dramaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

2.8

迫力はあるし、没入感もある。映画としての完成度は高いのだと思う。

でも、人間的なドラマ感は薄まってしまった。特に後半のアクションはちょっとリアリティに欠けてしまって、ハラハラはするけど疲れてしまった
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.0

なかなか面白い。チープ感を逆手にとったのはアイディアの勝利。一番良かったのは監督がキレるシーンだね。あれは痛快だった。

パッチギ!(2004年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いい映画だった。沢尻エリカの可愛さが際立っていて、すべてに説得力がでる。塩谷瞬も奥手な甘い感じがでていてよかった。アンソンの宴会に加わっていくところが特に良いかな。
ハッピーエンドなのもいい。桃子のバ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

うーん、前半は面白かった。しかし、後半は雑なバイオレンスになってしまった。
そこまでの緊張感はなんだったのだろうと思ってしまう。

一番よかった役者は社長夫人のチョ・ヨジュン。大袈裟にみえてリアリティ
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

5.0

互いを想いあう家族を追い詰める仕組み。そしてその仕組みを作る奴らは隠されている。マロニーはただの小ボスキャラに過ぎない。

多分、その仕組みを作る奴らには彼らが見えない仕組みになっている。ただ、金儲け
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.4

自分のよく知らない現実がある。自分の生きている社会からは見えない。

困っている人を見たら助けたいと思い、助けてもらったらそれを報いたいと思う。そういう姿をみると感動する。そういう気持ちは多分多くの人
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

5.0

お正月だし、肩肘張らずに、明るい気分になりたいなと気楽に観に行ったら、完全にやられました。

同窓会演出に涙が止まらない。自分自身の記憶とも結びついている。家族と観たり、友達と観たり、恋人と観たり、そ
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半世界(2018年製作の映画)

2.7

優しい映画。

映画としてはいろいろと不満はある。悪い意味での日本映画のシニカルさなどが鼻につく。うまく回り始めた歯車を止めなければならないというような自虐の美学はもうやめられないものかと思う。

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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

5.0

命は軽くてはかなくて、それでもしぶとく生きる。女性のしなやかさと艶が美しい作品。

のんは本当にハマり役。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.1

ひたすら救いのないストーリー。何も守るものがない人間を踏みつけ続けたときに彼には革命権はあるのか。追い詰められても黙って従うしかないのか。格差社会、分断社会の行き着く先というディストピアを執拗に描いた>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

2.5

中途半端な感じが残ったが、敵は面白い。
エスタブリッシュメントに「正統に」仕事を奪われたときに反逆が起こる。

真実(2019年製作の映画)

3.0

佳作。ただ期待はもっと大きかったんだよなあ。

マノンが可愛らしいのに、低いトーンの声でグッときた。ワンピースも可憐で、幸せ感が出ていた。

パンフレットで、監督がマノンを声で選んだと言っていて納得。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.6

エネルギーに満ち溢れる。池松壮亮と蒼井優が突き抜けた渾身の演技だった。
正義感の使い方には同意できないが、ファンタジーのドストレートのラブストーリーとしては楽しめた。

バイス(2018年製作の映画)

2.7

ちょっと難しかった。何が目指されていたのかがわからない。

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

2.7

ラムズフェルドの目的がなんだったのかがよくわからなかった

野火(2014年製作の映画)

3.5

戦争が想像を絶していたということを今、描くことに価値がある。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

2.5

これがノンフィクションということが驚く。よくアメリカは克服してきたと思う。
一方で人間にはこれだけ残虐になれる性質があるということでもある。

映画としてはひたすら苦しくて辛かった

日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

1.7

楽しめなかった。
今、その後を知っているものからすると、終戦に対する不安や恐怖がどうしてもわからない。だから、彼らの気持ちがわからないのだろう。

運び屋(2018年製作の映画)

2.8

すっかり肩の力が抜けたクリントイーストウッドという感じ。

ディテールの甘さは気になるのだけれど、歳をとっての命知らずというのは意表をつくユーモアだった。

荒野にて(2017年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

前半までは良かったけれど、放浪がはじまってからは、絵を取るための映画になってしまって人間が浅くなってしまった。

荒野と美少年の絵はまあいいのだけれど。それよりは馬とそれに関わる人達の方が魅力があった
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

岸井ゆきのが素晴らしかった。単純なイタい依存的な女の子ではなくてしぶとさとユーモアがあった。
スミレとの関係も不思議にリアリティがあった

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

だんだん話が複雑になって面白くなってきた。人工知能が暴走するというのはイージーだが。

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

仲間になるまでは少しダレるし、メッセージ性は少ないが、アクションは圧巻。

主戦場(2018年製作の映画)

2.5

うーん、期待が大き過ぎた。ネトウヨのヤバさはわかったが、最後はわかりやすい勧善懲悪へ誘導になっていたのは残念。

私が一番知りたかったのは日本はなぜ謝罪を求め続けられ、賠償を求め続けられるのかというこ
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教誨師(2018年製作の映画)

2.8

シチュエーションとしてはとても興味深かったのだが、入り込めなかった。

やまゆり園の犯人がモデルと思われる若者は最初は面白かったのだが、距離のつまり方にリアリティを感じられなかった。

華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

フリントの水汚染の話は本当に腹が立った。人を殺してでも富を得たいという強欲者に権力を渡すととんでもないことになる。竹中平蔵を思い出した。
オバマにも驚いた。本当に彼は何がやりたかったのだろうか。軍事演
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

サスペンスとしてのガッカリ感は否めなかったが、娘を思う父のドラマとしては意外に良かった。動画を完全削除してしまったところがよかった。

SNSを使った調査して行く姿を画面の中だけで見せるという手法は刺
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アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.5

エンターテイメントとしては前作より面白い。社会性と言う意味では浅くなった気はするが。
正義の味方の独善性の問題はもっと突っ込んで欲しかった。