このレビューはネタバレを含みます
面白い。文句のつけようがない。
ストーリー展開の面白さもあり、哲学のある人間ドラマである。モーガンフリーマンがうまい。彼の優しくユーモアのある、かつビターな語り口が全編を覆う。
まさかのハッピーエン>>続きを読む
アホとしか言いようのない映画。ド派手なアクションをこれだけ続けるということだけに徹しているのはすごいとはいえるが。
ただ、帰り道はそのアクションにもワンパターン感が感じられてしまったかな。
サスペンス仕立てで追われる怖さがあり、最後の解放感は素晴らしい。政治的ノンフィクションで地味なものを想像していたが、ドラマチックな展開良い意味で裏切られた。
権力の恐ろしさを感じるとともに民主主義が>>続きを読む
レイシストの歴史修正主義者、彼らの論理の巧妙さの苦々しさには迫力があった。負けてしまえば、歴史改ざんが力を持ってしまう。そのスリルで飽きさせない。ただ、法廷サスペンスのスピード感のために、本来のテーマ>>続きを読む
人間のせこさ、身勝手さ、軽薄さ、しぶとさ、微妙に憎めない感じなどが描かれているのは面白い。
ただ、いじめの構造が感じられたことには、違和感があった。
偉そうにしているシーンの後に謝罪シーンを持ってく>>続きを読む
いい話ではある。ただ今の視点でみるとやはり甘さもみられる。
だんだん、みんなの心がつながってくるのがよい。特にウイルだろう。偏屈な男かと思わせたが、トルネードでポッサムをたすけるところはとてもいいし>>続きを読む
前衛的な作品で今みると狙いすぎで覚めてしまう感がある。ぎょっとするようなグロテスクをいれてくるところがキム・ギドクの面白さだと思っていたが、現代的感覚でみるとしんどさがある。
ただ、人間の業に対する>>続きを読む
迫力のある映画。とにかく怖い。レイシズムの恐怖を描いている。
今、白人差別がはじまっているというロジックは、今日本人ヘイトが始まっているといっている日の保守の人たちと重なる。
エンターテイメントとし>>続きを読む
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途中まではつまらないオシャレ映画かと思ったが、だんだん面白くなっていった。東出昌大はうまい。一方で唐田えりかがヘタッぴなのだが、美少女で感情の起伏の少ないしれっとした感じがはまっている。
数年間積>>続きを読む
SFアクションとしては迫力がある。予告で見たあの地面が迫り上がってくるシーンが一番ワクワクしたが、実はそれがmaxだった。後半のアクションは単調で、全体尺はもっと短くてよいと思った。
やはり話がやや>>続きを読む
ありえないピンチも笑いながらありえない形ですり抜ける。疾走感を追求した作品。アニメーションによるデフォルメの面白さが詰まっている。
でも、ちょっと長かったかな。最初の潜入の方が勢いがあった。
最後>>続きを読む
20〜30年ぶりに観たが、凄い。宮崎駿はやはり天才だったのだなとおもう。
アニメーションの面白さ、ワクワク感が空という舞台で発揮されていたと思う。
君をのせての主題歌がまたとても合っている。手嶋葵>>続きを読む
映画としては面白さにかけ、ドキュメンタリーとしては過剰演出。
わかりやすさを重視したために勧善懲悪になり過ぎた感がある。
でも、見終わってから思い返すことがそれなりにあってじわじわはくる感じ
多分、いろいろとエポックメイキングな作品なのだろうけれど、人間ドラマが薄いので、今見るとB級。あの時代だから凄かったという風にしか見えない。映像的挑戦がウリの映画はリアルタイムで観ないと面白さは分から>>続きを読む
主人公をはじめとするキャラの気持ちがわからなかった。意味深な雰囲気なのだが、軽薄なだけに感じられてしまった。
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ファンサービスの映画。それが良くもあり、ちょっと薄味感にもなってしまったと思う。
子を持ったトニーとスターク父との会話などはよかった。スコットやホークアイの家族との再開、スティーブのラスト、どれも感>>続きを読む
最後のバイバイよかったな。
おもちゃが与える楽しみは期間限定ではかない。役割を失い、傷つく。それでも新たな役割を自ら掴もうとすることに勇気を感じた。
サスペンス的なダイナミックなストーリー展開が面白かった。
フェミニズム的な話はちょっととってつけた感は否めなかったが、魅力的な子役などはニクい。
しかし強すぎて使いどころの難しいキャラになったな。
量子の世界観は眉ツバだけれど、ファミリー要素、コメディ要素がとてもよい。敵も含めて憎めない。特にウーが好き。
最初は単なる勧善懲悪に見えていまいちかと思ったが、サスティナブルな世界という目的があるとはやはり考えさせられるテーマを持ってくる。
ただ、全体としてはやはりキャラが多すぎて、そこに無敵のボスキャラが>>続きを読む
さすがに締まった作品。
ロキがキャラとしては一番複雑で気になる。
ソーはヒーローでやや一本調子。
ハンマーがなくなったのはちょっと寂しい。
オーディンがどういう存在なのかは曖昧だったと思う。
スケールの大きさとアホと不良の凸凹がおもしろい。
ロケットが好き
今までのマーベルの作品に比較するとかなりレベルダウンかな。
魔法はなんでもありすぎてディテールが甘くなる。
時間というテーマも掘り下げられていない。ステレオタイプかな。
また、面白いキャラクター。小さくなるので、戦闘もコミカル感があってよい。
ミクロな世界のワクワク感もある。
社会性という意味ではメッセージが少ないが気楽に楽しめた
治安のために危険人物をAIで特定して殺すというシステム。今となってはすでにSFでもなくなりつつあるが、イラク戦争への批判なのだろう。
悪人に乗っ取られるという形で曖昧になってしまったのは残念。
スカ>>続きを読む
最大多数の最大幸福ではなくて、なんとかみんなの人権を守ろうとするのが現代社会だし、権力の暴走を防ぐために法で縛るというのもとても大事な仕組み。リンチをしてしまうと戦いは終わらない。政治学の教科書の例題>>続きを読む
いずれも役者がうまい。特に夏川結衣に微妙な色気がある。
他の演者の台詞を知らずに演技をするという実験的手法がとられていたというのは驚いたが、役者の地の人間的魅力があったから成り立ったのだなと思う。む>>続きを読む
子供の頃の感性を思い出させられるところは良い。前半のこっことぽっさんの関係もよい。でも、後半はよくわからなくなる。特にあの男が出てからが不味い。
画作りもやはりちょっとやり過ぎ感がある。芦田愛菜で何>>続きを読む
役者がいい。宮沢りえがこんなにうまかったとは知らなかった。
ピラミッドは泣きました。
迫力がある。本当の悪人は誰もいないのに皆が憎み合う構造が苦しい。
ドラマティックなストーリーにも引き込まれる。役者も素晴らしい。特にグワダ役が良かった。締まったいい映画だ。
安っぽさを逆手にとろうとして、取りきれなかった感じ。
埼玉の自虐ネタは確かに笑ってしまうのだが、郷土愛で団結していくところは差別や民族主義による戦争や排他主義の構造を見せつけられたようで笑えなくなっ>>続きを読む
さすがのクリントイーストウッド。映画を観ていることを忘れさせる没入感。
お母さんに謝るシーンが最高に良い。
権力は恐ろしいのだが、それでも記者会見を行えるのが、そして起訴までいかないのが、民主主>>続きを読む
うーん、サスペンスとしては面白いのだろう。でも、つたえたいことはよくわからなかった。