このレビューはネタバレを含みます
ある場をただ撮っていて、それがただ映っていて、そこで起きる出来事を素直に提示される。濱口監督の作品を観てるとそういう気持ちになる。そのまま見せられて戸惑う。
録音のやり方なのか、本読みの影響なのか、>>続きを読む
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「どんなコンディションで観に行ったら大丈夫そう?」と友人知人に聞いたのに、結局は病み上がり、メンタルバッド、前日に母と険悪になるというフルコンボで鑑賞。
毒にやられている時は、より強い毒を摂ると浄化>>続きを読む
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本当にこのように暮らしている人を守ってほしい気持ちがあるので、ちょっと複雑なところがあった。
「逆にイケてる」と思われて諸々が消費されませんように。これはとても理想化された生き方です、だからperf>>続きを読む
予告で知った時は、サクセスストーリーなのかと思っていたが違った。
優しい男、ズルして逃げる男、ちょっとした夢。これがアメリカ映画なのが大事なことなんだなと思った。
身も蓋もないんだけど「ちゃんと交>>続きを読む
むかし友人達と、夜の街をひたすら始発が出るまで歩く集まりをしてたのを思い出した。
Hereと同じく、心地よく静かだった。
主人公の女性のような暮らしをしてる人への、寄り添うように見つめる目線を感じた>>続きを読む
静かで幸せだった。
カメラワークが不思議で、目に見えない何者かの視線っぽい。カメラの存在を感じた作品だった。自然に撮ってるようでも作り物、その作り方が好みだった。
こんな作品を観られると、通じ合え>>続きを読む
それぞれ傷ついた女性たちが連帯する姿にめちゃくちゃ泣いた。何かを失ったり奪われてしまった人は弱者のように見えるし、実際に力の届かない歯がゆいことばかりだと思う。だけど、奪ったり殺したりする人が本当に強>>続きを読む
とにかくめちゃくちゃセンスが良い。
何かを分かってる感じがビシバシあった。特にクラブシーンとカラオケシーンは良かった。生活や声の音も良かった。
ヤバ書店員然り「なんか違うんだよなぁ」という感じの人>>続きを読む
私は観ている間ずっと怖かった。
怪作っていう表現あるけどこういう映画のことかなって思う。これは恋愛や人生の主たる経験で解釈がかなり異なる。
私は怒りはなく、とても怖くて、途中から映画にしがみついてる>>続きを読む
見終わってから一週間くらいは突然泣き出すような後遺症に見舞われた。
オープニングの美しさに一気に引き込まれて、完全に北イタリアにいた。
日差しが暑いけど湿度はそれほどなく、熱くなった肌に水が気持ち>>続きを読む