表情筋と腹筋が破壊されるかと思うくらい朝から笑いまくった。
もうどこからつっこんだら良いのか…
タイトルからしてまともな映画じゃないのは一目瞭然なんだけど、予想以上にとっちらかっている。
しかも小>>続きを読む
久々に見返したが、これはもう観るドラッグかと。
病的に数字に強いマックスくんは、株価のテクニカル分析か何かをやっているんだけど、まぁなんかどんどん闇に堕ちていっちゃう。
いちいちお洒落だなぁと思うのは>>続きを読む
友人が「邦題が天才的な映画がある」と教えてくれたので観た。
間違いなくこの邦題を考えた人物は天才だ。
お!バカんす家族、というたったの7文字を読み上げた瞬間、もうこの映画の8割くらいを観てしまったと言>>続きを読む
パンデミックにスポットを当てた社会派サスペンスかと思いきや、ダスティン・ホフマンがひたすらかっこいい映画だった。
そしてモーガン・フリーマンは主役を食いそうで食わなそうな絶妙なさじ加減だし、ケヴィン・>>続きを読む
いやもうしんどかった、めちゃめちゃ。
なんせIMAXで観ちゃったからね、これまでにない美しさと臨場感と理想的なクリアなサウンドのIMAXで。いままでにない映画との一体感を体感できるIMAXで。
笑いた>>続きを読む
清朝最後の皇帝 愛新覚羅 溥儀の一生であり、目まぐるしく変わる社会情勢と数奇な運命に翻弄された人々の群像劇でもある。
溥儀はたった2歳で母親から引き離され、右も左もわからぬまま王座に据えられ、しかし>>続きを読む
殺人鬼カール・スターガーの内面世界はなかなかに狂気に富んだものではあるのだけど、その視覚的な表現には、まるで適量の毒が薬となるがごとく、背徳感に裏打ちされた高揚感のようなものを感じた。
シュルレアリス>>続きを読む
ダイナミックな動きとスピード感のあるアニメーションがかっこいい!
調べて知ったことだけど、トゥーンレンダリングという手法を用いていて、3DCGに独特なシェーディングを施すことで、セルアニメに近い風合い>>続きを読む
これめちゃめちゃ面白いな。
今までにも密室劇とか、長回しとか、「縛り」のある映画って色々あったけど、それらの大抵がそうでないように、この映画も単なる"モニターの中「縛り」"に終わっていない。
例えば、>>続きを読む
男はみんな自分勝手、そしてマデリンみたいな女が好き。
それにしても50年代のサンフランシスコの街並みってお洒落ね。
ちょっと思ってたのと違うなぁ…というのが率直な感想なんだけど、自分の大切な家族や友人が亡くなって、死者の国みたいなとこに行くと思うと、何だか救われる気がするな、と思った。
死者の日の装飾をはじめ、ル>>続きを読む
韓国が作ったゾンビ映画、邦題B級っぽいけど大丈夫か?という一抹の不安は、見事に掻き消された。
登場するゾンビたちは、噛まれると感染する、感染すると人間を襲う、音や動くものに反応する、走ると意外と速い、>>続きを読む
アイスランドって世界平和度指数は1位だし、世界幸福度ランキングは4位だし、温泉もあるし、パフィンは可愛いし…と気楽な気持ちで観始めたら、冒頭のシーンが絶望的に暗かった。
このテンション終盤まで引っ張る>>続きを読む
観て、思い出したことがある。
新卒で働いていた頃、仕事と人間関係で心を病んで心療内科に通院していたことがあったのだが、その時に医師に勧められたのが「ぬいぐるみと話せ」だった。
幸い(?)うちにはぬ>>続きを読む
日常に入った亀裂、外界から孤立した世界、迫り来る終末の足音、そして不可解に次ぐ不可解。
これはもうね…好き、好きすぎる世界観。
フランク・ダラボンの「ミスト」を観た時に感じたものに近い。
