シネラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

シネラー

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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

仮面を着けた殺人鬼にヒロインが
殺され続けるループSFもののホラーを初鑑賞。SFにホラーだけでは収まらない、
ジャンルの幅がとても広く面白い作品だった。

仮面を着けた殺人鬼が襲ってくる
というテンプ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

5.0

一本の映画として大好きな映画
であり、不意に観たくなって再鑑賞。
本当に幾度と鑑賞を重ねても
涙が絶えない映画だ。

物語としては、
20世紀博というテーマパークに
魅入られた大人達が突如として
街か
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.0

新三部作(プリクエル・トリロジー)
の完結編であり、
ダース・ベイダーの誕生を描いた
悲しくも熱い作品だった。

前二作は本作の為にあったと
思える内容であり、
アナキンは仲間、時代、環境など
あらゆ
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

2.5

新三部作(プリクエル・トリロジー)
の第二作だが、
単刀直入に言うと好きじゃない
スター・ウォーズ映画だ。

まず、アナキンに感情移入
しづらい点が挙げられる。
序盤から中盤にかけての生意気で
身勝手
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.5

新三部作(プリクエル・トリロジー)
の第一作だが、
私が初めて鑑賞した
スター・ウォーズでもある。
改めて鑑賞すると
思うところがない訳ではないが
好きな作品だ。

ダース・モールとの
ライトセイバー
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

韓国映画『ブラインド』のリメイク
だが原典は未鑑賞。
期待していなかったが、
鑑賞してみると中々な
良作サイコスリラーだった。

猟奇的殺人犯の誘拐を目撃した
トラウマを抱える盲目の元女性警官と
将来
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.0

11人の犯罪集団が
ラスベガスの金庫破りに挑む、
軽快なクライムムービー。
初鑑賞の率直な感想としては、
物語自体は面白いが
人物描写に不満が残る作品だった。

それぞれの犯罪エキスパートが
金庫破り
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

娯楽感満載の怪獣映画であり、
素晴らしくお金をかけた
B級映画という印象だった。

巨大化したゴリラ、狼、ワニだが、
そのどれもが単純なモンスター
じゃなく、怪獣的描かれ方だった
事が良かった。
そし
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.0

藤原啓治さんの訃報を聞き、
TVシリーズをいくつか視聴した後
に鑑賞。

物語はひろしがロボにされるという
コミカルな導入にも関わらず、
事件の真相が明るみになると共に
深刻な問題が提示されていく。
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スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 特別篇(1997年製作の映画)

4.0

旧三部作(オリジナル・トリロジー)
の最終作、
ルークとベイダーの決着を描いた
感動作である。
個人的には前作"EP5帝国の逆襲"
よりも好きな完結編である。

物語としては、
序盤がハン・ソロの救出
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スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇(1997年製作の映画)

4.0

旧三部作(オリジナル・トリロジー)
の第二作であり、
シリーズの名場面が詰まった
素晴らしい続編である。

前作に比べ、物語は全体的に
暗い展開が続く内容となっている。
冒頭から死にかける主人公ルーク
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スター・ウォーズ 特別篇(1997年製作の映画)

4.5

旧三部作(オリジナル・トリロジー)
のシリーズ第一作で、
CG等を追加した特別編。
久々に鑑賞。
原点にして大好きな作品だ。

物語としては、
田舎惑星で暮らす青年
ルーク・スカイウォーカーが
仲間と
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

3.5

予告編に惹かれて、公開初日に鑑賞。

冒頭からボレロが挿入される等、
随所に細田守監督のデジモンで見られた
演出が意識されているのは
好印象だった。
物語自体も大人になる事で訪れる
デジモン達との別れ
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デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

4.0

子どもの頃に劇場で鑑賞し、
新作の影響で約15年振りに視聴。

40分という短さにも関わらず、
内容の凝縮具合は素晴らしく、
エンディングが流れ始めた際には
もっと観ていたいと思えた。
デジタルワール
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.0

言わずと知れた、
名作シリーズの第一作を初鑑賞。
重厚なマフィアの抗争と内部の家族愛
が面白くはあったが、
いかんせん登場人物の多さや
長尺な本編の長さから
疲れてしまったのが正直なところだ。

物語
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.5

スピルバーグ監督の戦争映画だが、
初鑑賞。

やはり本作で見逃せないのは、
現実味のある残酷な
戦争描写と言えるだろう。
冒頭のノルマンディー上陸作戦から
終盤に至るまで徹底して
リアルに描かれる戦争
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

