JBLさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

5.0

予想以上に感動できた。

ただ、ドラえもんの今までのテレビ版、劇場版を観ているという前提で製作されている。

主人公は完全にのび太で描かれており、彼の成長ぶりが分かりやすく描かれており、王道のドラえも
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.5

とにかく笑えて面白い!

オタクであるだけで世間的にキモい目線で見られても自分の好きな事に徹底している姿は美しくカッコいい。

自分もオーディオを買いあさったりレコードをバカみたいに買っているオタクだ
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ミュータント・タートルズ(2014年製作の映画)

5.0

最高に最高にブっ飛んでいて面白い!!

アクションもカッコイイし、笑いも随所にあり全く中弛みすることなくジェットコースターのように一気に物語が駆け巡って行く。
日本のアニメーションなどが研究し尽くされ
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.0

説明の無さにも程があるほど、何も解説がなく物語が始まる。
アリーアのためにロシアンマフィアに喧嘩を売ったのは分かるが、動機があまりにも曖昧。

正義のために人を大量に殺す。

昔からよくみかけるハリウ
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フューリー(2014年製作の映画)

5.0

理想は平和だが、歴史は残酷だ。

歴史を知っていても実際の戦場の惨劇は戦場にいた兵士しか知り得ない。

悲惨なシーンの連続だが、受け入れるしかない事実が戦争映画であろう。
戦争によって幸せを得れる事は
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トランセンデンス(2014年製作の映画)

5.0

まるで攻殻機動隊の概要のような作品。

単純なSF映画という枠でなく現実味がある。
それなのに作品のテーマは「愛」だから素敵である。

激しいアクションはないものの、ドルビーアトムスで制作されている恩
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ヴァン・ゴッホ~最期の70日~(1991年製作の映画)

5.0

無駄な肉を削ぎ落とした作品。

無駄な映像も台詞もなく、必要最低限で作られて2時間40分の大作。

ゴッホの耳切り事件も話には出てくるが、過去の話として焦点が当てられていない。
それが話の筋として良い
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

前作に比べ、アクションもストーリーもイイ。

確かにカッコイイ。

っが、どうもハラハラドキドキには欠ける。

マッドマックス(1979年製作の映画)

4.0

CGが無い時代にあのカーアクションはスゴイが、内容がショボく前半はただただ眠くなる。

善悪がとても分かりやすく、79年の作品だが80年代によくある作風。

バウンド(1996年製作の映画)

4.0

ウォシャウスキー兄弟の初監督作品。

始まって30分までは、ただのB級のレズビアン映画かと思ったが、段々と緊迫したサスペンスへと変わっていく。

規模の小さい話であり、マフィア絡みの映画の王道でありが
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(1960年製作の映画)

5.0

ジャック・ベッケル監督は、公開前の1960年2月に亡くなり、この作品が遺作となった。

1947年にパリで実際に起きた脱獄事件を描いている。
この事件の実行犯の一人であるジョゼ・ジョヴァンニが1958
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安城家の舞踏會(1947年製作の映画)

4.0

吉村公三郎と新藤兼人のコンビ作。

チェーホフの戯曲『桜の園』を元に新藤兼人のオリジナル脚本。
終戦直後の変革の波に呑まれるかのように没落した名門華族の人々。

美術が美しい。
コンソールや椅子やテー
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浮雲(1955年製作の映画)

5.0

どーしようもないダメ男と、そのダメ男からどーしても離れられない女。

昔を思い出し、昔はあーだったこーだったと話す。
あまり発展性のない会話をしながらも時間はどんどん経ち、付くようで付かない。

演出
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

5.0

何度見ても最高に面白い!!

脚本の基本筋は実話が元になっている。

後半になってからのカーアクションのシーンやラストのシーンはドキドキさせられる。

ラストの終わり方は当時賛否両論となり、フレンチコ
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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

5.0

高峰秀子がこれほど愛おしく思える作品は初めてである。

夫に先立たれたバーのママとして働き、夫の遺骨に自分の写真と手紙を入れるという辺りはクサいが素敵だ。

女性の苦悩と葛藤を描く上でこの先品は王道を
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めし(1951年製作の映画)

5.0

成瀬巳喜男監督の女性の描き方は溝口健二監督と肩を並べる。

原節子さんの妖艶さは今の女優さんに似た人はいない。
杉葉子さんにしてもそうだが、美しい。
杉村春子さんの演技には心底惹かれる。

男女の在り
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サクリファイス(1986年製作の映画)

2.5

ザ・宗教映画である、もっと言えばキリスト教のための映画。

神を信じ、愛する者を救う。
しかしそれにはリスクも伴う。

それは宗教を信じてなくても当たり前の事だからこそ、全く面白みがない。

カンヌ国
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

5.0

実に感動できる。

愛という普遍的なものが人間とOSに芽生える、そんなこと我々は未だ経験したことなく概念として持ち合わせていない。
しかし、ヨーロッパ人で世界中を飛び回っている女性とスーパー遠距離をし
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イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

