そりゃー良かったですよ!音楽はもとより映像も、そしてそのふたつが折り重なってつくりだした世界も。
そして何よりも、決して商業ベースに乗るとは思えない、こういう音楽活動を25年マイペースで続けて来られ>>続きを読む
午前10時の映画祭にて鑑賞。
主人公・チャンスは自分が思ったまま、素直に話しているだけなんだけど、周りの人々はそれを勝手に自分が受け取りたいように受け取っていく。しかも彼は悪意というものを知らない無>>続きを読む
観たの何度目かな?骨太なテーマ、蟲や腐海、メカのデザイン、ナウシカの可憐さ、力強さ…ジブリ映画で一番好き。公開当時、映画館で観なかったのが一生ものの後悔…
硬派な社会派映画だとばかり思って観にいったら…
超面白い、コリアン・ノアールではないですか!!いやまあ、社会派映画ではあるんだけど、昔の松本清張ものみたいにエンターテイメントとの両立のレベルが高すぎ>>続きを読む
見たこともない写真や映像がいっぱいだった!それだけでも観る価値あり。
スリッツはガールズバンドの先駆けとしてフェミニズム的文脈の中で語られがちなんだろうけど、この映画を観ると最初はパンクシーンに影響>>続きを読む
大昔、学校で観たのを思い出した。学生が車座になって歌っていたシーンが印象に残っている。
※原作未読
主人公が銃に魅入られていく心情はとてもよく伝わってきた。リリー・フランキーのちょっとねちっこい感じも良かったし、村上虹郎も繊細で(多分本質的には)優しい青年を魅力的に演じていたと思う。>>続きを読む
★祝・DVD発売★
もう随分前に観た映画なのに、何故かたまにふっと思い出すんですよ…主演のリアルスケバンの娘がコタツでうたた寝してる時に、淡々とやられちゃうレイプ(に見えないけど)シーンとか、可愛か>>続きを読む
メンバー間の友情と信頼、それでも訪れる葛藤と軋轢、名曲が生まれる瞬間のエピソード(しかもメンバーそれぞれの作品を網羅)などをうまく散りばめ、ドラマの中心にはフレディの物語を置くという、ミュージシャンの>>続きを読む
もういい大人なので、若い頃に感じていた
人は皆平等なんて嘘
最後は正義が勝つなんて戯言
所詮はうまくやったもん勝ち
世界は、大人は汚い
みたいな感覚は薄くなっているので、主人公達の行動にほぼ共感で>>続きを読む
「午前十時の映画祭」で鑑賞。
正直途中まではちょっとイライラしながら観ていた。ソフィーはひどい目にあってもネイサンから離れないし、これって共依存状態じゃん、とか、ソフィーは美人だから次々と助けてくれ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
邦題がそのままテーマだと思う。「ふたつの希望」なのだ。パレスチナ難民のヤーセルと、「忘れられた難民」だったレバノン人・トニーの、和解と再生を予感させるラストが、希望となって鑑賞後の後味を明るくしてくれ>>続きを読む
「午前十時の映画祭」で鑑賞。なにこれ、よく出来た話すぎるだろ、日本人でこのストーリーに抗える人はいないでしょと思えるぐらい、ソウルフード的なソウルムービーって感じ。それに香川京子が美しすぎ!モノクロな>>続きを読む
「午前10時の映画祭」にて鑑賞。デジタルリマスター版だそうで、鮮明な映像だった。メリハリのあるモノクロ映像が美しい。特に有名(であろう)な白シーツがたなびくクライマックスシーンは、カラーだとここまでに>>続きを読む
そんなに期待してなかった。アニエス・ヴァルダの「幸福」が妙に忘れられない映画だから、近場での上映が最終日だったから、天気が良くて自転車に乗りたかったから、観に行った。
良かった…
アニエスの可愛さ>>続きを読む
これは佳作。無駄のないストーリーと誇張のない演出で、全体が引き締まってる感じ。この生真面目さ、誠実さはまるで主人公ファルコーネ自身のよう。史実として知っていてもなお、息を飲むラスト。よく撮影できたな…>>続きを読む
