鈴木ドミノさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

鈴木ドミノ

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オーディブル: 鼓動を響かせて(2021年製作の映画)

3.0

アカデミー短編ドキュメンタリー映画賞にノミネートとのことで鑑賞。

大学生の頃、森達也の「ドキュメンタリーは嘘をつく」を始めてみた時はかなり衝撃を受けましたが、本作も突き抜けたドキュメンタリーでした。
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

期待していたほど面白くはなかったが、個人的には好きな映画でした。

テンポの悪さが気になりましたが、ところどころで暗示的なシーンや演出があって、観ていて楽しかったです。

アメリカのマチズモに対する葛
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Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

3.5

現実は小説より奇なり。

外国の人ってボイスメッセージを結構良く使うよね。

ドリーム(2016年製作の映画)

3.0

主人公3人の姿に感動しました。アカデミー賞にノミネートされたのも納得です。

これが実話なのは本当にすごい。

が、しかしどうにもやるせ無い気持ちになってしまいました。

人種差別に対して個々人の才能
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寄る辺なき者(2020年製作の映画)

3.5

英国で長らく暮らしていたジャマイカ移民の男性が不法移民の嫌疑をかけられ国外退去寸前まで行く話。

昨今の日本の入管のニュースを見ていると、対岸の火事どころか手前の大火事ですね。

英国の収容所の環境が
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今回観ていて特に良かった部分が2つあります。

一つは、主人公ルビーの置かれた環境の特殊性ではなく、普遍性にフォーカスして魅せていたところです。

物語の序盤は聴覚障害を持つ家族の生活をユニークなタッ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

ウェスアンダーソンの映画を観たのは初めてでした。

今まで観たことのないタイプの映画でどのように観ればいいのか分からず、上映後疲労を感じました。

蒲田行進曲のような「映画内映画」を思い出しましたが、
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.5

ネタバレというかもはやお約束なので、「ネタバレ無し」として書きますが、今回もイーストウッドが「アメリカ」に対してほとほと愛想が尽きたと絶縁状を叩きつける映画でした。

イーストウッドはアメリカ人、さら
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ラリー・フリント(1996年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラリー・フリントのアメリカンドリームと下克上の人生はスカーフェイスのトニー・モンタナに被るところがある。(映画内の年代や登場する家電やガジェットが似ているところも大きいのだろう。)

劣悪な環境で育ち
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

4.0

ここ数年観たコメディの中でもトップクラスに面白い。10回ぐらい爆笑しました。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

迷走するのは若さゆえだし、迷走するからこそ若さなのだろうと思いました。(by小泉進次郎)俺も成田凌に雑に抱かれたいです。

音楽(2019年製作の映画)

4.5

自分が音楽が好きな理由を思い出させてくれるような映画でした。人の重心を感じさせる緻密なアニメーションは、「イノセンス」や「この世界の片隅に」を観たときに感じる気持ちよさに通じます。また、アニメーション>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

レディガガとアダムドライバーが喧嘩みたいなセックスしてて良かったです。1983年のラウンジのシーンでrakimのpaid in fullが流れるが、リリースは80年代後半のはずなので、そこは少し引っ掛>>続きを読む