藍住さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

藍住

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ガーディアンズ 伝説の勇者たち(2012年製作の映画)

3.0

目に見えない妖精や伝説を信じる子供の気持ちを全肯定する素晴らしきクリスマス映画&イースター映画!!
これ監督ってスパイダーバースの監督なんだね。
この頃から監督の良さを伸ばしまくってるのが素晴らしい。
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

2.0

内容がちょっと古すぎん?????と思ったら3年前の映画か〜〜〜〜〜。
私は全然良い映画だとは思わないけど作中で「(男といちゃつく様子を見ていると)不快なんだよ」と言う息子に父親が「不快に思うお前の問題
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

5.0

ジルとコッホ大尉の間に芽生える奇妙な絆。
それをエモーショナルなものとして描くのではなく「彼らは対等な関係ではないし、ジルは迫害される人間でコッホ大尉は迫害する人間なのだ」という姿勢を貫き通したところ
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.0

メインキャストのお芝居が良かった!
あとハンス・ジマーが相変わらずいい仕事し過ぎている。
ロマコメ映画でこんなロマンチックな曲を乗せたら最高になるに決まってるが?????
最高でした。

ジュード・ロ
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.0

昔観た記憶があるのに全然覚えてなかったので実質初見。

異文化を知ろうとする好奇心は素敵だけどリスペクトする気持ちは忘れちゃ駄目だよねっていうテーマを怖可愛い世界観でやるところが好きだな!
歌も良い。
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クリスマスドロップ作戦 ~南の島に降る奇跡~(2020年製作の映画)

3.0

今観るとアメリカ空軍を持ち上げてる映画だなあと思うが、それはそれとして彼らの空輸活動が人の生活を支え、人と人とを繋げてるのは凄く素敵なことだ。
人に何かをしてあげる喜び。
ロマンス要素も薄めで良かった
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.0

終盤の20分くらいがマジで地獄で久しぶりに「やべえもん観たな……」って絶句してたし映画館内もドン引ききてるのが分かって思わず笑ってしまった。
『アナイアレイション-全滅領域-』の監督だもんな……。
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あなたが寝てる間に…(1995年製作の映画)

4.0

そういえば観たことなかったなと思って観たけどめちゃくちゃ良いロマコメで私の心が大暴れしてしまって大変だった。
サンドラ・ブロックとビル・プルマンのくっつくのか?くっつかないか?のモダモダに振り回される
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クランプス 魔物の儀式(2015年製作の映画)

3.0

マイケル・ドハティ監督、ブレね〜〜〜〜〜〜!!!!!
あの化け物の見せ方がまんまゴジラKoMに反映されていると思ったし、どれだけ豪華な俳優を使っても死なないとは限らないという姿勢のブレなさと潔さが凄い
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今日もまたクリスマス・イヴ(2020年製作の映画)

3.0

ブラジル映画ってあまり観ないせいか、ありきたりなストーリーなのに新鮮で、意外とメッセージ性も強かったりして良かった。
終盤ちょっと泣いてしまった。
ポルトガル語のやり取りが激し過ぎて満面の笑み。
息子
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.0

素晴らしい脳筋映画!
今思えばなんか色々めちゃくちゃだと思うのに、皆んな魅力的で格好良いので楽しかった〜!!の感想しか出てこない。
アンチヒーロー誕生譚を観に行ったはずなのに俺はジャスティスリーグを観
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

さっき本屋で原作のラストをちらっと確認したら映画のラストと全然違ってたので凄え〜〜〜!!!!!と天を仰いでいた。
終わった後、一緒に観た文学部出身の友達と熱く語ってしまった。
こんなの大学以来。
あそ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

今までで一番ストレスフリーで観られたけど脚本……。
ダイジン追いかけてミミズ封印してってくだりを一体何回繰り返すのか?????
友人とも言ってたんだけどこれ普通に東京から東北までの道程でも十分だったの
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その道の向こうに(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェニファー・ローレンスとブライアン・タイリー・ヘンリーはとてもとても良かった!!が、なんというか色々惜しい映画だった。
というか、レズビアンは同情から異性にキスしたいって思うものなんですかね……??
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

4.0

デヴィッド・ロウリー監督の映画やっぱり超超超好き!!!!!を再確認できて嬉しい。
後半がとにかく圧巻で完全にやられた。
特にラストのあれとか本当に凄くて久しぶりに鳥肌立ったし叫び出しそうだった。
私は
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

1.0

微妙〜〜〜!!!!!
これウェス・アンダーソン監督へのオマージュなのかウェス・アンダーソン監督になろうとして撮ったのかどっちなんだ……。
久しぶりに観ていて苦痛を感じるくらい退屈だった。
これは豪華キ
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

4.0

あまりにも良過ぎた……。
前半は独特な世界観に浸ってふふふって笑っていたのに、後半でまさかあんな風になるとは思ってなかったので、その反動で泣いてしまった。
喪失との向き合い方。
余白と余韻を噛み締めて
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ラリー スマホの中に棲むモノ/カムプレイ(2020年製作の映画)

1.0

全っっっっ然好きじゃなかった!!
ママばかり風当たりが強いホラー映画やっぱり苦手だ(というか滅んで欲しい)。
子育ては大人と大人が協力してやんだよ!!!!!!!