ネタバレしないように書こうとすると、以下のようになりました。
1)面白くて笑える!しかもちょっといい話。
2)ごはんを食べてすぐには観ない方がいいよ。
3)パンフになんと台本(決定稿)が掲載!なんて>>続きを読む
予想以上に面白かった。動き続けるカメラ、次々と出てくる多様な人々、早いスピードでくり出される字幕に慣れてくると、それぞれの立場や考えから導き出されたインタビューひとつひとつに、自分自身の思考もシンクロ>>続きを読む
2018年を生きている自分はヒトラーが何をしたかを知っている。それはこの映画を観る全ての観客も同様だろう。だから「ヒトラーから世界を救った男」という副題が付けられてるわけだ。
しかし当然ながら映画の>>続きを読む
主人公のタクシー運転手はヒーローでもなんでもない。ドイツ人記者を光州に運んだのも金に釣られたからだし、現地の悲惨さにビビって逃げだそうとするような凡人だ。だからこそ私は彼に自分自身を投影できた。
民>>続きを読む
ジャルジャルの二人がとてもいいのだが、特に後藤さんがいい!男気、稚気、強気、弱気、等々相反する要素を抱えた不安定な、揺れ動く若者をとても魅力的に演じていると思う。
さらにまた、ユウキの元相方、鬼丸、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
強国であり隣国でもあるソ連の侵略に対して、小国・フィンランドが自由を守るために立ち上がり、粗末な装備ながら奮戦し、勝利とまではいかなかったが、独立を保つことができた…というのが史実なので、如何様にも国>>続きを読む
なんていうか、同じ役者でもそのときにしか出せないニュアンスとか、輝きってものがありますよね?その輝きを焼き付けたフィルムは、もうそれだけで価値があると思うんですよ(それを引き出したのは監督だったり、脚>>続きを読む
乱暴を働いたり、明らかに暴言を吐いたりする少年達以外の教師やスウェーデン人達に、多分悪気はない。常識だと思ってるみたいだし、むしろ自分達はサーミ人に対して理解がある方だぐらいに思っているんだろう。だか>>続きを読む
すみません、期待してただけにちょっと辛口かも。
映像はきれいだったし、最後の爆発シーンのアングルは斬新だった。戦闘シーンも時代劇としてはリアリティあったと思う。
でもなあ、やっぱり原作が長いせいか>>続きを読む
冒頭に「各報道機関に資料の提供を依頼したが、応じたのは一社だけだった」というテロップが。なのでこの映画は、映像的には過去の写真(恐らく佐藤元知事の私物)や新聞記事の切り抜きの静止画と、関係者のインタビ>>続きを読む
すずはボーッとした娘みたいだけど、僻みっぽくて被害妄想に陥りがちな自分から見ると、真っ直ぐで前向きで眩しいぐらい。しかも類は友を呼ぶの方式で、夫も舅も姑もいい人ばかり。小姑だけはちょっとアレだけど、い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
普通に面白かった。日本でいうと少し無鉄砲なヤンキーの兄ちゃんみたいな?どこにでもいそうな若者がマフィアの一員として生きていく中での出来事が、わりと淡々と描かれる。だからヒロイックな要素もないし、暴力の>>続きを読む
反抗しつつもどこか明るさがあるアメリカの青春映画とは全然違う、閉塞感いっぱいの暗〜いブリティッシュ・ユースシネマ。だが、それがいい。当時のモッズカルチャーもうかがい知れるし、若きスティングも格好いい。>>続きを読む
サントラが格好いいですよ!キャストの町田康(今や芥川賞作家)の美少年ぶりも見どころだけど、ここは「町田町蔵」表記にしてほしかったなあ〜
「爆裂都市」よりこっちのがオススメ(爆裂都市も好きですけど)。山田辰夫氏のご冥福をお祈りします。
映画館を出たあと、世界が違って見えた感覚をまだ覚えてる。ジュリー目当てで観に行ったのに、なんてこった!