おしょうさんの映画レビュー・感想・評価

おしょう

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

家族って、血の繋がりだけで繋がっているわけでは無くて。そんな大義名分よりも、冷めた観点で言えばマネジメントの方が大事で。みんな、何かしら自分の役に立ってたり、無いものを補完するために集う集団が家族で。>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

安藤サクラは、アンチヒーローが似合う。こういう役をやらせたら本当にカッコいいし、そんな類の視聴者にとって救いなのである。

繕い裁つ人(2015年製作の映画)

3.1

神戸の風景が素敵。カフェサンパウロは実在するみたいなので行ってみたい。
映画自体は、なんか綺麗に作りすぎてる感じがしてあまり感情移入できなかった。

台風クラブ(1985年製作の映画)

4.0

思春期ならではの狂気。田舎の学校ほど、その狂気が濃縮される感じがある。

1999年の夏休み(1988年製作の映画)

4.4

記憶に残る一夏の思い出。レトロフューチャー感と、随所の違和感が素晴らしすぎる。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

ぼんやりした日常の中に楽しさや明るさ、悲しみや暗さが同居する。そんな毎日を、家庭や身近な人への愛が紡いでいく。
旦那が出征する時の、すずの言葉が胸に刺さった。
一度でなく何度か観たくなる映画。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.0

遅ればせながら映画館で鑑賞。
世間で大騒ぎになってるから、どんなもんやと斜に構えて観に行ったら、ものの20分足らずで涙が。
映像美とかストーリーとか色々言われてるけど、もうなんか都会の男子高生と田舎の
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怒り(2016年製作の映画)

4.2

登場人物は、全て何かしらの「怒り」や「悲しみ」を抱えて生きている。
一見普通な様に見えて、徐々にその闇の深さが露呈してくる。誰もが「信頼」に対して懐疑的で、一番純粋だった沖縄の少年でさえも結果的にそれ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

死ぬ間際の人間の最後の思い出作りっていうテーマで多分何本もの映画が作られてると思うんだけど、この映画の特色はロックであり、コメディであるということ。
男子校ノリの面白さがある。
テンポも良く評価が高い
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

凄い名作と聞いての視聴だったため、いささか肩透かしの印象。
ただ、フォレストの純朴さとアラバマの綺麗な風景、素晴らしい音楽がマッチングしており、全体のクオリティが非常に高い。
素直に生き続けた人の、心
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.8

ドイツの映画なので、単館系的な物静かさや侘び寂びがあるんだけど、ストーリーが面白いので飽きずに最後まで見れる。
ホームドラマというよりコメディだと思う。主人公の演技が良かった。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

一番最後のエピローグで出てくる、主人公の最期が衝撃。
暴力と差別が平気でまかり通った時代。奇跡的に運命を変えることが出来ても、結局社会に殺されてしまう残酷さに、心が締め付けられる思いになる。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.4

画面が暗くて途中何度も寝かけた。
個人的には難解な映画だと感じました。

ごめん(2002年製作の映画)

4.1

マセた小6と中2の恋。主人公の男の子の演技が素晴らしい。
子供の頃って何でもできたような気がして、落ち着きが無くて、純粋で・・・
そんな年頃だからこそ「好きなんです!」ってこれだけストレートに言えて、
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ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.6

80年代的な軽さと、出家というテーマのギャップが心地良い。途中オーケンが出てきたのにはびっくりした。

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.9

天才数学者が次々と難題を解いていくストーリーかと思いきや、心の病と闘う映画でした。見てるうちにだんだんこちらまで鬱屈してしまいそうになります。特に妻が発狂するシーンなんかは痛たましい・・・
実話がベー
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.0

よくある上京物語なんだけど、登場人物の誰もがいきいきしていて、特に主人公の青い目の純粋さがとても記憶に残った。シンプルなストーリーを丁寧に、上品に描いた映画。
とは言え1つ気になったのは、主人公は帰郷
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.9

