kayupanさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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にんじん(1932年製作の映画)

4.0

家族から愛されず、母親から虐待を受けて孤独を感じて自殺しようとする、年が離れた末っ子の話。途中まで、は?ふざけんなまた胸糞映画かよと思ったけど、フランス映画には珍しく救われて良かった。教訓じみた台詞の>>続きを読む

恐るべき子供たち(1950年製作の映画)

4.0

歪んだ共依存の姉弟を取り巻く環境の劇的な変化が物語の中心。ピアノとストリングス主体の音楽がめちゃカッコいい。画の構図が独特で、真上から人物全体を映したり、発言者の額とその聞き手の表情のアップだったりと>>続きを読む

夜ごとの美女(1952年製作の映画)

4.0

現実で報われない貧乏な自称音楽家が、夢の中では好待遇で、とにかく現実逃避をして寝たいが、周辺の騒音や心配した友人達に現実に引き戻される。夢の中で「昔は良かった」と老人が言う度に様々な時代を行き交ったり>>続きを読む

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

-

フランス映画では珍しい爆発物(笑)。悲劇過ぎてむしろ喜劇のFIN!突然のFINにも慣れてきた、、

ミモザ館(1934年製作の映画)

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胸糞注意!!!!!ギャンブル漬けのどうしようもなくだらしない養子とその彼女を溺愛する母の話。最後のFINの瞬間思わず「は??」って声出た。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

5.0

最後まで原因が不明瞭なまま、行方不明になった主人公と、弟夫婦に面倒見られていた息子が再会して、同じく失踪した母を探しに行く。終始セリフは落ち着いたトーンで、BGMもたまに入るブルースギター1本と、独特>>続きを読む

自由を我等に(1931年製作の映画)

4.0

脱獄犯が資本家になって過去をゆすられる。金と機械に翻弄される人間を喜劇的に描き、自由と友情をミュージカルの手法で美化している。「労働を機械に任せる」というような、成熟した資本主義社会が共産主義社会へと>>続きを読む

毒薬/我慢ならない女(1951年製作の映画)

4.0

ラジオで優秀な弁護士の話を聞いた主人公が妻の殺人事件を計画する。内容だけ聞くと一見サスペンスだが、緻密に計算されたコメディコントのような雰囲気。事件で村が活性化したり、子供が裁判の真似をしたりと、道徳>>続きを読む

情婦マノン(1948年製作の映画)

4.0

ビッチを愛して全てが狂ってしまった男の話、ショッキングな最後は心をえぐられる。

旅路の果て(1939年製作の映画)

4.0

名実有無関係なく元演劇役者が行き着き集まる老人ホームが廃止になりそうなドタバタ。老いと生き様と死と詩劇がテーマ。