JBLさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.3

とても面白かった!

志々雄にも感情移入してしまう演出は素晴らしい。
各キャラクターが幕末で受けた傷を抱えながら自分の正義を行う。

3作とも所々で剣心の頬の十字傷ができる前の事が描かれているが、この
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

3.5

単純明快なストーリー。
まさにポップコーンムービーで気楽に鑑賞できる。

とにかく美術や衣装等がイケてる。

漫画アニメが原作であるため一概に言えないが時代劇がヒットしない今の時代に合ったモダンな時代
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

5.0

1人の男の存在によって1つの家族が大きく変わっていく。

男は過去と向き合えずにいた時に1人の女性に出会い過去と向き合い、女性も今に縛られず前に進もうと決意する。

最後の最後に希望の光が見えた時、涙
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

5.0

18歳の女性の複雑な心境描写が言葉数が少なくても表情で汲み取れる。

世の中の矛盾をまだ肌身で感じきれていない10代の心境も共感できる。

甘酸っぱい映画。

全編の画角が4:3で、音声が2ch収録っ
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サード・パーソン(2013年製作の映画)

4.0

さすがポールハギスだけあってよく練られた脚本で面白い。
ロマンチックであり悲しみが込み上げてくる。

「愛」の定義とは人それぞれの価値観があり、すれ違いは否なまれない。

マレフィセント(2014年製作の映画)

4.5

映像美と音響効果の素晴らしさが際立っている作品。

眠れる森の美女のイメージが強すぎてマレフィセントの人間味に感動する。
と同時にオーロラの父親があまりに非情な男であることにショック。

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

4.0

旧約聖書にあるノアの方舟を題材にした家族愛。

聖書の内容とは大きく異なり、ハリウッド要素満載の作品。
それ故に7つの大罪がノア自身にもかなりあり無償の愛より、ただ神の言いなりになってる人にすぎない設
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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト(2013年製作の映画)

3.5

パガニーニの伝記映画だから楽しみにしていたが...

良く言えばエンターテイメントとして楽しめるパガニーニの伝記映画。
悪く言えば事実と異なる部分が多い。

ただ、もう一度観直す気にはならない。

私の男(2013年製作の映画)

5.0

挑発的で常識からかけ離れた異常なモラルの愛。

不気味であるが、それが見てる側の心を乱し、理解へと導かれる。

二階堂ふみ、あっぱれ!!

二階堂ふみ扮する花の幼少期は16mmフィルム、流氷の街での日
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THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦(2015年製作の映画)

5.0

完全にパトレイバー2のセルフオマージュ作品であるからこそ、楽しめた!

しかし、前作の出来が完璧過ぎて今作は一歩後退というのは否なめないが、パトレイバー好きには心くすぐられる。

新宿ピカデリーにて。

春の雪(2005年製作の映画)

5.0

この作品は何度見ても同じ思いに馳せられる。

失ってみて本当に大切なものに気づくのが人間の性なのだろうか。

嘘と建前ばかりの人間がどれだけ正直に本音で生きていけるのか。

人生はとても儚い。

大統領の陰謀(1976年製作の映画)

5.0

ウォーターゲート事件を2人の記者が暴いていく。

これは予備知識がないと分かりにくい作品だが、ここまで詳細を知らなかったため食い入るよう見れた!!

「フロスト×ニクソン」がより理解できる。

DVD
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

5.0

衝撃的な作品。

アメリカの言う正義って何なのか...

真実に基づいている作品。

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

4.0

相当な駆け足な作品のため、内容が少し薄い。

しかし、自分の信念を少しも変えることなく突き進む彼の姿には感銘を受ける。

周りは彼が変わったと言う。
その時スティーブの返事は「変わっていない、成長した
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

5.0

良作です!!

決してこれはアメリカだけでなく日本でも問題になっている現代。

生き方や思想が違う人たちが絡み合い、この手の作品は近年増えてきているが題材が良かった。

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

5.0

強烈なストーリーにも最後は希望がある。
姉妹3人でain't no mountain high enough 歌うシーンは心に響く。

ジェニファーローレンスが本当に素敵だ!
近年はビッチな役が多いが
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

5.0

面白い!!

トムクルーズの映画はトムクルーズの色が濃くてどの作品も似た感覚に陥るが、そこがイイ!!

