このレビューはネタバレを含みます
エンタメに振りすぎかなあ。
前作がリアタイで、衝撃が大きすぎたのもあるかもしれませんが…。
テーマ曲が流れた瞬間も、トップガンマーベリックのデンジャーゾーン的な「待ってました」感の方が勝っちゃって。>>続きを読む
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冒頭は「どうなることやら」という印象だったムロツヨシだったが、結果とてもいい「吉良」だった。領民には愛された一面もある「吉良」の姿を垣間見ることができる。
苦しい。伝えたいものは何なのか、わかるようでわからない。投げっぱなしに終わらない何かが欲しかった。
完璧な構成。SFに人間ドラマをよく盛り込んでいた。
ただ少し偏差値が高い、個人的に。
誤解され続ける生きづらさ。それに気づくこともなく生きる彼女は生きづらかったのか。
原作に胸を打たれていただけに、もっと彼女に寄り添って欲しかった。
理想の家族。非の打ち所がない人々。こんなに真っ直ぐ、正しく生きられるだろうか。ストーリーは理想的、エンタメとしても良作。
でも無理だって、こんな生き方。
酒と生きる意味と。
多幸感を手に入れる手段は様々。
たまには何かの力を借りるのも良し。
たまには。
独り身のブリジット。恋と友情。ヒット曲に彩られたドラマ。
心に残る大層なテーマの映画も結構だが、心から楽しめるのはこんなお話し。
ラストの直前まで、いいストーリーだけど一回でいいや、くらいに思っていた。何かメッセージがあるのかどうかわからない。ただ、この発想が素晴らしいんだろう。
信念を持って生きることは理想だけど難しい。それを実践している人たちがいることにただ勇気をもらった。
人生を悲劇にするのも、喜劇にするのも自分ってことかな。信じる愛のみで生きていけるほど、みんな強くないと思うけど、彼のように強くありたいっては思えた。
人が生きる為に必要なもの、に群がる利権。無くなることはないんだろう。
エンタメとのバランスの難しさが歯痒い。
物語、泥臭い殺陣も砦や屋敷など背景もいい。エロと、結局ナルなのねって感じがなければ、もっとエンタメに仕立てられたろうに…。
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良作。
数字では勝てなかったけど、主人公のテーマは果たせた、ってところは甘い。でもバッドエンドだったら読後感が最悪。刺さるエンドって難しい。
どんなに事実に基づいていても映画にするなら魅せる作品にしてほしい。それはエロだったり、イキフンだったりじゃくて。
予備知識なしで視聴。
どんなストーリーだよ、と。
幸せ、不幸せは紙一重。
人間は不可思議だと改めて思った。