シマーの>>続きを読む
そこ絶対何かいるよねって場所には大体何かいるので、ちょっと愉快。
しかし、ただ関わっただけで散々な目に合わされるんだからたまったもんじゃない。
死刑囚の金田の為人がぼんやりしていることで、感情のバイアスがかからずに、あるいは鑑賞者が各々抱く死刑囚像を投影して観ることが出来るのかなと思った。
死刑を求刑されるような罪を犯したのだから、同情はでき>>続きを読む
鑑賞開始数分で「いちばん静かな海」の意味がわかってしまい切なくなった。
茂は波の音が聴こえない。
それでも茂は海を愛し、海に愛された。
淀みなく澄み切った空と海の青、水平線はこの世のあらゆるものよりも>>続きを読む
自分のアパートに住まわせた人を殺して解体して、人肉を売り捌くデリカッテセンのオーナーと、そのアパートに住む肉食の富裕層の奇人変人たちの話、と書くとホラー映画っぽいけど、ブラックなユーモアを含んだコント>>続きを読む
いつも崖っぷちだし、変な輩がいっぱい出てくるし、騙されたり、殴られたり、拷問されたり…なのにまるで悲愴感がない。
そして、持たざる者が唯一持っている武器、切り札の役割を音楽が担っているかというとそうい>>続きを読む
ディストピアもの?
タイムトラベルもの?
どこまでが現実でどこまでが妄想なの?
シリアスな場面で流れるアストル・ピアソラが穏やかに狂気を掻き立てる。
ブラピの精神異常者の演技が素晴らしかった。
景観、映像、音楽、セリフ、全てが上質でミニマルにまとめられている。
オッペンハイマーの引用や、ポロックやクリムトの絵画とそれらが示唆するものなど知的好奇心を掻き立てるエッセンスを至る所に含みながらも、>>続きを読む
ロメロの描くゾンビが大量消費社会に生きる大衆のメタファーであるとすれば、メニーは社会的弱者あるいは子供のメタファーなのかな、と。
そういう意味では新しいタイプのゾンビ映画なのかもしれない。
いや、ゾン>>続きを読む
短い時間に色々と詰め込みすぎて消化不良になってる感は否めないけど、ルディとポールは本当にお似合いのカップルだし、同じように笑ったり泣いたりしたくるような言葉や仕草が可愛いらしいマルコ、この3名の慎まし>>続きを読む
記憶を保てない人の目から見た世界というのはこういうものかもしれないな、と思った。
我々鑑賞者はその都度その結末に至った経緯を知ることができるけど、レナードは常に結末にしか居ない。
それは途方もない孤独>>続きを読む
原作未読で、何の前情報もないままに観た。
寄生獣は結局人間の似姿だったのかな?
ミギーが可愛い。
前置きや説明がないままに淡々とストーリーが進行していく。
登場人物たちは言葉を発することが少なく、感情の起伏もあまり露わにしない。
けれども、ちょっとした通りすがりの人も含めた登場人物たちが、難民とし>>続きを読む
児童虐待に対する非難を視聴者に押し付けるわけでもなく
見世物としての醜さを描いているわけでもない。
最後の最後に無垢の祈りが何だったのかを突きつけられて、あまりにも悲痛な幕切れに心を打ちのめされるのだ>>続きを読む
ロンドンの可愛いがいっぱい詰まった映画。
ウィンザー・ガーデンのカラフルな街並み、ブラウン家のインテリア、骨董品店の11時のお茶の時間におもちゃの機関車に載せられて運ばれてくる紅茶とケーキ、エトセトラ>>続きを読む
皆が良いというもので良いと思ってしまうとなんだか悔しいが、そんな反抗は必要ないと思わされる作品だった。
ただただ良い映画を見たという幸福感で満たされた。
映像やサウンドが素晴らしいから劇場で見たほうが>>続きを読む