映画は遠い過去のはなしさんの映画レビュー・感想・評価

映画は遠い過去のはなし

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地上最大のショウ(1952年製作の映画)

2.8

◎豪華絢爛な衣装やセットに列車衝突!製作費どんだけ〜。

◎オールスターキャスト、本物のサーカス団にエキストラ!どんだけ〜。

◎出るわ出るわライオン、トラ、ゾウetc!出てくる動物どんだけ〜。

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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.2

◎資産家殺人事件、唯一の目撃者である自閉症アスペルガーの少女。
かつては理想に燃えた弁護士だったが、父親の借金返済のため、大手弁護士事務所に転職したヤンスノ。
メインストーリーは、弁護士と自閉症の少女
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

3.1

◎額縁の中のオブジェの移動、ヴィトリアの行動、証券取引所での実体のない数字と格闘する欲にまみれた投資家達、友達と集まってはアフリカの黒人ごっこで悪ふざけしたり、全ての展開が暗喩に満ちて象徴的だったりす>>続きを読む

ガールズ・ナイト(1997年製作の映画)

2.7

◎これは「秘密と嘘」でのブレンダブレシンの演技が素晴らしくて彼女目当てで観た記憶。

◎英国の小さな田舎町、親友でもある二人の中年女性婦人。退屈な町、単調な毎日、やりがいのない部品工場での仕事。唯一の
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プロヴァンスの恋(1995年製作の映画)

2.6

◎19世紀南仏プロヴァンス、若い騎兵隊と美しい貴婦人とのプラトニックなラブストーリー。

◎敵国の弾圧から逃れる試練の旅、蔓延するコレラの恐怖、二人の絆は深まり、気持ちは高まるが赦されぬ恋であるがため
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スプリガン(1998年製作の映画)

3.6

◎当時、「マトリックス」を観て興奮覚めやまらない時に、影響を与えたといわれるジャパニメーションを意識して観た作品で期待以上に良かった記憶。

◎大友克洋が監督かと思ったら違ってたけど、らしさ全開。
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

2.5

◎機内で観た。前作は観る機会に恵まれず、こちらを先に観た。
レビューする直前まで、これが2だとは知らずに1だと思っていた。
道理で登場人物達の背景が今ひとつ付いて行けず、感情移入できなかった。

◎新
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アミスタッド(1997年製作の映画)

3.2

◎実際にあった「アミスタッド号事件」。奴隷達の船上での反乱、アメリカでの裁判、それぞれの思惑が錯綜する中での弁護士との人間的交流。

◎主役級の俳優達がゴロゴロと出ている中でのジャイモンフンスーの存在
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.8

◎一回しか観てないし、通してではなく、数回に分けて観たので余計にわからない。

◎ネットなどに出ているいろんな考証を見てみると成る程かと思ったけど、映像やストーリーに特に魅力を感じることはなかった。
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嘘八百 なにわ夢の陣(2023年製作の映画)

1.1

◎温泉施設でたまたまこの作品が上映されていたので観た。シリーズものですでに3作目らしい。
脚本が駄目なのか、自分の理解力が乏しいのか、最後まで今ひとつ流れが掴めなかった。
謎の財団の思惑も全く理解でき
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宵闇せまれば(1969年製作の映画)

2.8

◎男三人、女一人、アパート一室での密室劇。
偶然から始まるガマン大会。
女の顔のアップ、皮膚から滲み出る艶やかな汗。滴り落ちる涎。
何かを期待する女となにものにも期待をしない男。
1ゲーム終えた後のn
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.3

◎異国の地モロッコのマラケシュ、災難に巻き込まれる家族。そして「知りすぎていた男」というよりも「知らされてしまった男」と言った方が良いだろうか。
殺人、誘拐、脅迫、首相暗殺計画。
アルバートホールでの
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裸の島(1960年製作の映画)

3.3

◎「裸の島」と聞いて良からぬことを想像して観てしまったけど、健気に生きる日本人家族、最後まで観る者にとってもとても忍耐のいる作品だった。

◎すっぴん美人な乙羽信子の魂の演技を堪能

◎音楽、人々の声
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ラストゲーム(1998年製作の映画)

1.9

◎これも前レビュー「イン&アウト」に続き友人チョイスによる友人宅での鑑賞。
これも自分の好みに合わなかったなぁ。
そもそも映画にバスケを求めてなかったし。
スパイクリー、デンゼルワシントンにNBA選手
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イン&アウト(1997年製作の映画)

