どうたく66さんのアニメレビュー・感想・評価

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どうたく66

どうたく66

PLUTO(2023年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

間違いなく名作です。手塚治虫の鉄腕アトムの「史上最大のロボット」の話を下敷きに翻案し、現代の話を入れながら、より深く、かっこいい作品になっている。

ロボットの人権の問題は人種差別のメタファーだし。ダ
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点線に沿って切り取る(2021年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ユーモアやオタク知識でふざけながら人生の生きにくさをこのトーンで続けていくのかなと思ったら、最後のエピソードでズボッと話が深くなり、号泣させられました。

自分の無神経さで長年人を傷つけて来たことに突
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世界は僕を切り裂けない(2023年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

政治の問題に真摯に向き合う。しかも政治的意見が違う昔からの友達とも真摯に向き合う。そんな状態をアニメにするイタリア社会は成熟していると驚く。

ナチが台頭したり、どうしようもない状況はあるが、日本の現
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鬼滅の刃 刀鍛冶の里編(2023年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人を殺してきて自分がいじめられていると正当化する鬼の姿は、自分が恵まれないので、リア充を殺そうとする無差別テロの論理と似ていてぞっとする。

炭治郎が正義を振り翳すところはちょっと思想的に問題を感じる
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平家物語(2021年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

琵琶法師は女の子だった。しかも滅びゆく平家一門の子供達と一緒に生活して育っていた。

清盛の嫡男、重盛と同じ色の眼を持ち、同じように将来が見える。

滅びゆく人たちの心情や生活を描くというのは斬新だし
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ONI ~ 神々山のおなり(2022年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

民族や人種の多様性の話のメタファーとして鬼や人間を使っているが、背景に日本のアニミズムや伝統の生活などしっかり描いていることでアニメにありがちな上滑りがない。

祭りの踊りが、人間やあちらの世界の人た
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サイバーパンク エッジランナーズ(2022年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごいレベルの高いアニメでした。

鍛えていく、強くなっていくに連れて副作用がある世界はこれだけ極端てなくてもどこの世界でもある話。アルコール依存も薬物依存も等価である。

鬼滅の刃の煉獄さんは公のた
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ワンパンマン 第2期(2019年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

名前がサイタマとかにしてるのもかっこつけるのを極力排除していて、このスタンス笑える。

いろいろヒーローが熱い戦いを繰り広げるが最後はサイタマのパンチで巨大なムカデも呆気なく死んでしまう。結果ヒーロー
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ワンパンマン 第1期(2015年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

普通のヒーローものの技を叫ぶところや深刻ぶって説明するところなどを簡単にスルーして茶化しているスタンスが面白い。

サイボーグや超能力などいろんなヒーロー出てくるが結局パンチだけで倒すやつが一番強いと
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化物語(2009年製作のアニメ)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版宮部みゆき。人の罪や業を扱いながらどこかからっとした明るさと元気がある。

吸血鬼になって、人間に戻るんだが、その後遺症で傷からの回復が脅威的だったり、女の子にもてたりする。

エヴァンゲリオ
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さらざんまい(2019年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

イクニ監督は若者の悩みに寄り添ってしかも綺麗事ではない応援を行う。

ウテナもこのアニメも最後は単純なハッピーエンドでも悲劇でもないが、少年、少女たちの気持ちに寄り添った応援歌になっている気がする。
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少女革命ウテナ(1997年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごいアニメです。
最初はわちゃわちゃギャグをやっているように見えますが、徐々に人間の若い女性の悩み、実存にかかるような話になって行きます。

古い考えや社会的なプレッシャーの下にいる女性たちの立場に
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ラブ、デス&ロボット シーズン2(2021年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

残酷だったり、恐ろしかったり。観るものにショックを与えるに十分なアニメ。CGも挑戦で、ほかに見たことないような映像がつぎつぎとあらわれる。クリエイターが新しいことにイキイキと挑戦するのが伝わってくるよ>>続きを読む

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輪るピングドラム(2011年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごいアニメです。歴史に残る傑作だと思います。必ず観たほうがいい。
最初の9話まではやたら記号的象徴が出てきて、いろんな意味込めているんだろうなと予想はされる。

しかも赤い丸で95という数字が出てき
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ラブ、デス&ロボット シーズン3(2022年製作のアニメ)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

どれも挑戦的映像であり、演出であり、世界観があり。

特に最後の『彼女の声』は映像がトラウマになるような神話のような世界。また日本の民話に出てくるもののけのようでもあり。

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フリクリ(2000年製作のアニメ)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

変身は思春期の男の子の性的メタファーなんだろうが、設定がよくわからんし、宇宙人なのかロボットなのかなんなのかわからんもの出てきて騒いでるたけって雰囲気。最後までセカイケイの話に終始。

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トップをねらえ!(1988年製作のアニメ)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第一話目を観た時点でタイトルから何からパロディなのかと思って観ていたら、2話目からトーンが変わり、5話、6話は感動の展開になって行く。

名作だと思うがまじめに観るべきなのか、笑ってしまう、製作者たち
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