『アス』のジョーダン・ピール監督
初監督作品であり、
アメリカの人種差別を風刺した
絶妙なサスペンススリラーだった。

サスペンス要素は催眠術といった
突飛な部分はあるものの、
登場人物達の台詞や行動
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.0

冴えない旅行書店の店主と
大女優が惹かれあっていく、
言わずと知れたシンデレラストーリー
だが、個人的には合わない映画だった。

作品全体を通して、
何故と思ってしまう場面が多かった。
最初の段階で
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

本作をもって未完結となった
シリーズの第2作であるが、
鑑賞後の率直な気持ちは
続編が観たかったという想いだ。

物語そのものは全体的に
詰め込み過ぎな印象を受けた。
前作から続くグウェンとの関係、
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

サム・ライミ版から
数年で製作されたリブート作であるが、
ヒーローアクション映画
としては申し分ない作品である。

物語としてはヒーローの誕生に加え、
ピーター・パーカーと
グウェン・ステイシーの恋
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

劇場で鑑賞していたが、
忘れている部分も多い為
改めて鑑賞。
不満点が無い訳ではないが、
好きなヒーロー映画だ。

物語は、
記者であるエディ・ブロックが
寄生体シンビオートによって、
アンチヒーロー
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

女性色が強く、
ファッションに興味もなかった為、
遠ざけてしまっていた作品だったが、
私生活と仕事への在り方を
考えさせられる、
華やかで素晴らしい映画だった。

アン・ハサウェイ演じる
主人公のアン
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.5

公開時、自分を
ヒロアカのファンにさせた作品であり、
改めて鑑賞。

ジャンプ漫画の王道映画で、
作品に関して初見であっても理解でき、楽しめる内容となっている。
しかし、それらがかえって
説明部分が多
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ゾンビ映画はあまり観ないが、
率直に言って面白かった。

感染者達が山のように押し寄せる
場面は本当に凄まじく、
緊迫感をそそられる描写だった。
そして、必死に生きようとする
乗客達の人間模様は生々し
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.5

前作から27年後、
大人になったルーザーズクラブと
ペニーワイズの決着を描いた作品だが、
率直に言って消化不良だった。

序盤におけるルーザーズクラブ
の再会は導入として良いが、
中盤にかけての儀式に
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

びっくり系ホラーであり、
地続きするような恐怖感は薄い。
物語の進行と共にホラーとしては
マンネリ気味だった。

只、子ども達の成長物語という
ジュブナイル映画としては充分に
楽しめる作品だ。
ルーザ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

バットマンの宿敵、
ジョーカーの誕生を描いた作品だが、
内容としては貧富の差や
人間の狂気を描いた傑作である。

ジョーカーになるアーサーは、
映画冒頭から不憫な状況にあり、
それが更に転落していく様
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

作品としては、
単純に面白いと言えるものではない。
『万引き家族』、『ジョーカー』
のように観賞後、
貧富の差や家族について
積まされた想いをする映画だ。

映画のジャンルとしては、
サスペンスホラー
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.0

ル・マンに挑むフォード社を描いた
本作だが、物語の根底にあるのは
男達の友情だと思った。

タイプの違う二人が共通の目的を持ち、レースに挑んでいく。
素晴らしいバディムービーだ。
映画序盤は登場人物の
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

前作はレンタルで視聴し、
満を持しての劇場での鑑賞。

本編の7割程は既に分かっている
内容だったが、
感動する事に変わりはなく、
空襲場面に関しては改めて、
その恐怖感が感じられた。
相も変わらず、
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

観賞後の気持ちとしては、
やるせなさが残る映画だった。

事件への杜撰な捜査を通して、
良くも悪くも変化していく刑事達は
見事な人間模様だった。
サスペンス要素としては
賛否あると思うが、
本作の肝は
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アス(2019年製作の映画)

3.0

単純なドッペルゲンガーものの
映画と思いきや、世界観としては
大規模な内容であり、
そういった点での物語の収拾は
大雑把に感じられた。
結末も読めてしまった事が残念だった。

しかし、サスペンススリラ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

擬似ワンカットによる、
圧倒的な臨場感が素晴らしかった。
物語性として大きな捻りが
ないにも関わらず、
主人公に寄り添い続ける
ワンカットによって、
アクションゲームを操作するような
没入感が感じられ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

嫌いになる登場人物がいない、
コミカルとシリアスが絶妙な戦争映画。

自身の中のヒトラーに心酔するだけ
だった少年ジョジョが、
自己決定できるようになるまでの
作品であり、
少年の成長を見事に描いてい
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