新作のミッションインポッシブルが楽しみになった!

ソウルガールズ(2012年製作の映画)

5.0

とにかく歌がカッコイイ!!

内容はありがちだが、だから感動できてしまう。

OSTを買いたくなった作品。

わが谷は緑なりき(1941年製作の映画)

5.0

ジョンフォードの映画と言えば西部劇のイメージがあるが、これはヒューマンドラマ。

モーリンオハラ、美しい。

昼下りの情事(1957年製作の映画)

5.0

オードリーヘップバーンはどの作品を観てもとんでもなく美しい。

観ていてウットリとしてしまう。

結末もハラハラドキドキしたが、この形のハッピーエンドもほっくりしてしまう結末に大納得。

追想(1956年製作の映画)

5.0

イングリッドバーグマンの美しさにウットリしてしまう。

最初は金のために働いてたはずがいつしか愛に変わっていく。
身分を乗り越えて愛を成就させていく映画は幾つもあるが、この映画の最後の演出は本当に洒落
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

5.0

完成披露試写会に参加。

エンターテイメントの要素をしっかり含みながら、美しい映像、美しいセリフに酔いしれる。

日本人ならではの美徳な思想があり、涙を誘われる。

現代社会の2倍の離婚率だった江戸時
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クスクス粒の秘密(2007年製作の映画)

3.5

一言で言えば、疲れた...。

移民故の辛さ、本音と建前。
人間の本質を突いていて観ていてしんどい。

アデルを視聴する前に本作を観て正解だった気がする。

オール・イズ・ロスト 最後の手紙(2013年製作の映画)

4.0

登場人物はロバートレッドフォードただ一人。
セリフもほぼ無い。
淡々と地獄と葛藤するのみ。

劇中盤で「FUCK!!」と叫ぶシーンはただ絶望のドン底につき落とされた男の悲痛な叫びだった。

何度も見返
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LIFE!(2013年製作の映画)

5.0

期待していた以上に楽しめた作品。

空想が多く、当たり障りのない人間が魅力ある男へ成長していく。
展開を誇張し、誰でも分かりやすいようにストーリーが進んでいく。
単純ではあるが、実に観終わった後の清々
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

5.0

この類いの映画、ハマってしまう。

正直に生きて、不器用に生きている彼の姿は他人事のように思えない。
金に困ってるのに金の匂いがしない音楽、惹かれてしまう。

プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

善と悪の定義は時として難しい。

非人道的な行為は時として善と見えてしまう側面もあるが、やはり悪である。

矛盾している。

わが母の記(2011年製作の映画)

5.0

「駆け込み女と駆け出し男」の試写会の前に原田監督作品のおさらい。

おばあちゃんは認知症で自分の子供や孫の認識もできなくなる。
だけど心にはいつも息子への強い想いはしっかりとある。

人情味に溢れ、混
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

5.0

イーストウッド、本当に外さない作品を作る。
決して戦争賛美ではない。
PTSDで苦しみ、仲間の死に苦しむ。
人がハエのように死んでいく、まさに地獄絵である。
ほとんど報道されていない現実がスクリーンに
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

5.0

東京国際フォーラムにて、完全披露試写会に参加。
今をときめく成島出監督だけあって本当に映画に引き込まれる。
劇中のセリフや編集に無駄がなく、まさかの前編の終わり方には脱帽。
後編への期待がより一層高ま
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

5.0

「ソロモンの偽証」の試写を前に成島監督の作品を再度視聴。
子供を誘拐したキャラクターに感情移入して、本当の母親を哀れみ、殆んど共感できないとこが憎い設定である。

「ゴーンベイビーゴーン」を観た時も強
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昼顔(1967年製作の映画)

5.0

罪な女性を描く作品は多々あるが...

カトリーヌドヌーブ、「昼顔」は罪です。

君を想って海をゆく(2009年製作の映画)

5.0

この類いの作品は日本でなかなか受け入れられない。
今世の現実を見て見ぬふりはできない。
我々が知るべき事実。
やはりブッシュは最低な大統領だったと改めて思う。

壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.5

武士とは義に生きる

実在した新撰組の諸士取扱役兼監察方および撃剣師範の吉村貫一郎が主人公の話。

「義」を強調しているが、時々ブレている。
「武士道」は儒教の教えが元なのに、この作品はといえば疑問点
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