dramaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

drama

drama

映画(220)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.5

アニメーションとしてはおもしろさはあるのだが、どうしてもラピュタや魔女宅の二番煎じ感が否めない

耳をすませば(1995年製作の映画)

4.2

思春期の揺れる子供を見ているとハラハラするが、やっぱり信頼なのだなと思った

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.6

圧巻の創造力。
全くの異世界で、話もよくわからないのだが、完成度の高さで引き込まれる。
宮崎駿はやはりすごいのだなと思う。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.4

認知症を体験するという仕掛けには、怖さ、絶望感、そして優しさを感じた。

でも、私としては介護をするアンの立場で観ていた。愛情と苦しさが伝わってきた。アカデミー賞はアンソニーホプキンスだが、私はオリヴ
>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.0

派手なアクションは引き込まれるし、スカーレットヨハンソンは好きなのだが、マーベル作品としては期待値まではいかなかった。
家族ドラマというテーマもこじつけ感が否めなかった。頭ではわかるが身体感覚には落ち
>>続きを読む

アジアの天使(2021年製作の映画)

3.0

完成度は高くないのだが、引き込まれた。韓国で撮るということが難しかったということだが、それがマイナス面にもなったがプラスに作用したところも大きい。
言葉が通じないことはもどかしいのだけれども、思いやり
>>続きを読む

いとみち(2020年製作の映画)

3.9

繊細な感じがいい。青森の美しさもスクリーンで観て良かったと思う。

駒井蓮の三味線は本当に練習して弾いたということを知って驚いた。ラストも、ハツエと二人で弾くシーンも良かった。

豊川悦司も良かった。
>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

パワフル。


生きる意味が、希望が子供っていうのはお涙頂戴なのだけど、ギャグのような夕焼けでの子供の告白と、なんだかわからない劇での母親の告白は照れまじりでイタく響いた。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ステレオタイプなことばかりという印象。
自分の分身との恋はやはり稚拙に感じる。サブカルの固有名詞もちょっと微妙なものも多くて、それでいて、他のカップルをバカにするところも稚拙。すれ違いも基本的にはコミ
>>続きを読む

楢山節考(1958年製作の映画)

2.0

やはり古くて臭い感じは否めない。

ストーリーも今読むと露悪的で根性論的で馴染めなかった

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

気になっていたのだが、観逃していて、IMAXでのリバイバルで行ってみた。

迫力はさすがで、最初のコンサートホールから手に汗を握る。ああいうカーチェイスの謎の感覚はこの映画ならでは。

ドラマとしては
>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

何者でもなく、満たされず、人との距離を取れない自分。13歳、14歳の中学生としての何者でもなさにもがいて苦しんで、全く進歩できない自分。タイムカプセルを燃やし、希望や夢を呪う。
でも、応援して愛してく
>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

1.0

オシャレで誤魔化すのはもうやめよう。
センスのいい音楽というのを全面にだしてオシャレにするのはやめよう。映画は映画で勝負してほしい。
下ネタも嫌だったんだな。あのパーティーもまったく楽しそうに思えない
>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

力のあるドラマ。映画であること忘れさせるドラマだった。演技が上手いなとか構図が上手いなとか、そういうことに頭がまわらず、ひたすらドラマに集中させられた。
優しさに溢れる作品。役所広司と仲野太賀が素晴ら
>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

2.5

のんがかわいい。でも、女子の拗らせの感じがやっぱり自分にはわからないのだなと思った。おひとり様をそこまで気にする必要があるかなあというところがなかなか共感できない。もはやちょっと時代錯誤なのではないか>>続きを読む

グレイハウンド(2020年製作の映画)

3.7

とにかく迫力があって手に汗握る。願わくばスクリーンで観たかった。潜水艦は怖すぎる。

はちどり(2018年製作の映画)

2.5

思春期の少女が向き合う、社会との微妙な不協和と共和を描く。
メンターの先生を好きになってしまう感じは甘酸っぱい感覚を思い起こさせる。

ただ、ちょっと他の登場人物とのエピソードは中途半端な感じが残った
>>続きを読む

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.4

こんな風に愛し、愛されたらと思うラブストーリーに身を任せるのも楽しい。
説教臭いし、荒唐無稽でもあるのだが、芯の通ったぶれないケイトの愛情がとにかく魅力的。
ティア・レオーニが可愛すぎて死にそうになる
>>続きを読む

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

しんどすぎる映画だった。

宇多丸さんの映画評はさすがでなるほどと思わされた。しかし、自分にはこのグロテスクさをユーモアとして捉える度量が足りなかった。

モテキ(2011年製作の映画)

2.8

長澤まさみの小悪魔感にやられて死にそうになる。

ただ映画全体としてはテレビドラマなクオリティで、サブカルなチープさが悪く出た感じ。

スパイの妻(2020年製作の映画)

2.9

映画星3
黒沢清は独特の作風なのだと思う。
良くも悪くも後味の悪さと浮遊感が残る。
中盤以降の蒼井優の演技はいい。強さや情けや不気味さがある。この辺りの不気味さが黒沢清の味なのかなと思う。

ただ、そ
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.1

映画としてはエンターテイメントとしてまとまっているとは思う。

そもそもの議論は空虚でわからなくなった。ペダンティックで、了解のない会話が続く。

小坂修平がふった天皇の話をもっとしてほしかった。どう
>>続きを読む

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

2.6

宇多丸さんのベストにも入っていたのでみてみたが、正直、のぺっとした空回り青春映画に思えた。

馬鹿な青春というところでは、共感できるところはあるが。
佐々木の辛さもわかりかねる。全裸になるところはやっ
>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.1

芸術的なヨーロッパの映画。耽美的で、美しいとは思うが、なかなか二人の心はわからない。だんだん心が開かれて、美しさを開いていく、それはわかるのだが。エロイーズの服が燃える衝撃のシーンなどの幻想的なシーン>>続きを読む

プリズン・サークル(2019年製作の映画)

5.0

脂汗がでた。
登場人物のトラウマが抉られていくだけではなく、自分自身のトラウマも抉られていく感覚だった。

自分が受け入れられないという感覚をずっと感じ続けていくということはとてもキツい。それが積もっ
>>続きを読む