レザーフェイスくんはトラッパーだった…?
2で滅茶苦茶(あれはあれで好きですが)になったもののホラーに回帰、痛覚表現に気合いを入れている印象。しかしエグめの気持ち悪さはあるものの恐怖感は薄め。サバイ>>続きを読む
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アメリカの傑作児童文学の実写映画化。セピアな現実からカラフルな世界に変わる演出は心をグッと掴まれます。仲間を集めて倒しにいくぜなノリは桃太郎を想起させられ、勇気・知恵・思いやりの大切さを説く教訓のよう>>続きを読む
訳ありの女性を匿うことになった鉱山町ドッグヴィル。貧しくも生計を立ててきた町人達は戸惑いながらも彼女と交流を深めていくものの徐々にエゴが剥き出しになっていく姿が本作で映されます。
底なし沼にじわじわ>>続きを読む
開発と自然の対立構造はよく見かけるテーマ、ストーリーはどことなく既視感があるものの、ダイナミックな動きを表現したアニメーションは滅茶苦茶ハイレベルでした。上から下から遠く近くに移動するカメラアングルが>>続きを読む
スリルとロマンスが見事に共存していてとても素晴らしいサスペンス映画でした。美的なショットが盛りだくさん。追跡して橋の下に辿り着くまでの広がりを感じるショットや高所恐怖症や罪悪感を印象付ける演出、ロマン>>続きを読む
冷凍された凶悪犯と刑事が30年の時を経て解凍され衝突するSFクライムアクション映画。あだ名デモリション(破壊屋)マンの破天荒刑事を演じるスタローンと凶悪犯サイモン・フェニックスを演じるウェズリー・スナ>>続きを読む
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ボールを角度をつけた壁当てして鳥を殺す。これだけでこの男の悪どい本質と技術の高さが窺えて、そんな男が情けなく逃げ出すまでで10分程度、テンポが良すぎます。(鳥を殺したサバントの頭を鳥がつつくのが良い。>>続きを読む
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タランティーノ流戦争サスペンスアクション映画。キルビルに肩を並べるエンタメ感。特に注目したいのは数回発生するユダヤとナチスの対面シーンの緊張感。監督が得意とする「結末には過激が予見される一触即発の会話>>続きを読む
楽器屋で他人の試奏をなんとなくぼーっと聴き入ってしまう感覚を堪能しました。昔の街並みを生きてきた廃材が新たな形、ギターのボディとして加工され客の手に渡る。リサイクルの魅力が映されています。店長&弟子の>>続きを読む
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ストーリーの意外性は期待を上回ることは無かったものの、前半・後半で視点を変えた一捻りした構成は良かったです。恐怖が快感に変わるほどの意外性は感じず。伏線が丁寧すぎたのが個人的に予想がつきやすかった要因>>続きを読む
「セッション」制作資金を募るために、映画祭にプロトタイプを出品して投資家にアピールしようと制作された18分の短編。DVD特典にて鑑賞。
J・K・シモンズはそのままにその他配役を一部変更し、レッスンル>>続きを読む
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再観賞。音楽、ジャズの専門的知識が深いと粗に気が散り集中できないそうですが、そこらへん無頓着な自分は無問題。(本作ドラム技術や逸話エピソードの真偽が専門家から見て怪しいらしい)
台本騒動後のドラムに>>続きを読む
黒沢明のクライムサスペンス映画。あえて映画全編をモノクロ調に仕上げたことによる効果やタイトルが持つ意味が好きです。また昨今の映画界でもテーマとして挙げられることの多い社会の一側面がこの時代から描かれて>>続きを読む
前作で残った謎を回収するかと思ったら謎がより増えてしまった続編。グロ描写がパワーアップしてますが1が平気な人なら大丈夫でしょう。官能的な雰囲気は引き継ぎつつエンタメ感をマシマシに。箱の設定を悪魔的に活>>続きを読む
玩具業界の上位に君臨する「レゴ」の歴史・世界での愛され方に迫ったドキュメンタリー。レゴ社がマーケットを広げた背景や経営難に陥ってからの反省、そこからどう盛り返していったかのアイデア等、普通の業界ドキュ>>続きを読む
恐怖と笑いがユニゾンした「映画の映画」、それがデモンズ。ホラー・スリラー・スプラッターと製作サイドは謳っていますが個人的にはかなりコメディ色を感じる。
簡単なあらすじを書くと、街中に新しくできた映画>>続きを読む
ジャケ買いならぬタイトルに惹かれ内容知らずレンタル。主人公ポールが謎の男に7つの試練を課される。7つの試練というのが複数の監督でそれぞれ担当分けして撮ったらしく、確かに各試練はバリエーションに富んでい>>続きを読む
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スピルバーグのSF作品。ジョーズ(1974)の次作。啓示のようなインスピレーションを起こす見知らぬ者同士が集結し全てが集結する山を目指す…ホーリーマウンテン感。スリリングかつミステリアスな展開が加速し>>続きを読む
