このレビューはネタバレを含みます
デカプリオの演技が超上手い。太った母が息子のために外出したところは良かった。でも最終的に母が死んで皆が自由になった感じがしてしまう。
激動の時代を生きた人たち。母以上に、この子自身が急激な社会変化を受け入れられなかったのかも。
時計仕掛けのオレンジにちょっと似てるけど、ラストが悲しい。心の持ちようって大事。
政治なのにハラハラする。キャンペーンや印象操作で状況がガラッと変わるのが面白い。
グレーだけど彼なりの筋が通っている。ストーリー展開も面白い。原作も読みたくなった。
映画の作りが「12人の怒れる男」と同じ。全編を通して1つの場面。主人公の一人芝居だけど、緊迫感もあり、ハラハラしながら観れる。
犯人は一応見つかるけど、事件の全貌は謎のまま。もっと大掛かりな何かがありそうだけど、そこには触れられていない。当時のスペインを知っていたら、もう少し理解できるのかも。
スケールが大きそうで小さい。何かが今一つ足りない。催眠多用しすぎ。
サスペンス風の群像劇。それぞれに思いや信念があって、皆それに従って生きている。善悪では測れない。
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脳死でも動かれたら、希望を抱いてしまう。でも表情が動いた時の違和感は半端なかった。生きているってどういうことなんだろうと考えさせられた。
あの出来事の裏でこんな事が起きていたとは。結果が良ければ何でも許される訳じゃないけど、でもこの時はこの機長の決断が全員を救った。それが全て。
母ならではの愛と狂気。犯人にされた子にもし親がいたら、違う決断をしたんだろうか。
亡くなった人の尊厳を守りながら、丁寧に送り出す様に感動した。大事にされていることが見ていて伝わる。あんな風に送り出して貰えたら幸せ。
第二次世界大戦で制圧されたギリシャ。マンドリンはあまり重要じゃない。
元々は熱い志から知事になった人が、その権力にのまれて別人のように変わっていく、実話に基づいた話。
CIAだけに、作戦の規模が大きい。ライアンがスーパーマン。ストーリーはありがち。
最初はやや間延びするけど、時空を飛んでからはどんどん話が繋がって、ついていくのが大変。展開の速さと一つに繋がっていく感じが観ていて面白かった。
始点がどこか考えると迷宮入りなので、そこは考えなくていい>>続きを読む
信じたかったのに信じきれなかった人と、信じていたのに裏切られた人。
犯人の動機や「怒」の意味が、いまいち理解できなかった。
この時代に自由な黒人もいたことを知らなかった。ストーリーより、何が違うと自由黒人と認められるのかが気になってしまった。