だいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

だい

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ミルドレッド・ピアース(1945年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

ダメなやつしか出てこなくて徹頭徹尾胸糞ムービー。


ミルドレッドは才能あったんですけどねぇ。
どう考えても辣腕経営者。

過保護がいちばんダメです。
子供は適度に放置くらいがよろしい。

放任で育て
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耳をすませば(1995年製作の映画)

1.2

子供の頃、映画館に観に行ったやつなんですけれども。
いやぁ。

冒頭の短編「On Your Mark」があまりに良すぎて、
そこで限界まで高まったテンションがね、
どんどんどんどん冷めていって、
映画
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クラム(1994年製作の映画)

2.2

アンダーグラウンド・コミックスの漫画家でありイラストレーターのロバート・クラムの半生を、
その育った家庭環境を軸にして追うドキュメンタリー。


作風としてはあれだな、
昔のいちばん尖ってた時代の宝島
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邪魔者は殺せ(1947年製作の映画)

2.3

映像面はバッキバキのフィルム・ノワール!!

観る時は画面のコントラストをしっかりしてやらないと、
もはや黒すぎて何も見えないレベルの夜の闇、闇、闇。


ストーリーはもはや無いも同然のやつです!
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偽りの果て(1947年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

めっっっっちゃ面白い!!


最初はどう見ても迂闊な隠蔽に加え、
嘘に嘘を重ねるアンスラン。

いつバレるの…
いつバレるの…

と、
この事故隠蔽がテーマのサスペンスだと思っていたら。


思いも寄
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荒野の棺桶(1966年製作の映画)

2.2

哀しいかな安っぽい。

迫力のないリンチシーン。
なぜか恋に落ちてるルル・ベル。
「アジトを抜け出してバレる」はマカロニウェスタンの定型。

2時間ドラマ程度の軽さなので、
ながら見くらいでちょうどい
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

2.0

登場する女性たちが区別つかなさすぎて、
大まかなストーリーしか把握できないまま終わるやつ。


ポーラはともかく、
パトリシアとフィオナとドミノ。
あんなん区別できんやん!!!

全部同一人物だと思っ
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カルタの裏(1948年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

カイヤット作品とは思えない雑な作り。

周囲の人たちの間抜けさのせいでコミカルな空気感出ちゃったのと、
未亡人が金にがめついだけの人じゃない描き方しちゃったことで、
スリラーなのかロマンスなのか、
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格闘技世界一 四角いジャングル(1978年製作の映画)

2.0

当時の各格闘技の第一人者を紹介するドキュメンタリー。

ドキュメンタリーとしては作りが酷すぎて、
B級どころかC級とさえ言えないレベル。

テーマ性も何もなく、
ただ競技ごとの紹介映像を流してるだけ。
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.1

シリア内戦下のアレッポで暮らすジャーナリストのワアドが、
医師である夫と市民運動を始めた頃の映像から、
内戦の開始、結婚、出産までを自ら撮影したドキュメンタリー。


戦時下ドキュメンタリーはたくさん
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女王陛下のダイナマイト(1966年製作の映画)

3.3

これまたお洒落ofお洒落映画!
ピチカの小西さんが好きそうなやつ再び。

主役が「ジャン・ギャバンに次ぐずっとしかめっ面親父」リノ・ヴァンチュラにも関わらず、
それでこれだけお洒落感とか、うーんインク
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

七人組。

というのは七人の侍が始祖なのだろうか。
なぜ6人や8人じゃいけないのかはわからないけど、
何にせよサムライセブン以降、エンタメの定番は7人。

黄金の七人から、
マグニフィセントセブン、
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

3.3


ルーマニアのライブハウスで起きた火災を発端とする、
国としての医療政策の崩壊や汚職に迫るドキュメンタリー。


医療体制の不備。
医療施設の圧倒的不足。
にも関わらず、
国内で処理しきれない患者を外
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華麗なる殺人(1965年製作の映画)

3.8

これ、人類史上で最もお洒落な映画では?

全てのシーンと、
全ての美術と、
全ての音楽が、
全てにおいて小粋すぎる!!

ピチカの小西さんがめっちゃ好きそう。



お洒落で小粋で、
ストーリーもイカ
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寒い国から帰ったスパイ(1965年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

何でこんなに評価が低いのかわからなさすぎる。
これはもっと評価されるべきやつ。

冷戦真っ只中の時代に、
冷戦下のリアルなスパイを描く。

本物感がやべぇぇぇぇ


敵を騙すにはまず味方から。
と言う
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二つの顔(1947年製作の映画)

2.6

かの隠れた名作「俺は善人だ」の亜流的なやつ。

善人だのエドGと同様に、
非情な犯罪者のルイ・ジューヴェと、
気弱な一般人のルイ・ジューヴェ。

演じ分けはさすがの名優だけど、
当時はほぼギャングしか
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大仏⁺(2017年製作の映画)

3.7

近年のアジア映画の潮流通りの作品!
あれよ、あれ。
貧富の差のいかんともしがたい感じを淡々と描く系。

「下女」から続いてきた、
貧富の差を物理的位置=上下階で描くやり方ではなく、
それぞれから見える
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宝石館(1947年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

うーん。
面白くない!!!
最後の10分くらいだけは良かったけど。


構成が悪すぎて人間関係が全くわからず、
演出が悪すぎて何が起こったかよくわからない。


本人が出てる時にほとんど名前を呼び合わ
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赤い服の女(1947年製作の映画)

1.6

このレビューはネタバレを含みます

カット繋ぎが酷すぎ!
登場人物が多すぎて誰が誰やら!!
展開が運任せのご都合主義!!!

