だいさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

だい

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海の沈黙(1947年製作の映画)

4.8

うおーー!これはすごい映画!!!!
原作付きらしいけど、
これ!映像と音がないと絶対表現しきれないやつだろ!

ただひたすらにフランスへの愛を語るエブレナック。
愛国心ゆえに「ナチス支配下の日常」を
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最後の人(1924年製作の映画)

1.0

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久々の~~、
サイレント!
美・サイレント!
美・サイレント!

山口百恵はうちの母の世代。


サイレント映画はやっぱり苦手だねー。
台詞がどうとかって話じゃなく、
どうしても言葉がない分、演
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.8

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すごい映画を観た!!!!!!
フランスのスラムの圧倒的なリアル!

気軽に軽犯罪に手を染めるアフリカ系住民の子供たち。
舐められたら抑止できなくなるから、荒っぽくならざるを得ない警察。
両方のバラン
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過去を逃れて(1947年製作の映画)

1.3

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久々に、
観て損した!!!!!
と思ったやつ!

嘘ばっかつくし、バレそうになったらとりあえず殺そうとする性悪女。
依頼主に嘘ついて仕事中に女と逃げるわ、言うべきこともはっきり言えないわのだらしな男
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犯罪河岸(1947年製作の映画)

3.5

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面白かった!
途中、相当強引なやり方で自白を引き出そうとする警察たちに胸糞感はあったけど、
それなのに見終わった後はわりと爽やかな気持ちになるのがすごい。

プロットが絶妙なのは、
終盤、ついにモー
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戦場(1949年製作の映画)

3.3

こういう映画では、
いつも問題が発生するのである。

みんな軍服着てるから、見分け全くつかねぇぇぇ!

どこかで見たことある大男・ホリーだけは早めに見分けつきました。
どこで見たかな~、と思って調
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舞台恐怖症(1950年製作の映画)

3.5

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ヒッチの作品って、最初に犯行のあらましから始まるやつけっこうあるじゃん?
「第3逃亡者」とか「私は告白する」とか「ロープ」とか。

今回はそっちパターンか。
あーあ証拠燃やしちゃったよ。
普通に警察
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男の叫び(1953年製作の映画)

3.3

はい!ワタクシの大好物「雪山パニックもの」でございます!

俺なんでこんなに雪山パニックものが好きなんだろう。
って、考えてみたらですね、
たぶん、危機感が伝わるからだと思うんですよねぇ。

我々
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.0

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約20年ぶりの視聴!
さすがに20年ぶりともなるとディテール覚えてないなー。

どの人物目線で観るかによって、
感覚違うんだろな。

俺は不倫・浮気絶対許せないマンなので、
夫の犯行バレないでくれ
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波止場(1954年製作の映画)

2.0

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おい!
音楽うるせぇぞ!!
コントじゃねぇんだから、何かある度に音楽かけんじゃねぇ!

BGMの多用はマジでリアリティ喪失の元凶だって気付いてほしいんだよなぁ。


っていうかねぇ、
アカデミー
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

2.0

超有名な作品だから、観るまでは全く気にもかけてなかったんだけど、
観てみると、邦題にどうしてもわずかな違和感がある!

Itchってとこが大事なんだと思うんだけどなぁ。
リチャードの、
「自制しなが
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

2.0

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うーん、いろいろちょっとなぁ…って感じ。

いやね、スケールはでかい。
キングコングとかゴジラよりもでかい。

そりゃそうだろ、
退治のために阿蘇山噴火させるんだぜ!!!
驚愕!
今だったらわりと
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ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956年製作の映画)

4.4

普通にめっちゃ面白かった!

最初から中盤までのひたすら漂う不穏さと恐怖。
状況的に、たぶん偽物に乗っ取られてる事案が出てきてるのはわかるけど、
会話する人の誰がもう乗っ取られてるのか全くわからないか
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シャロン砦(1955年製作の映画)

2.0

まあよくある、
功を焦る無能な上官の下で、それに反発する部下が軍紀違反に問われる話。
なわけだけども、

主人公が野蛮すぎて共感できぬぁい!!!!!

酔っ払って無茶苦茶する!
勝手に人の家に入り
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ビルマの竪琴(1985年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ざっくり言うと、
打ち捨てられたたくさんの戦死体を目にして仏教に帰依する話。
なんだけども。


構ってちゃんすぎやろ!!!!!


もうな、
ビルマに残って死者を弔うって決めたんなら!
部隊
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

2.3

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内容は、すごい!
イドにある闘争心が増幅されて思念体の怪物を生み出すとか、

後世のSFアニメとかSFゲームとかにガンガン受け継がれてるやつ!!

当時はわかりにくいという声が相当上がったらしいけ
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.5

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大事を成す時、大切なこと。

無能は計画に入れるなッッッッッ!!!!!


誰か一人の部外者にでも漏れた瞬間、
全てが破綻するようなデリケートな計画を!

窓口係、初日からベラベーラ。

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ずべ公天使(1960年製作の映画)

1.0

ずべ公って言葉の死後感がすごい。
っていうか、むしろ俺がどこでずべ公って言葉覚えたのかという果てしない疑問。
Let’sダチ公とかドッ硬連みたいな古い不良漫画かなぁ。
物心つく前の時代の漫画がすき。
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捜索者(1956年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

なんでこれが名作扱いされてるのか不明すぎる!
原作ある作品だから、バックストーリーは原作を読んでね★
なのかもしれないけど、
それって映画としてどうなん?