長い映画だがテンポが良く最後まで飽きずに見れる。また、画面が白黒のため、殺りくのシーンもそこまでグロくない。
主人公は最初、純粋に金儲けの為にユダヤ人を労働力として使ったのだろうが、やがて自分の行って
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クロコダイル・ダンディー(1986年製作の映画)

3.3

主人公のポールホーガンが憎めないキャラで、ストーリーとしては特に笑いどころもなく淡々と進む。特に派手さも無く、当時なぜこれが大ヒットしたのか分からないけど、ほっこりほのぼのとした良い映画だとは思います>>続きを読む

マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.0

このテンポの良さ、展開の面白さは流石スピルバーグ。
しかし結局ショーンをさらったのは誰なんだという・・・

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

この、ディカプリオの小気味良さがたまらない!めちゃくちゃ悪い事してるのにどこか憎めないし、爽快感すら感じさせる。

セッション(2014年製作の映画)

3.9

教授のドSっぷりが少々堪えてしまい、最後のシーンで本当は爽快感を得られるはずなんだろうけど、個人的にもっと大きな仕返しをして欲しかった。
でも、音楽を題材にした映画らしく最後のシーンはやはり圧巻。

フェイク(1997年製作の映画)

4.0

マフィアの仁義と、社畜の間で悩むジョニーデップ。マフィアもFBIも、善悪は別としてそれぞれ一生懸命生きている。

あぶない刑事(1987年製作の映画)

4.1

とにかく安定感のある面白さ。
松村課長(木の実ナナ)が実は暴走族の元リーダーだったり、タカが重症にも関わらず走り回ったりと随所でツッコミを入れたくなる所が満載なんだけど、それでもこのタカとユージの身の
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またまたあぶない刑事(1988年製作の映画)

4.0

とにかく安定感のある面白さ。ユージの動きのキレの良さ、タカのお決まりのバイク乗りながらの銃撃、トオルのトボけたキャラ、最近ではめったに見ない派手なカーアクション。そしてファンキーな音楽と横浜の風景。ま>>続きを読む

世界の果ての通学路(2012年製作の映画)

3.9

東京の通勤もかなり過酷だ。朝は、骨が軋む音さえ聞こえそうなぐらいの満員電車。夜は駅構内で、酔っ払いが一触即発で喧嘩したりしている。
「大変」という意味では、この映画に出てくるケースも相応である。ただ全
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0

思わず画面に集中させられる「間」の取り方は流石だと思いました。そこそこ長い作品なのに、アッという間に時間が過ぎてしまいました。
東西ドイツのシーンは当時の殺伐とした感じが出ていて緊張感がありました。

母と暮せば(2015年製作の映画)

4.1

とにかく泣ける映画。吉永小百合が哀しすぎて、だんだんと笑顔すらもいたたまれなくなってきてしまう。二宮君の演技も良かったです。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

最後の世界の果てに辿り着くシーンがとても印象的。

フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

3.5

下ネタも多いので、嫁と見る時は注意です。しかし、実話ってのが凄い。ゲイである事は抜きにしても、天才と◯◯は紙一重ってまさにこういう事なんだなと思う。

真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

久々に引き込まれた映画。伏線が色々と張られる中で、最後のどんでん返しにまんまと騙されました。

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.7

Alwaysのような懐古的なストーリーかと思いきや、最後はまさかのホラー。さすが大林監督。ただでは終わらせない。

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.8

戦後の臭いまで伝わって来そうな映像。演者が皆凄く印象的な表情をしている。

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.4

ANA機内で鑑賞。面白かったけど、心に残る作品ではないかなぁ

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.9

素直に笑えて面白かった。死人の頭に釘刺したり、銃打ち込んだり、斬りつけたりってハチャメチャぶりがタケシイズムを感じた。良作。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.7

エンターテイメントとして秀逸。映画館で観るべき。ストーリーより映像を楽しむ作品。これは日本では決して作れないスケール。