2011年製作の映画)

2.5

沢山の人のインタビューがあったのは良かったけど、ドキュメンタリーとして伝えたいメッセージがボワッとしすぎているかな。インタビューアーも頻繁に登場するが、このドキュメンタリーは誰に、何に一番焦点を当てた>>続きを読む

東雲楼(しののめろう) 女の乱(1994年製作の映画)

3.4

女には女の戦いがある!そしてお尻の戦いがある!この時代の遊郭の雰囲気が知れるだけでも楽しく、サービスシーンも多い娯楽映画でした。でも物語もちゃんとありましたよ。

女は女である(1961年製作の映画)

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記録です。自分にはまだ面白さがわかるようになるまで時間が必要かな。

サーミの血(2016年製作の映画)

3.7

複数の文化の中で生きていく難しさは、実は誰しもが経験することなのではないでしょうか。国や民族間の問題だけではなく、地域や宗教、育ちや世代などによって私達は常に分断されている。正しさなどない中で、自分の>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.5

生きるために本当に必要なモノとは何かを考えながら見た。モノとは社会・人との繋がりの中で必要になるものが大半なのかも、と思った。そして、それが悪いことではないよね、とも感じました。