でもジョン・ギャラガー・Jr.は相変
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バッドガイズ(2022年製作の映画)

5.0

凄い。冒頭からもう面白い。
ストーリーも映像も音楽も全部が全部本当に楽しかった!!
映像から滲み出るジブリ感(画面いっぱいに映し出される群衆とかド派手なカーチェイスとかそういうの)が愛おしすぎる。
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.0

内容的にはひと昔前の映画の香りがするが、全編にわたって私が観たいジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツがタッグ組んで大暴れしちゃうもんだからご機嫌な気持ちで帰宅できた。
エンドロールまでオマケがあっ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

余白を汲み取ってあれこれ妄想したり解釈したりするのが楽しい映画だと思うのだが、それ以上に画面に出てくる人たち皆んな絶対どっかしら嫌〜な部分があるので観ていてあんまり楽しい気持ちにならなかった。
という
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

3.0

パージシリーズはあらすじ程度しか知らなかったので、こんな社会派映画だとは思わなかった。
現代のアメリカの暗い部分を反映していて胸が痛くなるところもあったが、終盤の闘いは『マグニフィセント・セブン』みた
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

怒りは全てを燃やし尽くす。
シュリが兄と母の死で悲しみに暮れる中、復讐に燃えるけど、タロカンの民の優しさや国の美しさも知っている。
悲しみと怒りの間で身も心も引き裂かれそうになりながら、シュリが自分自
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

2.0

お仕事映画と思ったら陰謀やらなんやらに巻き込まれて意外と面白かった。
でもやっぱローレンス・フィッシュバーンの使い方が古過ぎるよな〜とは思う。
結構序盤で興醒めしてしまった。
ローレンス・フィッシュバ
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花の詩女 ゴティックメード(2012年製作の映画)

3.0

ストーリー的には普通。
でも少年と少女が恋愛関係にならずに終わるところは良い。
前日譚としては満点の出来。

アクションシーン等はそこまではまらなかったが、音はずば抜けて素晴らしかったので映画館で観て
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

5.0

ベトナム戦争から帰ってきた男、帰って来なかった(来られなかった)男。
変わってしまったものが元に戻ることはないという痛み。
一緒に笑い合った友人にやっと再会できて愛してるよと伝えられた瞬間があのシーン
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

植民地にされ、支配された国の目線でここまでやれるの本当に凄い!
実在の人物を使ってド派手なエンタメ作品に昇華する監督の力技にひれ伏すしかなかった。
ラーメン食べたら注文してないのに2杯目来たみたいなそ
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

4.0

原作を読んでから見返したいと思い立ってちまちま観ていたハンガーゲームを無事に完走することができて嬉しい。
概ね原作通りだが、原作の足りないところを上手く補う脚本が見事だった。
キャスティングは数年前と
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

4.0

再鑑賞ということで展開を知っていながら観たが、良かった。
普通前編後編に分けられるとダレるところが出てくるものだが、今のシリーズは違っていた。
革命の火を燃やし続けることの難しさ。
そこにフォーカスし
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

北米版よりもこちらの方が好きだ。
が、私はスティーヴン・キングの作品に寄り添いたいと思っているので、彼が大事にしていた「アルコール依存症に苦しんでいる父親」という要素が欠落している点(作中で一瞬しか触
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

4.0

生き残っても見せ物として生きなくてはならず、故郷へ帰っても監視され、自分の気持ちにも向き合うことができないまま徐々に少女の面影が消えていくカットニス。
相変わらずジェニファー・ローレンスのカットニスは
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人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL(2010年製作の映画)

4.0

マイク・フラナガン監督デビュー作。
低予算ホラー映画って割りとギャンブルなところがあると思うのだが、ちゃんと怖くて面白かった。
低予算でも全てが揃えばこんなに面白くなることを見事に証明している。
あと
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渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.0

犯人が意外な人物だったのでどう畳むのか?と思っていたら、現在の事件よりも過去の事件の真実があまりにも重く救われないので大分落ち込んだが良いサスペンス映画だった。

オーストラリアで起きた殺人事件を捜査
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永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.0

永遠のこどもたちってそういうことなのか…!!とラストシーンを観て泣きながら思っていた。
ラストは人それぞれの解釈があると思うが、私はマイク・フラナガン監督の死生観が好きなので、この映画をハッピーエンド
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.0

アリソン・ジャネイがめちゃくちゃ格好良くて喜んでたらまさかの展開に「えっ!?そっち!?!?」と思わず声に出してしまった。
私はそっちの展開じゃないほうが好きだったな……。
そんな設定にしなくてもアリソ
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

4.0

理不尽な世界は確かにフィクションなのだけど限りなく現実に近い。
強大な力を持つ人間や富裕層に搾取され、それでもなんとか最善を尽くそうとするカットニスの心情をジェニファー・ローレンスが演技で語っているの
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