星一さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

星一

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ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走(2016年製作の映画)

2.0

 速度制御システムのエラーでブレーキも効かず、160キロという猛スピードで暴走する車に乗る家族のハラハラするコメディ作品。

 料金所や渋滞だったり、次から次に来る困難に猛スピードで突っ込んでいく様は
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

 見終わった後に人や家族が恋しくなる。心許せる友達と酒を交わしたくなるそんな映画。
 
 主人公、トニーは用心棒で、ドンシャーリーはジャズピアニスト。
トニーは、大食漢で喧嘩っ早い性格で、割と差別的な
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MONDAY(2000年製作の映画)

3.6

 しがないサラリーマンの男は、突然、ホテルの一室で目を覚ます。
男はどうやら異常なくらい酒癖が悪くなり、ホテルに転がり込んだ様子。
ふとした瞬間で、周りの酒瓶の中で、手帳からライター、名刺、それと弾の
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.4

 やらかしにやらかしまくり、逃げ、人生の再起のためにフロリダに向かう男”テイラー”と、プロレスラーに憧れ、施設から脱走し、プロレス学校に向かう青年”ザック”。この二人が偶然出会ったことで、共に旅をする>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

 過去にトラウマを抱えた、いじめられっ子の主人公、チャーリーが、義理の兄妹である、パトリック、サムと出会い、恋して、別れて、パーティーして、トラウマと向き合い、成長していくチャーリーの一年ばかりの物語>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.2

 流れるように、ただその瞬間を一生懸命、仲間とともに生きて行く人々の映画そう感じました。

 岩井俊二監督の映画は気になっていて、ずっと見ようと思っていた映画。名作とうたわれる映画のイメージだったので
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

 フレンチディスパッチ誌という架空の雑誌誌が廃刊に。記者たちの最後の記事をストーリーに進めたクスッと笑える感じの映画。四つの記事が、それぞれの個性を表しているようにガラッとテイストも変わっていく感じ。>>続きを読む

カインの末裔(2006年製作の映画)

3.0

なんというか不思議な映画。
暴力的で、性的で、でも何処か、不思議な空気がまとわりついている。

 不幸せな人生を歩んできた主人公は、関西から川崎のある工場に住み込みの就職をし、いい環境では無いながらも
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

 街と同じ名前を持つ、バスの運転手の主人公パターソン。
彼と街と、その街の人々のある一週間を淡々と映し出した作品です。

 特に劇的な事件は起こらず、ただ一週間を映し出したこの作品。
こう言う作品は「
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.4

この映画お見終わった時、生きる活力に溢れた気がしました。

 差別や国、町や家族への不満を募らせながらも、日記や詩を書いて、自分を変えたいと思っている青年の青春物語。ストーリー自体はよくあるような流れ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

若き英国軍人の逃走劇。自ら立ち上がった船乗りの救出劇。守り抜くために空を飛び戦うパイロット。この三つがメインに進行していくストーリー。
この感じはノーラン監督では割と見慣れた感じなのだが、今作は他の作
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.6

約20分ほどの短編映画。その短いながらもかなり強烈な衝撃を受けました。また、差別の根深さをダイレクトに教えられた、そんな気がしました。

不良夫婦の子供が主人公のお話。いかにも悪そうな仲間と遊びながら
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

この映画は、何かになりたくて夢を追いかける人々に、自分を今一度見直してみなさいと問いかけている。そう思える映画だと思う。終盤の自分の裸足を見つめるシーンがまさにそう言っている様に思えました。

主人公
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.0

序盤がちょっとだれる感じがするも、そこから割とリズム良くギャグが進んでいく作品。最後のアクションシーンが本当にいい。
ドンパチで進んでいくよりも、肉体でぶつかって、ボロボロになる感じが個人的には好きで
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

11本のコーヒーとタバコが関わるオムニバス映画です。

一本一本が短く、まるで短編集を読んでいる気分になる映画でした。
お話も特に劇的なストーリーがあるわけではなく、ちょっと不思議な人間や状況で、微妙
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

初めて見た黒澤作品です。

様々の映画に使われた手法が垣間見れて、この監督の映画は、世界中に影響を与えたのだと実感しました。

この映画はセリフはあまり多くない印象を受けました。だからこそ呼吸する声、
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東京物語(1953年製作の映画)

4.5

初めての小津安二郎作品です。
見てやっぱり名作と呼ばれるのが少しわかったような気がします。

子供達を訪ねるために、はるばる尾道から東京に訪ねる老夫婦の東京での日々と、そのあとを淡々と描いている印象の
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