JBLさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜(2012年製作の映画)

5.0

ファンタジーを多く含んだ作品だが共感できる内容。

大切な人、大事にしてた物も必ず終わりがある。
だから切なく悲しい。
だからと言って時間を止めることはできない。
生きる事は辛く険しい、だからこそ楽し
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アフター・アース(2013年製作の映画)

3.5

ウィルスミス親子の為の映画。

息子の動揺や身勝手さ、恐怖が観てるこちら側をイラつかせる。
っが、演出の狙いにまんまと引っかかってしまっていた。

ウィルスミスの活躍が想像を遥かに超えるくらいに無く、
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神様のカルテ2(2013年製作の映画)

5.0

本作は医者という職業から家族、夫婦のあり方を描いている。
前作に対し、よりシリアスで深く重いストーリー構成。
医者でなくとも、現代社会では家にほとんど帰られず仕事ばかりの人も多い世の中で考えなければい
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

ジョンファブローの起死回生作!!
アイアンマンで監督として成功するもアイアンマン2以降の監督作はあまり良い評価を受けなくなる。
そして次にインデペンデントで彼が本当に作りたい作品を手掛けた本作が大ヒッ
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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

5.0

父と息子、そして家族の物語。

父と3兄弟の次男との確執は大きいが、2人はお互いの事を想いあっているが、噛み合わないため歪みが生じてしまう。

終盤の裁判シーンでのロバートダウニーJrの演説は胸が熱く
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サルバドールの朝(2006年製作の映画)

5.0

後味が悪いが、多くの人達が観るべき作品。

1970年代、フランコの体制下にあったスペイン。反政府活動を行うサルバドール・プッチ・アンティック(実在の人物)
活動資金を得るために武装して銀行強盗を繰り
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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

3.0

我々が思っている世の中が正しいと思えるのは、共通した当たり前の世界があるからである。

でも、もしそうじゃない違う世界が存在してたら...

宇宙人が登場したりはしない想像もしない世界観がある作品。
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

5.0

アベンジャーズからの話の続きになっている。
最後の終わり方が気持ち悪い。
早く続編が観たくてたまらない。

前作のBlu-rayと比べると音の明瞭感が明らかに良くなっている。
アトモスの恩恵が大きいと
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

5.0

以前の鑑賞時は楽しめた記憶がなく、久々にアベンジャーズとの兼ね合いで再見したが、充分に楽しめた。
コミックを読む感覚で作品を楽しめる。

ダークワールドを早く観たくなる。
娯楽映画として申し分ないが、
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

5.0

またもやクリントイーストウッドにめった打ちにのめされた。

宗教的に厳格な母子家庭で育ったフィリップと、彼に対して父親のように接するブッチとの間には友情が芽生えていく。
フィリップの父は蒸発し父親とい
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プロメテウス(2012年製作の映画)

4.0

各面から酷評を受けた本作。

謎が多すぎて、???が続く。
プロメテウスの脚本は最初ジョンスペイツがALIEN : ENGINNERSというタイトルで書いたがリドリースコットが納得できずデイモンリンデ
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スポーン(1997年製作の映画)

-

評価ができない程の駄作。

続編ができないのは当たり前である。

シャイン(1996年製作の映画)

5.0

実在のピアニストであるデイヴィッド・ヘルフゴットを演じた主演のジェフリー・ラッシュは第69回アカデミー賞主演男優賞をはじめ多数の映画賞を受賞。

ユダヤ人であるが故に父は幼い頃、第二次世界大戦の渦の中
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合衆国最後の日(1977年製作の映画)

5.0

実に面白い作品!!

現代の商業映画と違いロバートアルドリッチ監督の思想が大いに反映された傑作。
冒頭でこの映画はフィクションであることを念を押しているのも納得できる。
これが現実であったとしたら..
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

これは究極のラブストーリー。

偏見や差別はキリスト的思想が大きいと認識している。その影響で我々は本当の自由を失った。
モラルは大事だが、偏見は不必要。

この映画ではそれらの壁がブチ壊され人間が本来
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大空のサムライ(1976年製作の映画)

3.5

表題は同じだが、内容は出版されている坂井三郎の自伝に基づかないオリジナル作品である。
映画の冒頭で坂井本人が登場して、戦後は赤十字飛行隊で活躍している名乗っているが、坂井が赤十字飛行隊に在籍したことは
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

5.0

トムハーディの乱気に満ちた演技は圧巻。

父から愛される事を知らずに育った兄弟。
兄は結婚をして子供2人に恵まれ愛を知る。弟は孤独に生き、優しい心を持つものの過去の家族の憎しみが拭えず苦しむ。
ラスト
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

5.0

イーストウッドの手腕に脱帽する。

フォーシーズンズのレコードを何枚か持っているが、彼らの歴史は知らなかった。
特に「shelly」や「can't take my eyes off you」ができる経
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

