コブラさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

亀、走る(2009年製作の映画)

3.3

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実録風コリアンバイオレンスかと勝手に勘違いしてた。

鈍重な亀が誇りと家族からのリスペクトを取り戻すため頑張る。

自分を奮いたたせる為に定期的に見直そうかとも思うが、話自体がもったりしてるから逆効果
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.4

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ぼ、ぼくが一番大統領ちゃんのことわかってるんだ!(だからぶっ殺す)。

ちょい違うかもだけど、共依存の成れの果てって見立てで良いなら信長と光秀っぽい関係に見えなくもない。

光州事件や大統領暗殺、たか
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.6

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殺犬の追憶

結局真犯人はのうのうと暮らしとる、というお犬様視点では完全バッドエンドのサイコサスペンス。

よその国の者が彼の国の犬食文化についてあーだこーだは言いませんが、コメディであれサスペンスで
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16ブロック(2006年製作の映画)

3.6

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「16ブロック先まで証人を護送するだけの簡単な任務のはずだった、」

めっちゃ面白そうなアオリなんですがねえ。

同僚の汚職コップ共に追われるウィリスが、トンチで裏をかき追撃をかわす、ってのをしつこく
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死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

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サム・ライミ濃度が最も高い作品であり、ショットガンの残弾数がやけに気になる一本。

若い頃には面白みのわからん一本だったけど、コレはアッシュのクズさ加減を愛しむ映画だったのだな。
そしてそんなクズがヒ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

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結論 ワンダヴィジョンは観なくて良かった。


ダークホールドだかだいしゅきホールドだかいう薄い本をいつの間にかワンダa.k.a.涼宮ハルヒが所有してましてね。どうやらワンダヴィジョン9話のエンドロー
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クイック&デッド(1995年製作の映画)

4.2

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初見時はWOWOWだったかなあ。

最初に観たサム・ライミ作品で、ウエスタンではオールタイムベスト級のやつ。自分を西部劇好きにさせたA級戦犯。
ゆえ中々レビュー書けず。

MOM予習復讐でサム・ライミ
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エース・ベンチュラ(1994年製作の映画)

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死霊2のブルース・キャンベル観てたらジム・キャリーを観たくなってきた。似てるよな。

久々にフィジカルな笑いでゲラゲラできた。

コートニー・コックスが素でワロてしまってる精神病院潜入のとことか、アイ
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死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

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MOMの為に復習。特に必要ないと思うけど1を観たので流れ鑑賞。

前作よりコメディとバカを加算しグロを減算。

どっちも好きだけど、どうしてもキャプテンスーパーマーケットとの繋がり意識してしまうので2
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XYZマーダーズ(1985年製作の映画)

-

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チケット買ってたけど軽く咳が出始めたから、泣く泣くMoMキャンセル。
腹いせに積み盤だった、サム・ライミとブルース・キャンベルとコーエン兄弟の若気の至りを鑑賞。

好きが出過ぎているというか、悪ノリが
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.6

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初見。これと「キャプテン・マーヴェル」は観てなかったけどもMOMの為に予習。

フィジカルもマジカルもメンタルも、さしたる理由もなくメキメキレベルUPするので、ストレンジ先生は随分と神に愛されてるなぁ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.2

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レイフ・ファインズがラスプーチンに腿クンニされてanan言ってた事しか覚えてません。

最新バカスパイガジェットでドタバタやる事に(僕が)ananするシリーズと思っていたので、今作は時代背景的に全く興
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.7

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これは「オーヴァーロード」案件。
美味しくいただきました。


未だヒットガールが尾を引いてて、クロエ=戦闘マシーンと思ってる狂人なので、ある程度展開は読めてくるんだけど、

「限界はないんだからね!
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.0

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やり過ぎ痛過ぎ疲れ過ぎ。

キレッキレのシラット格闘アクションはもちろん脳汁がドピュドピュ出る慶事であるけども、低予算でも知恵と工夫でここまでの傑作を世に送り出した作り手の熱量にあてられる。

そのナ
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

-

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ウクライナは降伏しろっ!とか言ってた我が国のオピニオンリーダー(笑)はこれ観てから言えよ

( ゚д゚) 、ペッ



って最初は思ってだんだけど、2ヶ月経ち凄惨な状態になっている戦線を見聞きするに
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スピリットウォーカー(2020年製作の映画)

3.3

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記憶を無くし、理由も解らず他人の肉体を渡り歩く男の魂が、なんやかんやとアレコレ頑張る一風変わった韓国バイオレンス。

中盤までドキドキしながら観てたのに、タネを明かしてみると、

「魂と肉体を分離させ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.0

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女性は現状を受け入れ、環境に適用し踏ん張って生きているというのに、男は泣き言たれて祖国に帰ろうとしてるのは「ウエストサイド物語」の昔から同じですね。

逆にいうと2021年現在においても彼の国の移民問
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

-

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復習。スピルバーグ版と併せて。

実家に録画VHSがありましてね。

これと、「メリーポピンズ」、「コーラスライン」でミュージカルを観る目を養ったと言っても過言ではないというのは嘘。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.5

