月見さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ナビゲイター(1986年製作の映画)

3.2

「森で気絶し目を覚ますと8年の歳月が流れていた。」
あらすじに釣られて観てしまったが中身はTHE80年代。当時の未來観だから全体的にショボいけど船内はなかなか頑張ってるし宇宙生物のワクワク感もそれなり
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グラビティ 繰り返される宇宙(2019年製作の映画)

3.0

「居る側」がループしてるのは分かるけど、「来る側」が何故ループするんだ?
主人公もあの時空の中で突然現れるを繰り返してるってこと?と考えるとして…。
今回のターンで居る側のループは断ち切れたけど、来る
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アルカディア(2017年製作の映画)

3.7

予想外に深かった。
同じような毎日から脱出せよというメッセージなんだろう。
人はそれぞれのスパンで同じことを繰り返している。そんな日々に不満を持つのなら、自分の力で何かを変えなければならない。
目の前
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ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡(2017年製作の映画)

3.5

スイスアーミーマンの時も思ったが、ダニエルのハリー感ゼロ。凄い俳優だ。
2、2に別れる時の言葉の誘導ははカッコイイと思った。結局は私欲の為だったんだけど、あれは友を気使う為でもあって、あの場のギスギス
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

人間大事なのは顔だけじゃないっていうことを確認出来る映画。
ほんとに1人7役なの?!ってくらい違う。
同じ顔でも表情や性格でこんなにもイメージが変わるんだなあ。自分の好みも全然変わる。
アクションシー
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.8

大人しめのミステリーかと思ったら息を飲むアクション!あっという間に終わった。
ギター男との戦いでは「おぉすげー!」と声が出てしまった。
エンドロールの路線図がおしゃれ。
面白かった!

奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

3.5

「きっと人が不可能と言うことは、誰も見たことが無いだけなんだ」
天国の幻想的な風景が観たくて前から観たかったこの作品。やっと観れました。
想像と創造。なんでも思ったとおりになると言われても、実際に出来
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

面白かった。
・仮暮らしのアリエッティの盗む版
・やっぱり環境によって性格はそれなりに左右される
・人の心には踏み入れてはいけない所がある
・実際の働きの対価として支払われるんだからこれはこれで正当な
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.2

めっちゃ地元で笑った。
深みは何も求めちゃいけない、ただただその瞬間を楽しむ映画です。
二階堂ふみの男の子役もなかなか良い。

ロング・トレイル!(2015年製作の映画)

3.5

若者達が清々しそうに歩く中じいさん達にとっては一つの失敗が生死に関わってくる。この旅自体が人生をなぞる旅のよう、大切なものがなんなのか確認の旅のようだった。
大事なものを見つける方法は目的達成だけでな
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.1

へぇ、ネタ元は知恵袋への投稿だったんだね。
序盤のワニ、矢、笑った。
内容は、深く考えようとすれば深いし、シンプルに考えようとすればそれはそうだし、観た人に結婚生活とは何かと考えさせたかった。という感
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.7

もうドラゴンボールもここまでくるとストーリーがほぼ無くなるんだね。まさか一度のバトルだけで一本終わらせるとは笑
でも純粋に面白かった。続きどう作るんだろ。今後の展開にオラ、ワクワクすっぞ!

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

こいつぁ重い。
それでも自然の脅威には勝てないんだよな。あの土地に住み続ける意味はなんだろう?
序盤動揺を隠す親をヒロイン同様浅はかに疑ってしまった自分が恥ずかしい。

生きるという意思の差。
最後あ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

こういうシンデレラストーリー好き。
出会い→成功→挫折→復活的な王道ストーリーとばかり思ってたがまさかのラスト展開。
でもそれが物語の深みを拡げてる。
シャロウ凄い。一回聴いただけで心掴まれる良曲!
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.5

うーん。この章の原作は未読だが、おそらくだいぶ違うんだろうな。軍隊ちっせぇー!と笑ってしまった。漫画の世界感を伝えるのは相当難しそう。

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.8

今作はエルサにとにかく惹かれた。というか惚れた。
中でも馬で海を渡るシーンは幻想的で正に圧巻。
曲も良いし、なんにせよ松たか子が最高。歌声(特に高音)が感情を揺さぶる。
オラフの声に違和感無し。無邪気
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.6

TVで鑑賞。本編の前後にやってたやつ含め、まあこれほどまでかってほど次から次へと押し寄せる緊急事態に対応していく彼らを尊敬する。
映画ならではのあり得ない状況もあったけど、なんか自分の「忙しい」なんて
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スターシップ9(2016年製作の映画)

3.3

生まれてから40年間かけ宇宙船で暮らしながら未知の惑星に向かう話だが、20年目に衝撃の事実を知る。
エンジニアが帰る時に思わず「うそ!?」と声をだしてしまった。それ以降は盛り上がりがフェードアウト気味
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.7

