このレビューはネタバレを含みます
2回勝ってから、ボクシングをどうするか悩む、最後の試合までは、「彼女がどう動くか、目で追う」(小森はるか)極上のサスペンス。
そして全て敗北したにも関わらず(三浦友和を最後のショットをあれにしたのは本>>続きを読む
バッドエンディングらしい。「セカンドチャンスを阻む不寛容な世の中を声高でなく撃つ。」という批評もキネ旬の星取で読んだ。文の結語は「敗者復活のある世界たれ。頑張れ!」だ。
寝床も追われ、退職してゆく、>>続きを読む
ミスティックリバー 、ミリオンダラーベイビーの流れに対する強烈なイーストウッド批判だったんだと今日見て、岡崎乾二郎の助けで初めて理解。それを受けて星条旗、硫黄島とスピルバーグ総指揮、イーストウッド監督>>続きを読む
失敗ばかりのチャップリンに勇気づけられました。彼のように他人をころばせるのではなく、自分をころばせないといけませんねーすっごい反省。一生ころび続けたチャップリンはなんて偉大なんだ!
女性、黒人、そして戦争被害者を踏みにじるような映画産業の構造を自作を通し自己反省的に捉えた作品、たけしがたけしを殺すクライマックスもヤクザの刺青にモンタージュされる。暴力が称揚されていることを端的に批>>続きを読む
久々に怒りを感じる。日本映画の悪しき傾向につながるイタリア映画。