華さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

華

映画(1321)
ドラマ(9)
アニメ(0)

アス(2019年製作の映画)

4.0

思わずエレミヤ書11章11節を検索してしまうよね。
私は「ゲット・アウト」よりもこちらの方が大変好みだった。夜の、あの四人組のシルエットが不気味で…!

八甲田山(1977年製作の映画)

3.5

第五連隊の方は駄目な判断、駄目な偉い人の見本市みたいだけど、映画として客観的に見てるから言えることなんだろう、というのは分かっているつもり。雪山怖いなぁ。

かぞくのくに(2012年製作の映画)

4.0

「ディア・ピョンヤン」の監督が撮ったフィクションということで気になっていた映画。
これは本当にやるせない。意味不明だけど、従うしかない理不尽さ。後悔。それぞれの怒りをどこにぶつければいいのか。
安藤サ
>>続きを読む

血のお茶と紅い鎖(2006年製作の映画)

3.0

少し気持ち悪いストップモーションアニメ。
食虫植物みたいなやつが良かった。3人が食べてた実も食虫植物の一部で、眠くさせて、幻覚を見せて、罠に取り込む、ということなのかな。蜘蛛と交渉して渡してたのもあの
>>続きを読む

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)

3.0

ちょっと…面白かった(笑)もういかにもフランス映画って感じ。
「ボヴァリー夫人」の話を知らなかったので、途中で一時停止して、Wikipediaでざっとあらすじだけ読みました。

ある女優の不在(2018年製作の映画)

3.5

イランに何となく興味があって、イラン映画はわりと見てる方だと思うんだけど、毎回毎回結構なカルチャーショックを受ける。

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.5

派手な盛り上がりとかはなくて、ただ淡々と進む、極北サバイバル映画。地味に静かに怖い。
飛行機が墜落して遭難中の主人公(マッツ・ミケルセン)がそれなりのサバイバル技術を擁する人間なのは分かるけど、あまり
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

続編なのでもちろんシャイニングの要素がたくさん盛り込まれつつ、キューブリックのシャイニングの世界観とはだいぶ離れたような感じ。
私自身が昔に比べて、子供が辛い目に遭うシーンが本当にダメになってしまって
>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

3.5

ホラー映画あるあると、突飛な設定と、終盤の血みどろ祭りがとても良い。

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.5

上手く説明できない、今まで見たことのない物語。元々こういう顔立ちの男女を主演に採用したのかと思ったけど、特殊メイクらしくて、役作りとその怪演に脱帽。

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

「12モンキーズ」が大好きなんだけどこの作品のことを知らずに、似てる…なぜこんなに似てる…?と思いながら観た。そうか、これが元ネタだったのか。こちらはこちらで非常に好み。いいものに出会えた。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

よく分からない用語、設定、もちろんいっぱいあったけど、TVアニメ版、旧劇場版と比べたら何と分かりやすく、そして健康的に、見やすくなったことか。
救われたし、映像は素晴らしいし、ちゃんと話が終わっててび
>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

4.5

話は全然違うんだけど「ゴーン・ガール」を観た時と同じような満足感があった。

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.5

前半はドキドキで、うわ、怖い! 面白い!って感じで観ていたけど、後半はだいぶ大味で大雑把だった。
死体役の人がとても美しくて良い。ただ横たわってるだけなのに。

湾生回家(2015年製作の映画)

4.0

湾生=日本統治時代の台湾で生まれた日本人。日本の敗戦後、多くが生まれ故郷を去ることを余儀なくされた。
お墓でコインを投げて占いのようなものをしているのがとても印象的だった。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.5

しんどかった。「誰も知らない」と同じしんどさだ。

アダムズ・アップル(2005年製作の映画)

4.5

「ちょっと頑固だけど心優しい牧師」に救われる話かと思って見始めたけど、どうも違う。あれ…??(笑)
だいぶブラックだけど、心地のいいブラックさだった。最高。

私のちいさなお葬式(2017年製作の映画)

4.0

ロシアが舞台だからっていう理由で何となく手に取った映画。おばあちゃんのわりと無茶苦茶な行動と随所に散らばるブラックなユーモアにじんわりしちゃう。あとやっぱり鯉が良い。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.0

やっぱりこの監督が描く変にこじれた家族関係とそういう家族間のキリキリした会話がいい。上手いなぁ、と思う。

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.5

個人的には、邦題に「秘密」と入っていない方がもっと純粋に楽しめたかも。
ガーンジー島に興味があったので、そこが舞台のお話を見られてとても良かった。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

「タクシー運転手」で描かれた光州事件から7年後くらいの話。所長を庇うわけではもちろんないけど、日本と違って韓国は北朝鮮と陸続きであるわけだし、彼のセリフにもある通り、本当に命がけで守っていたのだろうな>>続きを読む

花様年華(2000年製作の映画)

4.0

もだもだした男女の恋愛映画はあんまり好きじゃないけど、これは画面が美しくてずっと見ていられる。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

派手さはないけど、ドキドキするし、一切画面に映らない被害者、加害者の顔がまるで見えているかのように想像力がかき立てられるし、これはすごい、見事。

箪笥<たんす>(2003年製作の映画)

4.0

もっと早く見れば良かった。好みな世界観。あの屋敷もとてもいい。そして伏線の回収が好きだなぁ。

娘よ(2014年製作の映画)

4.0

パキスタン映画は初めて見たので出てくるものがいろいろと物珍しく、布量の多い服やデコトラに惹かれた。パキスタン北部のパシュトー語が話されている地域が舞台。
「児童婚」を下敷きにしたストーリーで人権侵害甚
>>続きを読む

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

4.0

何だかふと先日読んだ日本の鎌倉時代の武家が主人公のとても血なまぐさい小説を思い出した。力を得ても、ちょっとの判断ミスで失墜どころか首が飛ぶ。東西問わず時代劇はそういうところが面白いのかもしれない。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.5

最初からかなり無理のある設定だと思うのだけど、七つ子の姉妹たちにそれぞれ個性や特技があってそれを活かすシーンや、予想外の残酷さと激しいアクションが良かった。あと、私自身が長女なので「月曜」にとても親近>>続きを読む