BGM、一部キャストの原作再現度、ホログラムの証拠を投げつける演出(馬鹿すぎて一周回って面白い)は良かったものの個人的に合わない作品。
原作ゲーム既プレイの自分でさえちょっと戸惑うレベルのストーリー>>続きを読む
マゾヒストのヤクザが真性サディストを追い求める傑作バイオレンスアクション漫画の実写化。映画化の際に暴力描写はかなり気を使われたとのことですが、原作のグロテスクさに迫る、痛覚に訴えかけてくる描写がイイ!>>続きを読む
10年以上振りの再鑑賞、内容はほとんど覚えていましたが最後まで夢中に。もうずっと面白い。マスクパートはもちろんのこと、通常のイプキスシーンも行動と会話が面白くて脚本や小ネタ・ジョーク、ジム・キャリーの>>続きを読む
鑑賞意欲を刺激してくる水色背景に強烈な衣装を纏う謎の男サン・ラのビジュアル。アメリカ生まれのジャズ界に影響を与えた思想家。Wikipediaの記述がとても少ないのに反して本作の公式サイトは彼のプロフィ>>続きを読む
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銀色のウサギに導かれた青年の日常が異変で侵食されていく青春カルトSF。興行収入は振るわなかったものの謎を解明しようと考察好き達の心を掴み当時のDVD発売時はヒットチャート一位に。DVDの売上で公開時赤>>続きを読む
カート・コバーンが少年時代に強い影響を受けた原作ということで鑑賞。しかし原作と映画はテイストが大きく違い内容はほとんど別物とのことで入りを誤った感じがしなくもないです。
映画はクローネンバーグのオリ>>続きを読む
コッポラ監督のサスペンス映画。主役のジーン・ハックマン。前年公開された「スケアクロウ」での危ないオヤジキャラ像とは打って変わり、物静かで思い詰めていく仕事人の姿を演じています。脇にはジョン・カザールや>>続きを読む
言葉を語らず道路を挟んで対峙する2人の男、近づいてタバコに火をつけてからの音楽の導入、最高のオープニングから始まるジーン・ハックマンとアル・パチーノ主演のロードムービー。カラスを怖がらせて追っ払うのか>>続きを読む
発明家のおっさんウォレスとパートナー犬グルミットがドタバタ劇を繰り広げるイングランド発クレイアニメ。クレイアニメはニャッキとかハウスネイルの印象しかなかった自分には本作なかなかの見応えでした。というの>>続きを読む
刺激のある映像を求めるケーブルTV局社長マックスが興味を持ったのは謎のスナッフビデオ。ビデオを追い求める中で大きな闇に飲まれていく悲哀が映されます。テレビやYouTube等映像に過激を求めるのはいつの>>続きを読む
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まず何といっても蛙の雨の衝撃。これほどまでに前情報なく観れて幸せだと思ったことはないくらい嬉しいサプライズ。天気の変遷についての記述はエピソードの区切りの意味だけでなく蛙の前振りの意味も持つという上手>>続きを読む
徴兵を経て肉体的・精神的に傷ついた男達を描いたヒューマンドラマ。戦争を取り扱ってはいるものの戦争そのもの自体はあまり映さず、戦争が与えた影響のショッキングさによりその壮絶さを感じさせるという映し方。現>>続きを読む
アルパチーノ主演のSFコメディ。主演女優に逃げられた落ちぶれ監督のヴィクターは、とあるツテから得たプログラムを利用しバーチャルの女性「シモーヌ」を作成しキャストの穴を補完し公開に間に合わせる。これが予>>続きを読む
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クリント・イーストウッドがアウトロー刑事を演じるクライムアクション映画。劇場型犯罪仕掛けるスコーピオンはゾディアック犯がモデルとのこと。想像以上にド悪党な相手、確保で一旦落ち着いてからの放免→ラストバ>>続きを読む
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ジョーダン・ピール監督のSFスリラー映画。ゲットアウトやアスの「なんなんだこれは!?」という一癖も二癖もあるスリラーという印象は本作でも健在。監督のテーマをユニークに表現する才能もさることながら、盛り>>続きを読む
実際の銀行強盗事件を題材としたアル・パチーノ主演のクライムドラマ。冷徹キャラもいいけどもやはりスカーフェイスやヒートのような野生感溢れる男が似合います。そしてなぜか強盗仲間の男が気になる。危険な雰囲気>>続きを読む
マイケル・クライトン監督によるSFウェスタン映画。監督は作家でもあり「ジュラシック・パーク」の著者、多才すぎる。
巨大遊園地「デロス」、3種の世界観で構成されたパークでは機械人形が指定された行動をと>>続きを読む
セーラ服少女が怪物相手に刀を振り回すホラーアクション。アニメといえどいわゆる萌えテイストは全く無くキャラ造形も世界観も雰囲気も何もかも硬派。舞台が60年代の横田基地周辺のアメリカンハイスクールというこ>>続きを読む