Wikiとかを読むと、
もともと弟の妻と
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奪命金(2011年製作の映画)

2.3

初めての香港ノワール!

面白くないわけじゃないんだけど、
いまいちしっくり来なかったなー。

まず何よりもね、
時系列がわかりにくい!!!!!!!!!!

急に少し過去に戻ったりして、
進んで
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風の大陸 The Weathering Continent(1992年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

中学校の時、
友人の本間くんがアニメ好きでね、
「サイメビ見に行こうぜ!」
って誘われてさ、
俺、アニメ見ない人だったから、原作の内容全く知らないまま見に行ったんだよなぁ。

案の定、
サイメビは全
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知りすぎていた男(1956年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

っていうかさ、
あの有名なケ・セラ・セラ。

けぇ~、せらぁ~、せらぁぁぁ~~~~♪
わっねばうぃるびー、うぃるびぃぃぃ~~~~♪

元々は映画内の楽曲だったの初めて知ったわ!
しかも主題歌とかじ
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十戒(1956年製作の映画)

2.3

もう泣く子も黙るレベルで誰もが知ってる有名史劇ですね、十戒。
映画の何たるかを全く知らない小中学生の頃から、
史劇といえばベン・ハーと十戒!
と擦り込まれるレベルで有名なのって、よく考えるとすごい。
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白鯨(1956年製作の映画)

3.0

冒険譚。のようでいて、実際にはめっちゃ宗教色の濃い作品よね。

神を冒瀆してでも復讐だけに凝り固まった者の末路。
的な。

スターバックとのやり取りに神という言葉を多用させてるのがこの作品の本質な
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80日間世界一周(1956年製作の映画)

3.3

パスパルトゥーみたいな、
何も考えずに騒動巻き起こしっぱなしのキャラ、
ああいうのが生理的に苦手なので、

あぁ、これは俺に合わんやつだなぁ。これ3時間あるのつらいなー。
って思いながら観てたのよね
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賭博師ボブ(1955年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

うーん、メルヴィル作品の独特の間、好きだなぁ。
渋さがすごい。

プロット的には、
ちょっと前の「現金に体を張れ」にめっちゃ似。
仲間を集めた犯罪計画。
迂闊な奴が、女の興味を惹きたくて計画を話しち
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ジャイアンツ(1956年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ビック、男としての度量小さすぎ問題やばい!

テキサスの歴史についての意見の相違で多少気分を害するのはわかる!
わかるぞ!
でもな。

客があからさまに態度に出しちゃあかんやろぉぉぉぉ!!!!
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(1955年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これはね、どう考えても兄も悪いやん?

「もうこんな貧しい生活は嫌だ!この村にこだわる必要ない!家を売る!」
→わかる

「飛行機に積んである金を回収しに行ってやる!」
→法的・道義的にどうかとい
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戦艦シュペー号の最後(1956年製作の映画)

3.1

点数のわりには普通に面白かった!

もともとが古代~中世史専門なんで、
2次大戦とかは全然詳しくなくてさ、
えっ、ドイツ海軍とイギリス海軍がウルグアイ沖で戦闘してたの!
とか新鮮な驚き。たのしい。
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炎のメモリアル(2004年製作の映画)

3.9

邦題が超絶糞ダサいから、半分期待しないで観たんですよねぇ。
ファイヤー・レスキューものならまぁ、観ておくか、
くらいの軽い感じで。

掘 り 出 し 物 !!!!!

っていうかさぁ、
日本での配
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.6

これはね、素晴らしい!

ベッケル監督の「穴」よりも前なんだな。
ってことはこっちが元祖か。
フランスには優秀な脱獄映画を生み出す風土がある…?

例えばUSAなら「第十七捕虜収容所」みたく、
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

予告編を見てさ、
応援上映の様子とかも見たから、
ファンタジーアクション巨編だな!ワクワクすっぞ!
と思って見始めたら、、、

コメディ映画だった!!!!!!

あの激流で直立して赤子を掲げたまま
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ダブルヘッド・ジョーズ(2012年製作の映画)

1.8

うん!ひどい!(笑
ひどいのはわかってて、
そのひどさを楽しみに観たから満足感は、ある!(笑

何がひどいって、
いやもちろん全部ひどいんだけど、
何よりもカット割りがクッソ下手なんだよなぁ。
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犯罪王リコ(1930年製作の映画)

2.0

フィルム・ノワールの歴史的なものを読んでると、
その嚆矢として必ず名前の出てくるこの「犯罪王リコ」。

まぁ、それはわかる!
後のフィルム・ノワールに継承されるような、
主人公の非道の中に垣間見える
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我は海の子(1937年製作の映画)

4.0

少年の成長物語、に見せかけた父親の成長物語。

「息子さんは、大実業家のお父さんのように振る舞っています」
「私はただ、息子のために仕事を」

「お父さんから漁を教わったの?」
「当たり前だろ?漁は父
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陽はまた昇る(2002年製作の映画)

3.3

1980年代の家庭用ビデオ規格競争を、VHSを開発した日本ビクター社視点で描いたドラマ。

ぼくが物心ついた頃には、ベータマックスはもう完全に日蔭の存在になっていて、名前は知ってるけど見たことはないく
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