コブラさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.5

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MCUリハビリ千本ノック2本目。
2021年ラスト。

今まで観てきたシリーズ達とさすがに毛色が違ってて、これアッセンブルできますかね?ってなる。

ただ単体としてはSFカンフーモノってだけで僕は楽し
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ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.9

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書籍や報道、ドキュメンタリーはもちろんその国の文化風俗慣習を知るには一番良い手段だと思うのだけども、映画はそこに血肉が通うね。

自分が勝手に縁遠く感じていた国、市井の人たちがグッと身近に感じる事がで
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.7

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日本、タイ、本国でのロケ撮影。
このスケールで十八番のバイオレンスノワールやるんだもの。敵いませんよ、、、。

「新しき世界」でイチャイチャしてたファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが今度はガチでくんず
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

3.9

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満足感が異常。
いや満腹感?
もうお腹いっぱいです、、、。


歴史ある香港ステゴロアクションをベースに、米産他の歴代名作ポリスアクションの見せ場を節操なく重ねて盛ってかき混ぜて完成したなにか。

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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

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なじむ。

やっぱり白濁した蜘蛛の糸はドピュッて体内から出るのが良いし(ライミオリジナル設定)、トビー=ピーターのダメさ加減&不憫感がとっても良い。

そこかしこに刻印されたライミ印。
全てはスパイダ
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魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.3

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OPはドッカ〜ン!派。

かつてのおじゃ魔女っ子たちへ向けたガールズエンパワメントではあるけども、おっさんにも“理解は”できる普遍性がありました。

とても素直な作りなので観やすかったな。


ただ、
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DEAR WENDY ディア・ウェンディ(2005年製作の映画)

3.6

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ラストの展開とか「いやそうはならんやろ...」とは思うんだけども、古式銃の美しさにうっとりして若者が人生ぶっ壊すなんてとても素敵だと思います。

ヴェロドッグやモーゼルには確かにそんな魔力があるよ。
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

-

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20年振りくらいに鑑賞。

煌びやかで圧倒的に陽性。
ストーリーは大雑把なんだけど、この無邪気に好きなものぶっ込んだウッキウキに浮ついた感じは嫌いになれないなにか。
(リスペクトを素直に表さない子供っ
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キングダム見えざる敵(2007年製作の映画)

3.6

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アメリカ様(FBI)がサウジアラビア(地元警察)を田舎モン扱いして、近代科学捜査のイロハを教えてあげるってどんだけ見下してんだ!傲慢な映画だなぁ😤

...って思考誘導させるんだけど、その傲慢さがテロ
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

-

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ホルジー学長が死人になりながらも娘(メグ)思う温かい気持ちと、デュラハンなヒル博士を撮影する努力に涙する映画。

こういう笑えるのは好きだったんだけど、
無邪気に喜んで観ることできなくなってるのは老い
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.5

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さしたる理由もなく能力に開眼していく戦士たちにハナホジりながらがんばれーってな感じだったんですけど、グロみと広之のアクションの引力に引っ張られ結構楽しめました。

ただ東洋系メインのマーシャルアーツア
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

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マトリックス続編やるし熱を高めるため、、、

コンスタンティンを観る!
というね。




白状するとマトリックスは一本目しか観ていないのです。いやリロもレボも観たかもしれないんだけど全く覚えてない=
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

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スカウターぶっ壊れるレベルの異常尿酸値につき、毎日フェブリク錠をゴックンしてる身からするとクロエの恐怖は身につまされる。

心から信用している人の処方箋がもしヤベーブツだったら、、、ってのは誰もが共感
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

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Netflixで配信されるけど、アダム・マッケイ監督作という事で劇場へ。結果正解だった。
面白さどうこうではなく画の迫力という点に於いて。

「アザー・ガイズ」より連なる拝金主義者共へのshitぶちま
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

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スウィンギンでシェイキンなロンドン歌謡(またはエレジー)や風俗、オンリー・ゴッドな色彩、夢と現実をシームレスに移行する魅せ方、ガワの部分は網膜と鼓膜に深く刻まれる程に鮮烈。


オールディーズバットグ
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.9

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復讐 身の破滅 街のダニ共 武器調達 ガバメント パイソン 水平二連ショットガン 武装 ムスタング カチコミ 

低能なぼくが映画に求めるモノが全てが詰まってます。
原題デスセンテンスに対しての邦題も
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

2.0

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ニャリウッドなる異世界のファンタジー。
というのを免罪符にめちゃくちゃやってます。



現実世界で死に物狂いで映画制作してる方達はブチ切れて良いと思います。


me too後にこんな雰囲気だけの映
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ポイント・ブランク -この愛のために撃て-(2019年製作の映画)

3.5

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そーはん(相反)する“善人同士”のバディムービーかあ。

「ミッドナイト・ラン」を連想しましたよ。
そこまでのモンではないですけどももちろん。

80年代に死ぬほどみたツイストのない軽ーい作風で安心で
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デス・レース2000年(1975年製作の映画)

