藍住さんの映画レビュー・感想・評価 - 35ページ目

藍住

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未来を花束にして(2015年製作の映画)

4.0

後半はずっと泣いていて頭が傷んだ。
最初はあまり乗り気ではなかったがモードが後半になって自分を含む女性たちのために立ち上がり、抗議し続ける姿がとても格好良かった。
女性が今までどんな扱いを受けてきたの
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ニューヨーク、アイラブユー(2008年製作の映画)

3.0

あっさりとした群像劇。
『ラブ・アクチュアリー』のような展開を期待すると、ちょっとがっかりしちゃうかも?
でも、私は嫌いではない。

ナタリー・ポートマンとイルファン・カーンの話は凄く良かったな。
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ショコラ(2000年製作の映画)

3.0

ビアンヌが孤軍奮闘しているところは観ていて辛かったけれど、少しずつ受け入れられ、最終的に皆んなが幸せになれる映画。
閉鎖的な空間を描きながらも、色々な人間がいて、それで良いんだ!人間だから!と当たり前
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.0

マグニフィセント・セブンを観てから荒野の七人を観ると、それぞれ違うところがあるのは勿論のこと、それぞれに良いところがあって、どちらもますます大好きになった。
七人の侍と比べると、ハリウッド映画として上
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.0

どん底まで落ちたスティーブンが魔術を通してまた這い上がっていく姿がとても印象的だった。
最初から最後までぶれないスティーブンが好き。だからこそ、ラストのあれやこれへの繋げ方も素晴らしかった。
映像の
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

5.0

キャラクター達がそれぞれ魅力的で、個性的で、彼らの戦う姿がひたすら格好良い映画。
『七人の侍』と『荒野の七人』へのリスペクト、そして新しさが見事に融合していた。ただのリブート作品ではなく、時代に合わせ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.0

じっくり丁寧に作られている印象を受けた。
これを素直にアクション映画と位置付けて良いものなのか迷う。
キャラクターの紹介のためだけの映画と言えなくもないが、重厚なアクションシーンは割りと好きだった。
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

予告でほぼ全ての見せ場を見せてしまっているせいか、新しさや斬新さが半減されていてとても残念だった。

とても強い盲目の老人が、実は裏で女性を監禁していて更に自分の子供を孕ませたなんて設定は要らなかった
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地球に落ちて来た男(1976年製作の映画)

3.0

斬新な映像と明るいサントラからは想像できないようなラストの寂しさに切なくなってしまった。
色々と詰めの甘い所があるのだが、それがまた良い。デヴィッド・ボウイの美しさを堪能できて幸せだった。
終盤の部
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ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

2.0

良くも悪くも王道な映画。
誰も心の底から悪い人間は居ないし、基本的には良い人ばかりが出てくる。
読めてしまう展開に、後半は退屈してしまった。
作中で、もう少し眼を奪われるような印象的なシーンが欲しかっ
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.0

イーサン・ホークに酔いしれる97分…。素晴らしかった…。
私は恥ずかしながらチェット・ベイカーを知らなかったのだけれど、素晴らしいトランペット奏者だったんだなぁと思う。CD買って聞きたい。

サント
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.0

美しくて痛くて不快な映画だった。誰かと一緒に観たいとは思えない。
まさに、観てはいけないものを観てしまったという気持ちを引きずってまだモヤモヤしている。
作中で描かれる彼らの姿は本当に進化なのだろう
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画だった…!!
好きなあの子に振り向いてほしいという理由から始めたコナーが曲を作っていく過程で成長していくその姿に泣いた。
彼の作り出すストレートな歌詞と覚えやすいメロディーに心を鷲掴みに
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0

國岡が仕事に誇りを持ち、信念を曲げずに仕事をこなしていく姿がとても格好良く描かれていて、観ていて熱くなるものがあった。
岡田准一は様々な年齢の國岡を演じていたが、とても素晴らしかった。ただ、じっくり描
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