5.0

高畑勲監督の最高傑作と言える作品。

映画のカテゴリーに置いておくには勿体無い、美術品のような華麗さを兼ね備えている。

かぐや姫の表情で心情を語っている部分が多く、無駄な台詞がない

平安時代は平和
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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

5.0

こういう恋愛映画はシビれてしまう。

自分の想いを尊重した結果、同じ結末が待っているだけ。
耐える事も愛情であることが理解できてしまう。

ミシェルウィリアムスの表情でどういう心情で何を考えているか読
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エクソダス:神と王(2014年製作の映画)

5.0

本作は大きなスクリーンと音響設備があってこそ楽しめれた。
内容はモーゼの十戒の話のため、ここでは説明不要。

とにかくリアリズムが追求されており、リドリースコットらしいエグいシーンも幾つもあった。
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野火(1959年製作の映画)

4.0

1945年2月、第二次大戦末期のレイテ島。

今まで散々戦争映画を観てきたが、ここまで戦闘シーンがない作品は初めてだった。
米兵はほとんど登場せず、銃殺されるのは島民と日本兵のみ。
しかも日本兵が日本
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ベイマックス(2014年製作の映画)

5.0

マーベル作品をディズニーが映画化。
元々は父と息子の話の設定を兄と弟に変更された点が共感を得やすかった。

ストーリー展開はありきたりなので安心しながらも笑えて泣ける。

日本語字幕があまりにもお粗末
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地球爆破作戦(1970年製作の映画)

5.0

本当に怖ろしいエンディングに身震いする。
1970年製作の作品なのに現代のテクノロジーを見据えていたかのような我々がこれから抱えていく大きな問題提議。

平和という大きな目的は人間もコンピューターも一
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ジャスミンの花開く(2004年製作の映画)

3.5

チャンツィーがとにかく美しく、惚れ惚れとしてしまう。
どことなく若尾文子の若かりし頃を彷彿させる。
虚しく悲しい役をさせるにはうってつけの女優さんと再確認。

親が親なら子も子という作品。
強く生きて
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鬼火(1963年製作の映画)

3.5

生き甲斐とは何か。
それを見出せなかった哀れな男。

終始「人生とは」っという哲学の台詞ばかりだが、当たり前に分かる台詞の数々。

哀れな男の末路はやはり哀れなである。

オン・ザ・ロード(2012年製作の映画)

4.0

ハリウッド映画らしいロードムービー。

ドラッグ、酒、女に溺れる若者達の青春を描いている。
人生の中で一度は誰しもバカをした事があるけど、馬鹿をした後に何をしてきた結果が今なのかというのを深々と感じる
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危険な関係(2012年製作の映画)

4.0

ジャンヌモロー主演の1959年製作で現代のパリを舞台にした危険な関係は有名だが、中国版の危険な関係。

舞台は1931年の上海。
日本が中国を占領した辺りの時代。街の人たちは日本の侵略に対して血気して
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グロリア(1980年製作の映画)

5.0

ジーナローランズの名演の作品。

特に音楽が素晴らしい。
ビル・コンティによる音楽でロッキーやベストキッドなど名作を手掛けた作曲家。
サックスの音が本当に寂しさとこれから起こる恐怖を柔らかい音楽で奏で
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

5.0

普通に楽しめた!
90年代を彷彿させる展開でドキドキワクワクハラハラできた。

ブラッドピットの演技は安定しており、最高の役者と改めて思える。

ラストも次回作を作れるような締め括りで、次回作も決定と
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武蔵野夫人(1951年製作の映画)

4.0

東宝作品で大映の溝口健二作品。
主演は松竹の田中絹代。

浮ついた気持ちで不倫しようとして悲惨な最後を迎える悲劇作。

田中絹代は悲劇のヒロインを演じさせると右に出る者はいないと思える風貌と演技がしび
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

5.0

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の出世作。

内戦によって翻弄される1人の女性の物語。
その女性(母)の双子の妹弟が母の遺書によって兄がいる事を知り、母が兄に宛てた手紙を渡す旅が始まる。
その結末は壮絶で絶句
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

5.0

面白かった!!

誰もが過去にある後悔をやり直したいと思っている事を体現した作品。

過去を変える恐ろしさ、人の人生、自分の人生が大きく変わっていく。

最後はバッドエンディングでもハッピーエンディン
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

4.0

人間であれ猿であれ、家族愛や憎しみ合う気持ちは同じである。
それが理性を持ち生きている動物の定めなのであろう。
本当の戦争は次回が本格的になる。

画角はビスタサイズ。
音響設計も素晴らしく、後半の猿
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

5.0

映画がスタートするなりいきなりアクションシーン!!

金に心を持っていかれそうになった王ノートンが仲間によって名誉と誇りを取り戻し、本当の王へとなっていく様は人間臭さがあり、リアリティーがある。

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