どうしよう、この2人の人間的薄っぺらさの方に気がいきすぎて
まったく、魅力を感じなかった。
平凡で未熟な人間たちの、ぬるま湯のような惰性の恋愛を見た気分。
小説とか映画とか音楽とか、固有名詞をバ>>続きを読む
これぞエンタメの境地といった感
崇高な芸術とは、人を幸せにすることだーーー
このセリフが表す通り、当初こそ自分の趣味を詰め込んだ死体博物館に没頭していたバーナムだが、
サーカスを始めることで娘たち>>続きを読む
朝鮮人差別、ハンセン病差別、社会主義者差別、被部落差別....
偏見が疑心暗鬼となり、恐れとなり、凶行となってしまう。
盛り込みすぎのようにも思えるが、当時の世俗を描写するためには
全て必要不可>>続きを読む
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映画館に観に行けばよかった、と久々に後悔。
タイトル通り会社VS会社の話ではあるのだけど、その実はマイルズとシェルビーの友情、そしてマイルズとピーターの親子としての信頼関係に焦点が置かれていた。>>続きを読む
露骨なところもあったけれど、それがまたエンタメとしては見やすさに繋がっていたと思う
最近(けっこう前からかもだが)、歴史モノだけでなく現代新宿をアイコンにした作品が、世界的にも受けてるような気がする>>続きを読む
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空想と現実が入り乱れる....お父さんの話はまさしく御伽話のよう。
そのお父さん自身も息子によって語り継がれていくという、というラストがエモすぎた。
にしても自分の半生をこんな煌めく童話のように語>>続きを読む
短気で怒りっぽく、モラ気質でヒステリー。理不尽、横柄、ありがとうも言えない。何をやってもうまくいかないし、挙げ句の果てに借金を理由に無実の罪を着せられる。
どこまでもダメでどこまでも馬鹿だけれど、>>続きを読む
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公開前からだいぶ賛否が飛び交う作品だったけど、鑑賞後に思うのはやはり
作品を見ずして断じることはできないのだなあ...と。
この作品は反戦や反核、ましてや原爆の父を賞賛することに、重きを置いている>>続きを読む
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写真家ナン・ゴールディの生涯を追ったドキュメンタリー映画。
「サックラー家による大規模薬害への糾弾」というナンの活動家としての一面と
バックボーンや姉の死による影響といった私的な人生観を見事に織り>>続きを読む
ダスティンホフマンの演技はうますぎるし、トムクルーズはイケすぎててヤバいし
遠いところにいた兄弟が、だんだんと心を通わせていくロードムービーとして感動する
ラスト、2人が繋がりすぎないのも良かった
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自分が変かもしれない?と脳裏をよぎることは誰にだってあるだろう。
最近は「それ」を呼ぶ名前が増えすぎているように感じる。ADHD、ASD、境界性人格障害、吃音症、躁鬱、などなど...
でも仮にそう>>続きを読む
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誰に対しても無愛想で、ぶっきらぼうで、近寄りがたい主人公リーは
どこに行ってもうまくいかない。嫌われる、殴られる、うまく生きられない。
それでも、愛してくれる家族がいたが、火事による娘の死をきっかけ>>続きを読む
ウディアレンが自己出演・監督する作品は、そういう映画だとはわかっているけど
どうしても「ダメなおじさんによるシニカルな世論批評」に見えてしまって、ちょっと苦手カモ🦆
この人があえて自分をダメで禿げ>>続きを読む
自称恋愛脳(?)なのでウディアレン作品、割と好きなものが多いのですが
これは...いかん!!!!!!!!!いかん!!!!!!!
まったく、まったくモテなそうな中年男性が、17歳の年下女子とオトナ>>続きを読む
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ポリティカルコレクトを過度に追求する現代においては、もう、決して作れない映画。
演者は、実際に障がいや小人症を患っている。
「障がい」を取り扱った映画は数あれど、キャストまで忠実に選び、またそんな>>続きを読む
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旅や移動、をモチーフにした映画は、得てして主人公の「変化」や「成長」を追ったものが多いように感じる。
もしくは、旅(または旅に出た理由)を通して主人公の本質を知るような...。
さてこの映画では、>>続きを読む
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障がい者を取り扱った御涙頂戴映画は好きじゃないけれど、この映画にはまんまと泣かされた...
見たのは数年前だけど、今も脳裏に「誰だって、人生の一度くらいは輝いたっていいじゃないか」ってセリフが焼き付>>続きを読む