1.0

最悪としか言えない続編だった。
映像は綺麗だが、出来があまりにもお粗末すぎて全然楽しめなかった。
前作で積み上げたもの全てぶち壊した挙げ句、まだ続くのか?と絶望した。
こんな出来なら続編はやるべきでは
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.0

当たり前の権利を認めてもらえないローレルとステイシーを観ていたら涙が止まらなかった。
私達は映画だから、と特別視をしないで、これが現実にあることなのだと受け入れなければならない。
今こうしている間に
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.0

久しぶりのハリポタ世界にどっぷり浸かることができて嬉しい!
J.K.ローリングの脚本がとにかく素晴らしく、ハリポタ知ってる人も知らない人も楽しめる作品になっていた。ハリポタ入門に良いかもしれない。
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だった…。ジョエル・エドガートン、これが初監督作品?
とんでもないもの観てしまったな、と戦慄している。

全ては因果応報なんだよ、と映画全体が訴えかけてくる。じわじわ迫ってくる恐怖感が半端ない
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.0

盛大に笑わせてもらった!
コメディの中に垣間見えるグロテスクさや容赦ないところは嫌いじゃない。
スパイ映画としてもしっかりしているし、ちゃんと笑わせてくれる。

取り敢えず、メリッサ・マッカーシーはと
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.0

2020.3.9再観賞。

ずっと前に観たはずなのに何も覚えていなくて、フォードVSフェラーリからのマット・デイモン熱に浮かされるがままに再鑑賞。

面白すぎて吃驚した。
あまりにも好みすぎる工作員映
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怒り(2016年製作の映画)

3.0

想像以上に苦しく、辛く、寂しく、悲しい。それでも良い映画だった。
俳優達の演技が物凄くパワーがあって、観終えた後ぐったり疲れてしまった。
この映画はとにかく余韻が凄い。ずっとずっと考えてしまう。
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君の名は。(2016年製作の映画)

1.0

私にとっては初新海監督作品。満喫できた。
王道ものだけれど、心にスッと入ってきて、ラストは清々しい気持ちになれた。予告通り、普通に面白かった。
それにしても、上白石萌音さんがほんとに良い演技してた!!
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ターミネーター4(2009年製作の映画)

3.0

映画としては面白いが、ターミネーターの続編としては後一歩足りない。
それでも、シュワルツェネッガー不在の中、また、前作の出来の悪さからよくここまで立て直せたなぁと感心した。
3で終わるには納得できない
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.0

クリント・イーストウッド監督はどこまで昇るのだろうか。
こういう映画を撮れるの、本当にずるい!と思わず言ってしまう位良い映画だった。
『アメリカンスナイパー』では人が孤独になってゆく様子を割りとえぐい
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

2.0

相変わらずこのシリーズのテンションにイマイチ乗りきれない。
あっと驚く仕掛けに今回もちゃっかり騙されたが、それでも好きになれない要素がどこかにある。
前作に引き続き、手品のシーンが圧巻ではあるが、CG
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エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

3.0

こういう単純明快な映画を待ってた!
マイク・バニングがひたすら強く、敵を片っ端から片付けていくのがとにかく最高すぎた。
映画の出来は普通なのだが、主人公のマイク・バニングのアクションシーンはどれも素晴
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

1.0

キャラクターが皆個性的で、面白いはずなのに本編は全く面白くなくて残念。
あまりにもつまらなくて寝そうだった。
サントラの使い方もストーリーも全てが雑で、どうしようもない。
予告が一番面白かった。

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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

4.0

アリス・イン・ワンダーランドの続編ということだったが、非常に満足した映画だった。これで十分。
監督が交代して大丈夫か?と心配したが、前作の設定を上手く引き継ぎ、活かせていると思った。
マッドハッターの
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名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

1.0

非常につまらなかった。
キッドが出ている割りにはストーリーがとても地味。
ありきたりな展開が続き、新しさが全く無かった。