2.0

◎これは友人のチョイスで一緒に観た。自分好みではなかった。観たことすら忘れていた。
当時のメモにもしっくりこなかったとある(笑)

◎カセットテープのシーンは笑えた。

日本の悪霊(1970年製作の映画)

2.6

◎ヤクザと刑事の入れ替わり。
無駄に多いヌード、でもオッパイはキレイ。
フォークシンガー岡林信康。ストーリーとは関係ないが、ギター片手に唐突に参上。佐藤慶以上の存在感。

◎ATGらしい実験的手法を凝
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

2.8

◎両親、愛犬、お友達のミシェル、住むところまでも失うポーレットが不憫でならない。
戦争によって全ての歯車が狂いだす。両親と愛犬の死、動物の死体集め、十字架集め、お墓作り、隣家との争い。
戦争のツケを払
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無常(1970年製作の映画)

3.2

◎実相寺昭雄の日本三部作の一つ、デビュー作にあたる。「哥」と同じく実相寺らしい演出と雰囲気の作り。独特の効果音とバイオリンの旋律。
薄暗く迷路のような日本家屋。人物のズームアップ、畳に反射する光。
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

◎スピルバーグ作品久々の鑑賞。映画、ポップカルチャーへのオマージュ。ガンダムvsメカゴジラ、「AKIRA」のバイク、鎧を着たミフネと言い、かなり日本びいきなところがまた嬉しい。

◎現実世界にあるスラ
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追いつめられて(1987年製作の映画)

2.4

起:ラブロマンス 退屈

承:サスペンス&アクション 意味不明な鬼ごっこ

転:かくれんぼ 少々無理のある設定

結:どんでん返し でっち上げた仮説が本当だった件。

◎前半のダラダラと続くアバンチュ
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蟹工船(1953年製作の映画)

2.8

◎仕事にあぶれた人達が乗り込む蟹工船。キャパ数を超えた労働者、人数稼ぎの為に少年達も乗っている。
これは「地獄行きの蟹工船」
昼夜問わずの労働、不衛生、病人続出、雑魚寝。
仲間の船のSOSも無視。そし
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.3

◎ハリウッド黄金期のテクニカラーを思わせる色鮮やかな美術セット、1杯のコップのドリンクからダストボックスにいたるまでの繊細で細心な色使いに目を引いた。

◎何度でも観てしまうオープニングとエンディング
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レッサー・エヴィル(1998年製作の映画)

2.8

◎幼馴染みの4人、神父、弁護士、警官、製材所社長。些細な悪事、22年振りの再会、暴かれる真実、現在と回想

◎お金かけてない、キャストにも多分お金かけてない。知らない人ばかり。TVムービー的な感じ。
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.0

◎ニューヨークの路地裏、地下鉄ホーム、雑居ビル屋上でのゲリラレコーディング!ストリートの少年達もタバコに釣られて参加したりとか、音楽を通して身分も境遇も越えて一つになれる。

◎ダンとグレタがスプリッ
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(1973年製作の映画)

2.9


◎すべてを見透かしているかのように凛とした佇まいの母とクールで言動が挑発的な娘。

◎昭和の風情、日本家屋、これでもかと視界に飛び込んでくる格子戸をバックに語らう母娘と下宿人の男二人。そして蓼科の別
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女と女と井戸の中(1997年製作の映画)

2.7


◎父親と二人暮らしの中年女ヘスター、広大な土地と屋敷を持ちながらも頑迷な父親の支配に耐えながら、単調で地味な暮らしをしている。白髪混じりの三つ編みでお疲れの風情。クラシック好きで、足が悪く、内向的。
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黒い十人の女(1961年製作の映画)

2.8

◎オープニングでの夜の暗い坂道を女が一人、また一人と尾行していくサスペンスフルなシーン。黒が強めの陰影と坂道の効果、スペシャルな女優陣達の表情が素晴らしい。

◎海岸で十人の女に薬を飲まされて殺される
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袋小路(1965年製作の映画)

3.3

◎何もない一本道、1台の車が近づいて来る。車は自走できずに右手を負傷した男が車を押している。運転席には重傷を負った男が座っている。
野原を登る、丘の上に古城が見える。
浜辺では若い男女が戯れている。
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

◎昔から気になってて偶然だけどようやく観れた。

◎クイズの答えは彼の経験の中に。運命的な事の運び。

◎二人は愛と運命によって幸せを掴んだのだけど、それまでの道のりは過酷。私たちに見せられたのは、ス
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