2001の作品とは思えない程綺麗な映像。
意識の中の世界はまさに夢を見ている時のように、意味不明なんだけど象徴的なものは一貫している感じが上手く表現されていると思った。

ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.7

これは予想外に面白かった。
復讐に命をかける男の話。主人公の顔の演技が凄い。
旧友を悪くしないようにバッテリー盗んだり、あの吐くシーンはトランクの死体の臭いのせいだろう。1シーン1シーンに意味があり細
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TRANSPORT トランスポート(2005年製作の映画)

3.0

タイムマシンと言う言葉に飛び付いて観てしまったが、うーんこれはB級感否めない。しかも2010年作品とは思えぬもっと古い感じだよなー。
ジャケ写の未来感と内容が不一致。
あとじいさんは何者だったのか。主
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

ストーリーはよりシンプルに、キアヌのアクションを楽しむことにより特化した内容。
いやぁ、ゆっくり目に刺すとかヤバいでしょ笑
序盤から凄すぎて笑えるレベルのスーパーアクション!
路上で殺しまくり、途中か
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

愛とは受け入れること。
愛の深さはその覚悟の量。
そう思った。
そんな普段じゃ恥ずくて言えないようなことも迷わず書いちゃうくらい温かくて優しくて愛に満ち溢れた作品だった。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

ファンタジックな街並みと空の色。そこで暮らすクソ親とクソガキが最高に無邪気だが、抱える闇は深い。
ちょっと子役の演技上手すぎませんか!?
ラストの溢れだす涙に感情を全てもっていかれた。
母親の叫び、口
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

3.7

なになに凄いカッコいいし!
3年前に観たらしいが全く覚えてなかった為再レビュー。スコアも大分アップ。観るタイミングによって感じ方って変わるんだな。
ラストのバトルシーンは興奮。ワンダーウーマンなんて最
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.7

長澤まさみ良いよねー。
脚本のちょっぴり安っぽい感じも俳優陣の演技力でカバーされていたと思う。
アドリブっぽい笑いもちりばめられてて良かった。ムロツヨシがボコられるとことか笑った。
式中のしつこいキス
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.3

2Dで鑑賞。
うーん…面白かったけど未知の生物モノを見すぎたせいか、少々パンチが足りない印象だった。
命を懸けてボート取りに行き、謎の決め台詞「私は捕食者だ」の件は何の意味があったのか。
これは4dx
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.5

SAWにインスパイアされた同名作品と間違えて観てしまったが、なかなか面白かった。
冒頭の違和感を解消するまでの流れが良くできてる。が、記憶を戻しても敵味方変わらないのかい!と多少突っ込み所はあった。

アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.0

近未来SF?
壮大な無限の空間なのに閉鎖的で息苦しい。その圧倒的孤独感のなかで一人の男の成長を描くヒューマンドラマでもあった。
月と火星の基地は夢に溢れていたけど騙し奪う人間の本質は変わらない。
知的
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.9

狂気とアートの融合。
蜷川さんさらに進化した感。
小栗旬と女優3名の演技が凄すぎ。特に二階堂ふみ、宮沢りえ。

そして狂気と言えばお馴染み藤原竜也!
しっかり炸裂していてちょっと笑ってしまった笑

あん(2015年製作の映画)

3.7

病状よりも怖いのは疑心暗鬼や恐怖から生みだされ拡散される未確認情報。
情報社会の現代ならこんなことにならんだろうと思いきや、つい最近まで宿泊拒否等の差別が行われていたという。

これは現実に起こってい
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

突っ込みどころは色々あったけど結構なドキドキ感で最後まで観れた。

とりあえずクギを早く抜いてくれ!笑

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.4

前作ほぼほぼ覚えてなかったけど観てみた。
近未来感良かった。
2049年は無理だと思うけど、100年後には本当にレプリカントがそこらじゅうにいる世界になるのかな。それを支配と呼ぶのか、進化と呼ぶのか。
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この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(2018年製作の映画)

4.0

面白かった!満足感高し。カズマのクズっぷりも顕在でした。
映画版はゲスいのは控えめに行くかと思いきやガッツリ笑
めぐみんゆんゆんの共闘シーンはちょっとうるっときてしまった。
3期やるのかなあ、期待。
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移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.0

ハウル+ラピュタ+ウォーターワールド+マッドマックス。
高級感とは違うこのごちゃ混ぜ感はデビュー作なのかな?と思ったらやっぱり。
この監督が今まで影響をうけてきたファンタジーの要素を一気に詰め込んだん
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起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

3.5

量刑を告知する瞬間に気付いた時のタイミング、駅で尾野真千子がああなった時の表情、イクラを食べるスピード感、細かな感情を動きで表現する佐藤浩市の演技が半端なく引き込まれる。贖罪の重みをずっしりと感じた。>>続きを読む