4.0

生きる事は決して楽ではない。
辛い事もたくさんある反面、幸せもたくさんある。
諦めた時点で終わりだ。

恋愛色がほとんどの今作。
高校生の恋愛としては妥当な流れだと思う。
しかし、ブルーバレンタインを
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.5

アニメを観ている感覚の映画。

実に幼稚で映像に余韻も何もない、ただガチャガチャしてるだけ。

中国資本の本作は中国を最終決戦の場に選んでいるが... これがイケてない。
しかも中国でなくアメリカ国内
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あん(2015年製作の映画)

5.0

ここ近年に稀な大大大傑作。

河瀬監督の作品の中でも群を抜いて素晴らしい出来映え。

その大きな恩恵は樹木希林さんの圧倒的な存在感と心に染みる演技があった。
前半はお茶目な希林さんや永瀬さんらの演技に
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

この手の恋愛映画は重い。

彼が彼女を想う気持ちも分からんでもないが、それが重い。
だから共感し難い。

思想の違いである。

DVDでの視聴だったが、とにかく画質がフィルムの質感がしっかりあり美しい
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恋人たちの予感(1989年製作の映画)

5.0

When Harry met sally。何度観ても思う、最高に笑えて心がほっこりする。

ウディアレンのマンハッタンやアニーホールのようにニューヨークが実に美しく撮られている。

オーガニズムのシー
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.0

ストーリーは小学生でも分かる内容。

アクションは超ド級!

我が家のシアタールームが爆音のエンジン音で部屋を震わせ、一種のテーマパークのアトラクションに乗っていたかのような躍動と壮快感!

やはりF
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

5.0

ホモセクショナルの映画がこんなにも美しく映し出される映画は初めて観た。

不純と純潔な表現、美の哲学などホモセクショナルを通して垣間見れる。

セリフも少なく必要最低限の表現のみ。
長回しのシーンが多
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近松物語(1954年製作の映画)

5.0

近松門左衛門原作。

歌舞伎を見ているような演出。
香川京子も南田洋子も誠に美しい。

溝口健二監督のセンスの良さには改めて脱帽である。
美術や衣装など今の映画が見習うべきである。

ガールフレンド・エクスペリエンス(2009年製作の映画)

5.0

日本では全くヒットしなかったが、劇場(吉祥寺バウスシアター)で観た時に衝撃を受けた。
そに時に一緒に観に行っていた女性は全く作品の理解ができず、大不満の表情を浮かべていたのが印象的だった。

娼婦であ
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

4.0

本作は3部作シリーズ、ファーストジェネレーションを観ていないと置いてきぼりにされてしまう。
またプロフェッサーがローガンの心を読むシーンでも、ウルヴァリンを観ていた方がローガンの過去の苦しみを理解でき
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プロミスト・ランド(2012年製作の映画)

5.0

これが現実のアメリカだと再確認させられた。

何が本当に大切なのか、それは人それぞれの価値観である。
人間だから持てた価値観を大事にしたい。

ガスヴァンサントの作品はどの作品も繊細で美しさと気品があ
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

5.0

これぞエンタテインメント!!

ストーリー展開や映像などアニメーションを観てるかのような気分になる。

そして何よりもAWESOME MIXがとにかく最高にクール!!

ダークナイトのようなシリアスな
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流れる(1956年製作の映画)

5.0

女性を美しく撮れる監督は溝口監督と成瀬監督くらいしか思い浮かばない。

豪華女優陣の配役で特に山田五十鈴さんの妖艶な姿にうっとりさせられる。

木下監督でお馴染みの高峰秀子さんが成瀬監督により、より一
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炎のランナー(1981年製作の映画)

3.5

分かりやすいストーリー展開で楽しめる。

人種、宗教というものが人々に与える影響が大きい。
しかしオリンピックは人種も宗教の垣根を越えた美しさがそこにある。

ただ、キリスト教色が強過ぎてなかなか感情
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

5.0

ロマンポランスキーらしい落ち着きがある中に興奮をもたらす映像美。
ジェリーゴールドスミスのスコアが相まって実に美しい作品。

ラストのロングショットが作品全体の象徴的な演出で、スクリーンに釘付けになる
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バード(1988年製作の映画)

5.0

34歳で心臓麻痺で亡くなったチャーリーパーカーの伝記映画。

劇中の演奏シーンの音源はレコードからバード自身の演奏をリマスターして使われている。

伝説的な人間はいつも短い人生を歩み、そして歴史を作り
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フォーカス(2015年製作の映画)

4.0

ポップコーンムービー。

結末でひっくり返るかと思いきや...先が見えてしまった。

マーゴットロビーの美しさに見惚れ、下ネタも面白いw

新宿ピカデリー スクリーン9

セッション(2014年製作の映画)

5.0

これは絶対に映画館で見るべき作品!

何かを達成させるためには犠牲も必要とする。

J K シモンズ演ずるフレッチャーの指導は理解できる。
甘ったれた現代社会はアメリカも同様で今の我々に必要なのはパッ
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