もへあさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.7

淡々としたリアリティがこわい。格差社会の行き着く果て。全然人ごとじゃないのが恐ろしすぎる
あと、オープニングがメチャクチャかっこいい

アス(2019年製作の映画)

3.5

面白かったけど、後半の説明過多な感じが残念。もう少し想像の余地を残してくれてもよかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.9

とにかく試合がアツい。手に汗握るとはこのこと。過去のエピソードはそれはそれで泣けるんだけど、それをやるにはちょっと時間が足りなかったかな?という感じ。

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.8

そうきたか!の連続で面白かった。想像力を掻き立てられる、背景を説明しすぎないスタイルもよし。

コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

3.7

「圧倒的なリアリティ」という言葉が本当の意味で相応しい。実際のところはともかく、「これ、本当なんじゃないか?」と本気で思える作品という時点で貴重だし、かつエンタメとして面白いというのだからすごい。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.8

大切な人との大切な時間をちゃんと楽しもう。てことだろうか。グサっとくるけど深い余韻の残る映画だった。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.8

皮肉とやな感じの連続、最後にぶち壊し。中学生の受験に関わる日常を描いた映画なのに、まるでホラーコメディのよう。

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.9

ウイルスが脳に作用するという設定が、感染者の内面にまで想像力を及ばせるし、「死霊のえじき」所謂ロメロゾンビのその先を描いている感じで興味深い。ビジュアルの凄惨さに加えて、この設定がさらにエッジの効いた>>続きを読む

地獄の警備員(1992年製作の映画)

3.7

松重豊がでかい!こわい!!
そしてそれを上回るさすがの大杉漣がキモい!キモすぎる!
画作りがかっこいいし、不気味でヘンテコな雰囲気も味わえる楽しい映画だった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

アツい!
演出がとても丁寧でグッと入り込めたぶん、言ってしまえば「観たことある」感じの師弟ヒーローものな物語が、ものすごく濃厚でリッチな作品として楽しめた。

悪魔の植物人間(1973年製作の映画)

2.8

「植物人間」のビジュアルはサイコーにかっこいいし、殺し方もユニークでいいんだけれど、それが登場するまでの前半がなかなかに眠い。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

人間関係の醜い感じが、リアリティをもちつつわかりやすくデフォルメして描かれていて、とっても嫌な気持ちになった。笑
登場するYouTuberやデザイナーがもれなく全員クソ(本っっ当に腹立つ) なのは、呪
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激突!殺人拳(1974年製作の映画)

3.6

千葉真一の顔芸目当てで見たら、意外と真面目な映画だった!

(1960年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリータッチで説得力のある演出のため、ヒリヒリするような緊張感がある。面白かった!!

X エックス(2022年製作の映画)

3.7

絶叫顔が最っ高!後半、いよいよはじまったぜ!という盛り上がりが楽しかった分、物足りない終わり方だった・・・からの!これは楽しみ。

グレイマン(2022年製作の映画)

3.0

アクション押しにしても、もうちょい尖りが欲しかったかな。よくあるアクション映画という感じ。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

しんどいテーマだけど、どこか笑ってしまうユーモアがいい。というかそのユーモアがなかったら観てられないくらいキツイ話。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

なんっって愛おしい映画!繰り返す生活と、クリエイティビティへの愛。好き!!

呪詛(2022年製作の映画)

3.5

精神的にゾワッとなる映像演出や、工夫された構成が面白い。ジャンプスケア的演出はわざとらしくて笑ってしまったけど・・・
村のセット?の不気味さが最高だった。

隣の影(2017年製作の映画)

3.7

なんて厭な映画なんでしょう!
ちゃんと話を聞くこと、相手を尊重することって大切ですね。

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.5

荒唐無稽で全体的に馬鹿馬鹿しいのに、変なところで細かいリアリティを発揮する変態的映画だった。手にボルト留めされた拳銃撃つの、痛そう〜〜

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

まごうことなきヒーロー映画。愉快で前向きで、楽しかった。原作ネタ満載で、オタクサービスもばっちり。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.9

女の子に恋をしたり、ちょっとした悪戯をしたり、映画にときめいたり、ただ普通の生活を送るバディ少年の眼差しは、しかし確かに周りで繰り広げられるあまりにも凄惨で混沌とした出来事をしっかり映していることが分>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

極爆上映で鑑賞。
想像をはるかに超える「サム・ライミ感」。というかこれはもう「死霊のはらわた」の正当続編と言ってもいいのでは??アメコミ映画ブームを作った張本人が、世界的一大産業と化したMCUに殴り込
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.5

救いのない物語と、痛々しい描写の連続。主人公は猪突猛進型でダメなやつだけれど、どこか憎めないと言った感じのキャラクターで、その激しい怒りの爆発に拳を握ってしまった。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

「元女子高生殺し屋」という漫画的な設定でありながら、コミュニケーションや大人の世界との折り合いの付け方、そしてそんな「社会」に対して “うぜええええ” と感じる若者的リアルが絶妙に表現されている。一方>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

エドガーライトお得意のコメディ色は少なく、切なくて悲しい、そして怖い映画。サスペリア オマージュのバキバキな映像はサイコーにかっこいい。あと主演二人のビジュアル作りが完璧。アニャテイラージョイは風貌だ>>続きを読む

JOINT(2020年製作の映画)

3.7

現代日本の裏社会について、前半のリアリティのある描き方はドキュメンタリーのよう。やがて話は転がり、表と裏の社会を巻き込んでぐるぐると渦を巻いていく脚本は秀逸。楽しい。

孤狼の血(2018年製作の映画)

2.9

「仁義なき戦い」の影響が強すぎてどうしても比べてしまうのだけれど、キャラクターや台詞回しの魅力が今ひとつ。暴力描写の徹底ぶりには拍手。

サランドラ(1977年製作の映画)

3.1

砂漠の雰囲気や絶望的な窮地に立たされる怖さがイイ感じ。終わり方がすごい。笑

死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.0

この映画にまじめに点数をつけるのはなんか違うと思うので、あえて⭐︎1。
しかし、ただただ裸の女性が踊る映像をひたすら眺めるという経験、決して悪いもんじゃないです。酔っ払いながら大画面で見るのが吉。とべ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

なるほど、「ジョーカーは俺だ!」てなっちゃう気持ち、わかる。危険で魅力的な映画。

透明人間(2019年製作の映画)

3.9

HGウェルズ原作ということで、いわば「お約束」的なプロットでありながら、演出が巧妙でスリリングだし、とにかく恐ろしい。完璧主義者で天才の透明人間に対し、孤立無縁の主人公が知能戦で対抗するところが燃える>>続きを読む