すごい見づらい映画でした…
単純に監督の力量不足ですありがとうございました。


登場人物多すぎなのに、
何に
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ペトルスの写真(1946年製作の映画)

3.0

コズミックのフレンチノワール集に入ってるのに、
蓋を開けてみたらラブコメでした!!!!

最初の段階で嫌な予感はしたんや…

いやね、
別にラブコメがダメってわけじゃなくて、
ほら、
ノワール観る時っ
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.6

ぼくはビートルズ世代じゃないから、
正直、
メンバーの名前と、
いくつかの代表曲。

それくらいしかビートルズに関する知識が無いんだけど、
そんなぼくくらいの初学者にちょうどいい入門的な内容でした!
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

3.4

すごい!
古い!
間違いない!

スーパー古ぃー。

不謹慎ネタはお任せください。


様々な映画レビューサイトで、
軒並み高評価の嵐。
ともなれば、
1度は観てみようかなと思うわけです。
そうなんで
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ピンク(2016年製作の映画)

3.7

これはね、あれだ。


地球上の男性諸君は全員観とけ!!!!!!!!!


No is No。

って、
まぁ、こんなもんはね、
当たり前のことしか言っていないのですよ。

でもね、
知っての通り、
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クラッシャージョウ(1983年製作の映画)

3.6

面白かった!

コメディ要素多すぎて、
せっかくのシリアスなストーリーが軽く感じるのは残念だけど。

ギャグ的なシーン、
マジでいらんやろ。



ぼくが生まれた頃の作品だけど、
名前だけは子供の頃か
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.0

言っていることはわかる。

しかしぼくの考えは違った。



音楽によって、
観る者の心情をコントロールできる。

それはね、わかるのですよ。
ぼくは音楽作ってたこともあるし、
コンサートの演出の仕事
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サンタクロース殺人事件(1941年製作の映画)

2.8

全体的に散らかしっぱなしやばい!

エピソードがいくつも並行して進むけど、
どれ1つ掘り下げられずに終わるの何なんだぜ。

ただ掘り下げられてない分、
くどさはないね。あっさり。
手元で何かしながら片
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北(ノルテ)―歴史の終わり(2013年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

いやもうね、
4時間以上もあーだのこーだのいろいろあって、

最後の10分急すぎ!!!!!!!


罪を犯したファビアンのその後と、
冤罪で収監されたホアキンとその残された家族。

2つの人生の交差を
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共犯者たち(2017年製作の映画)

3.7

「スパイネーション」に引き続き、
韓国の独立系メディアのニュース打破によるドキュメンタリー。


あの国はやっぱり、
結局北朝鮮や中国と変わらない強権政治なんだな、
ってのはわかるんだけど、
悲しいか
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.5

素晴らしすぎるザッピング映画!!


正直もうストーリーはどうでもいいです。
すごくいい意味で。

たぶんザッピングの見せ方に特化して脚本も書いてるから、
ストーリーを楽しむ映画じゃない。
そもそも論
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ザ・ライフルマン(2019年製作の映画)

2.0

ライフルマン。

狙撃手のことかと思って見てたけど、
結局誰一人狙撃することなく終わったから調べたら、
ライフルマンってライフルを携行した歩兵のことだとか。

なるほどそれなら納得!
でもわかりにくい
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ジョーカーゲーム(2012年製作の映画)

2.4

よくあるC級デスゲーム!!

のわりには、
案外そこそこ楽しめたやつ。

単なるバイオレンスなデスゲじゃなくて、
カイジやトモダチゲームみたいなコンゲーム要素強いのが良かった気がする。


デスゲって
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.7

御存知、
クソ邦題界のレジェンド中のレジェンド。

原題が「Intouchables」だから、
(本来は)関わり合うことのない人たち。
そこが関わった結果。

っていうのをタイトルにしてるのが趣深いの
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セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター(2014年製作の映画)

3.2

世界的フォトグラファー、セバスチャン・サルガドの半生を、
インタビューや撮影現場への密着なども含めて追ったドキュメンタリー。


例えばミュージシャンとかでもさ、
最終的にスローライフのほうにどっぷり
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トモダチゲーム 劇場版(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。


どう考えてもあれよね!
設定が某ダンガン○ンパのパクリよね!

とか思いつつ、
興味があったので本作を見ようとしたら、
ドラマ版の続きだとか!!

仕方ないのでドラマ版も観ました。
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アパッチ砦(1948年製作の映画)

1.3

どうもこの時期のジョン・フォード作品は肌に合わない模様。


軽さと重さ。
緩急と言えば聞こえはいいが、
各シーンが共通のテーマに向かって収斂する感じがなく、
全体として散漫。

ミーチャムの存在とか
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二流小説家 シリアリスト(2013年製作の映画)

2.3

良くも悪くも大味!

ストーリーも演出も起伏が少なく淡々と進むから、
じっくり見ると物足りなさはありそう。

逆に家で流し見するにはちょうどいいボリューム。


登場人物の感情的なものが全然描かれてな
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