1e1suyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ソナチネ(1993年製作の映画)

3.8

まずこの絵が何とも言えない。言葉も多くないのに表現はきっちりしてるし、観るものの肝を掴ませることに関しても文句なし。ただ銃撃つだけじゃないのが個人的に好き。

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.0

熱量が凄すぎて、鑑賞後はまるで胸焼けを起こしたかのようだった。深作作品を人生の中で一本だけは見て終わろうと思ったが、どうやらそうはいかないらしい。観るものを引き寄せる麻薬のような映画だった。音楽が頭か>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

納得の行くシリーズの終わり方。続投しなくても納得できるくらい、シンプルだけど細部にまでこだわりが見えて好きだ。それにしても、サムスミス!アカデミーとってほしいですね。レアセドゥもナイスキャスティング!

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.1

この二人の表情には心揺らされる。個人的に共演してくれて嬉しい役者ベスト10には入るかな。奇跡のシーンには多少虚像に見えてしまう瞬間もあったが、それを恥じてしまうくらいに良いシーンに出来上がっていると思>>続きを読む

いまを生きる(1989年製作の映画)

4.1

素晴らしい脚本と色褪せない青春の芝居。皮肉を込めて、これを観た人の人生を覗いてみたいものだ。友人は宝物とは良く言う、そして宝物はなかなか見つからないのが世の常。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.9

欲を言えばちょっと演出が脚本に負けてた。でも胆を冷やす場面はあったし十分満足。こういうアニメーションは現代では過激すぎるのかな?正直沢山つくってほしいものだ。

パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

登場人物の関係がしっかりと描かれている。無駄なシーンがなかったというくらいどれもこれも物語に必要な要素だった。最後の終わり方はズルいなー。

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.1

脚本と芝居が良すぎる。少年が気づかぬ間に大人になっていく描写が何とも言えない。悲しみを背負える情の深さに感動した。

ラスト・ナイツ(2015年製作の映画)

3.8

日本人が洋画をつくれることに感動した。演出も目を見張る箇所がいくつかあったし、個人的にはそれらを監督に期待してた部分があったから文句なし。ハリウッド版忠臣蔵だけど、何か日本臭くない日本らしさを感じさせ>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.9

脚本が変わっただけあってまとまっていた。もう少し内容濃かったらというのが個人的な感想。まぁ十分だけど。てかエピソード3までを5部作くらいにしたほうがもっと良かった気がするのは気のせい?

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

3.7

この点数の理由もわかる。ごちゃ混ぜしていておまけに映画の締めにかかってる感が否めない。まぁヨーダが闘うだけで十分だけど…。久々に納得できない作品。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.0

途中の気だるさも、最後に全てをもっていかれるから許してしまう。常に音楽が側にあるのも余計な詮索を生まなくて良い。ある意味劇中は作品に麻痺されてるような気分だった。映画に飽きたらこの映画を観るだろう。

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.0

脚本が良すぎてディカプリオの演技が霞んでみえる。心の揺れが緩やかに描かれてなんともわかりやすい。ディカプリオは作品に愛されてるんだなぁ…。

トランスポーター イグニション(2015年製作の映画)

3.4

途中だれちゃったかな。8割アクションにしたり、もっと茶目っ気があったら評価上がったかも。甘いマスクでハスキーボイスのアンバランスには良い意味でやられた。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

なんだか親近感が湧く作品。そして何より演技に惚れてしまう。脇役は主役を引き立たせ、かつ自分も味を出すという言葉を体現させている映像作品の一つ。

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

静寂の中にある狂気。目力半端ねーっす。演出が憎いほどグラマラス。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

亡くなったじいちゃんを思い出す。死者は魂となって人の側に寄る。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

慎ましく終わるラストに淡い気持ちが離れずにいた。繊細な心の変化をこれまた繊細に映している。芸術とは人に何をもたらすか何時もわからないものだ。

ミルク(2008年製作の映画)

3.7

ガスヴァンサントの作品は本当清潔感溢れている。ショーン・ペンの演技も勿論良かった。10年あればこんなにも人は変われる。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.0

映像がとにかく詩的で良い。エドワードノートンは何をやっても安定感があるな。視覚に訴える映画のように感じた。

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.0

1957年に作られたのか。感慨深い。内容が壮大だった。

探検隊の栄光(2015年製作の映画)

3.6

くだらねぇぇええ!!笑
けど十分面白い作品になっていると思う。
そんじょそこらの日本特有の気をつかった映画よりは面白く撮れてるし、何よりこんな映画を作れる監督が何人かいるだけでも邦画はまだまだ捨てた
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

彼は何と向き合って映画を作っていたのだろうと益々興味が湧いてしまう作品だった。
それにしても時代背景を加味しなくても笑えない程の過激過ぎるクオリティ笑
ていうか、こんなのをレンタルビデオ店に平然と置
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.1

最後にやられた!エンドロールも最高。文句なしのヒューマンドラマ。マイケルの笑顔がいつ観れるか観賞中何回もソワソワしてた。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.8

ファン必見の映画。若々しいキアヌが冷酷で大人なキャラクターになっただけでも見応えあり!アクションも一風変わっており、音楽の重厚感が一層冷酷さを引き立たせている。時間も短くストーリーもシンプルだから肩肘>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.0

映画のタイトルに騙された。急に心臓をグッと鷲掴みにされるなんて、そうそうできることじゃない。作品の完成度が高かった気がする。

ARIA The AVVENIRE(2015年製作の映画)

4.2

ファンに向けた必見の映画も悪くない。全てのセリフが誰かに向けたメッセージなんてなかなかないよなーというのが見終わった感想。グッとくるところがいくつもあって数え切れません。終始泣かされました。色々な意味>>続きを読む

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.0

アルパチーノの作品に触れたくなる一本。心の奥底を覗いてみたくて、目の焦点を辿ってしまった。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

映画を観すぎているタランティーノだから作れる逸脱した作品。くだらない話のフライパンにキャラクターという具材を入れて少しのバイオレンスで味付けをした物凄くシンプルなクセのある料理。相変わらずだけど、セリ>>続きを読む