広島映画であり、丹下健三でもある。あんなおしゃれに撮られたコメリをアメリカの映画館で観ることになるとは、なんとも。あと、英語字幕で観るのと、日本語の感情表現を理解してみるのとでは全く印象が変わるのでは>>続きを読む
昨年のドニーとしては、燃えよデブゴンのサイ vs ヌンチャクも良かったですが、とはいえ、こちらはまさに圧巻の香港映画。ヒートを思い出させる市街銃撃戦もあり、導火線 FLASH POINTを思い出させる>>続きを読む
終盤のストーリーは良い。とはいえ、映像がつまらないマトリックスとはいったいなんなのだろう。
幽遊白書やハンターハンターの設定のようなバトルと、七人の侍のような仲間集め、そしてエヴァのようなストーリーだった。
前半はしっかりスリラーだが、後半はコメディだった。100分くらいだったらたぶん面白い。
アメリカの劇場ではみんな大爆笑で、終わったときは拍手喝采でした。これをきっかけにカンフー映画をもっと観てくれたら嬉しい。また、アジア人主演の大作がより多く作られることを願って。
映画的快楽の結晶。あとカラックスは演出にボケを入れるタイプだが、これまでのなかでも特別にボケ数が多い。
登場人物の教養レベルが異常に高く、みんな複数言語を話したり、世間話っぽくハイデガーについて話したりするので、神の世界を覗いているような気分になる。親戚みたいなおじさんが食事の席で「ブニュエルなんて誰で>>続きを読む
こんな魔術的な映画を撮れるのは、クストリッツァか、あるいはホドロフスキーだけだ。
主人公がアインシュテュルツェンデ・ノイバウテンのTシャツを着ていたことを私は見逃さなかった。
市民ケーンからのソーシャル・ネットワーク、からのMank。映画自体もかなりメタな構造になっている。やっぱりフィンチャーは本当に凄いなと思ってしまうんだけど、いろいろ邪なことを考えたり。
ともかくこの映画の予告編(JUDAS AND THE BLACK MESSIAH - Official Trailer)はどうしようもなく素晴らしい。さて本編も編集がよい、特に後半の巧みな演説シーン。>>続きを読む