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おめえもボスになったんだろぉ?この瓦礫の山でよぉ

って言いながらジェッツ&シャークス達、つまりはあの死にゆく街でもがく健康優良不良少年達を抱きしめてあげたくなってる酔っ払いのおじさんが僕です。

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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

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136分だけど体感60分くらい。

2秒と続くカットはなく、グルグルブン回して「M・ベイ酔い」を促す安定のカメラワーク。
(ドローン撮影との親和性な)


無駄に派手な爆破と最高に景気の良いガンアクシ
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刑事マディガン(1967年製作の映画)

-

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ドン・シーゲルの弩渋いクライムもの。

あまりの渋みの強さに、「渋かったぜ、、」という酷く低脳な感想しか湧いてこなくて困る。

でも(未来人の特権ですが)ハリー・キャラハン誕生への予感だけで何となく満
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

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膀胱カラッカラにして挑んだのでオシッコ関係は問題なかった。それより集中力の野郎が仕事しなくなる時間帯があったりしましてね。
繁忙期越えのリバビリには丁度良かったかもですが。

シリアルキラーモノのセオ
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.2

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我が血肉的ジャンルムービーなので半ば義務感で鑑賞しましたが、予感通りイマイチ魂は震えず。
新鮮味は皆無(両手ダラリ殺法は良かったけど)。

男根支配へのリベンジは誠に結構ですけど、ミシェル・ヨー以外で
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.0

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ありのまま起こったことを話させていただくと、「ジュブナイルを観ているつもりだったのに、いつの間にか老人達の同窓会になってたぜ」です。

ジュブナイルは子供達に向けたものであるべきだし、だとしたら我々老
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

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普段、エッチな写真が沢山掲載されてる雑誌しか読んでないもんだから、この雑誌()の情報量に脳がバグる。BPMも相変わらずめっちゃ速いので目から血が出るほど集中した。

芝居と作り込まれた画を観たいのに、
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ロイ・ビーン(1972年製作の映画)

-

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全人類のうちコブラが最もなりたい顔
で、お馴染みポール・ニューマンが “吊るし屋” ロイ・ビーン判事を怪演。銃より吊殺の方がキルカウント多めなハンギングウェスタン。

法より己のジャスティスを重んじ刑
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.6

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AIの自立とそれを容認するヒューマン。

つくりはどうあれ、在り方としてとても良いなぁって思いましたよ。
アイの歌をどうこうする国産クソアニメを最近観たからという事も大きいかな(まだ言ってる)。

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スターフィッシュ(2018年製作の映画)

3.3

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難解というより、理解させようと思ってないものをアレコレ考えるのはやめとくのが吉。

死んだ親友のグレイスに「オーブリー(主役)にしかわからない」とか言わせてんだからまぁそういう事だ。


セカイ系崩れ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.6

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事実ではなく信じたいものを信じた結果、なんやかんやあってギャングぶっつぶして良かったねってなってました。

凶悪な当たり屋(マッツ)に突っ込まれたギャングが不憫に感じなくもないが、まあ町のダニ共は全員
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マークスマン(2021年製作の映画)

3.3

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リーアム・ニーソン安定の午後ロー案件。


1兆回くらい観たストーリー&プロットで10分くらい寝てたけど全く問題なかった。

2兆食くらい食べた松屋のカレーみたいなもんで安心して食べられる一品。
美味
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セブン(1995年製作の映画)

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なかなか新作を観るテンションにならないので誇大妄想のガイキチが手の込んだ自殺をするヤツを鑑賞。

ブラピのブラピによるブラピ性全開のブラピ演技を久しぶりに浴びて、コレをカッコええのぉと思っていた頃を思
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.1

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そして 親愛なる隣人 となる


白状すると絶賛の嵐へのカウンター心をハイオク満タンにして臨んだ。
そもそもマルチバースという舞台装置にはかなり懐疑的(全てディケイドのせい)。

だったのに、、、中盤
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.9

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全蜘蛛映画の中で「一番好き」が二つありまして。

一つ目はスーツ。
というかアンドリューのスタイル含めたそのフォルムは3人のスパイディの中で図抜けて美しいし、何と言ってもアメスパ2は眼の形が一番なのだ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

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MJへのプロポーズのとこ(のブルース・キャンベル)と、evil's danceがあればそれで良いじゃないか。興業的に成功してるしさあ。

ライミの構想通りにヴィランをサンドマンのみで仕上げていれば2を
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

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不憫みと我慢が足りない。

すぐグェンにゲロってイチャイチャし出すし、みんなからも優しくされるし、リアルが充足し過ぎなんだよこのピーターは。

ってのが初見時の感想(主に妬み)。

でもこの軽さや、タ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.2

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抑圧とその解放。

蜘蛛活のせいで私生活はぼろぼろ。
ハリーとのいざこざ、MJの婚約などでピーターは脳が破壊されザーメンシューターが出なくなる中折れED状態に。

そんなどん底から「でもやるんだよ」の
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