-

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アホを纏ってハリウッド映画のヒストリーオブバイオレンスを批判、、、したのかなぁ。


初見時はゲラゲラ笑いながら、次観た時はどなたかの評かなんかで知ったこの映画の批評性になるほどなぁってなり、今回観て
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.2

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ヴェノムぅ デレデレすんなよぉ


いやほんとデレデレしないでください...(懇願
コスプレクラブでのスピーチは体温が致死レベルまで低下。
前作から引き続き思うけど、デレヴェノムは本当に勿体ないと思う
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

2.0

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巨大企業 星間エレクトロニクスによって監視支配された町を描く近未来ディストピアSF。
にしか見えなかったです。

個人的には当年きってのハイプでした。

ストーリーどうこうの前にまず倫理観の決定的相違
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.7

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あと少し待てばネトフリでやんのに...
が、やはり「ウエスタンはなるべく劇場で」の法則発動で、無理なタイムスケジュールで鑑賞。

↑(と思ったけど、よくよく調べたら1920年代だから全く西部開拓時代の
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.3

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大雑把

な午後ロー案件。

オープンニングから3秒くらい(体感)でもう氷上走ってた。このテンポはいいね。

問題はずーっとアクションが同じで飽きる事か。
流石にくどい。
オンザアイスロードでは急がす
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

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新星クリーチャー爆誕。
のはずが(文字通り)ひっくり返してみるとヒーロー誕生譚の様な気もするという、、。
一体ナニを観に来たんだっけ。

景気良く血飛沫をあげるスラッシャーをベースに、神経衰弱スリラー
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.8

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良かった。

大国に戦争の後始末を強いられたイラク国民の惨状を知らしめるべく、ルッソ兄弟が映画化権を取得。監督に指名したのは「キングダム見えざる敵」などの脚本を手掛けたマシュー・マイケル・カーナハン(
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MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

3.8

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教育って大事だなぁって震えながら思うやつ。

道徳心がない、若しくは未成熟な無垢の存在の恐ろしさと憐憫を描く。「蝿の王」系譜の猿山モノ。

キラキラした目の殺人マシーンに追い狩られるって死に方の中でも
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カンニング・モンキー/天中拳(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

【鑑賞ルール】
◉吹替、できるだけ日本公開版吹替で。
◉体力と魂が削られるから一日一本。


ディーン・セキが亡くなった。
カンニング・モンキーを“ながら観”してた時にTwitterでその訃報を知りち
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蛇鶴八拳(1977年製作の映画)

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【鑑賞ルール】
◉吹替、できるだけ日本公開版吹替で。
◉体力と魂が削られるから一日一本。


若きジャッキーが仲間たちと共に心血を注い完成させた初期傑作。

いつもの「仇をぶっ殺す」ではなく「マク
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.5

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あとちょっと待てば配信で観られた訳だけども、どんなもんであれ西部劇が劇場公開されるのであればそりゃ行きますよ。

「黒豹のバラード ポッセ」よろしくな
ブラックスプロイテーションウエスタン。

実在し
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デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

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ガイキチのフェロー(カイテル)はもとよりつきまとわれるデュベール(キースキャラダイン)もまあそこそこアレなんで、もう二人付き合っちゃえよお☺️ってなる。

「最後の決闘裁判」を観たあとに観なおすと、勝
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危険を買う男(1976年製作の映画)

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中々のアレで視点のチャンネル切り替えが必要なヤツでした。
傑作選VOL1で見送った自分のシックスセンスを褒めてあげたい。

囮捜査で刑務所に入ったのち脱獄するんだけど、
その脱獄シーンが「26世紀青年
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

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都合よく他人を理解した気になり、相手を踏み躙ってきたその自己完結性を猛省すべく、世のチンコ憑き(コブラ)ないしは立場の強い輩共は刮目して観るべき。


てめーも身に覚えあるだろう?
という問いかけに肩
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ビースト(2018年製作の映画)

3.5

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ツイストを効かせ過ぎてもうそれツイストが目的じゃん、、、ってなる。

二人の刑事の足の引っ張り合いに、サイコパスの連続殺人鬼、麻薬シンジケート、その他要素だけは山盛り。だけど素材の煮込みが足りず、全部
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

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初鑑賞当時「デューン」の事もろくに知らかったのだけど「ホドルフスキーの熱にやられるから観て!」、という信頼筋からの情報のみで鑑賞し、思いっきりほだされてしまった。


「原作をレイプしないと映画なんて
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砂の惑星(1984年製作の映画)

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設定から状況から心情まで全て台詞で説明してくれるのでDUNE世界への理解がいっそう深まるというもの。

ヴィルヌーブ版から入った新参なもんなんで、すげー下手くそにネタバレ喰らった気分になってしまい複雑
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

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ワードが全然入ってこなくて冒頭からスヤァってなりかけたんだけど、ポール君はパルス王国を追われたアルスラーンであり、風の谷を追われたナウシカ、つまりすげー古典的な貴種流離譚であり、(本当は)みんな大好き>>続きを読む