イーストショアさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

イーストショア

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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

コリンファースが自我を取り戻した瞬間の目つきの変化がいっちばん印象的

あと相変わらず音響とアクションのマッチが最高すぎる

泥臭さ男臭さのステイツマン
高潔さを損なうまいとするキングスマン

今回は
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.6

テンポの良さ、音と動きのマッチ、俳優のキュートでしびれる表情の細かい変化、グロさに反比例する音色のポップさ、
みぞおちをずっと殴られ続けてるみたいな

見出したら止まらない、引き込まれる
ストーリーも
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新宿スワン(2015年製作の映画)

2.9

片手間に見れる映画チョイス

言い回しというか喋り方が漫画って感じ

ヒデヨシって偽名に日本統一したいっていう気持ちあるんやなとか
龍彦の真っ直ぐな目を真っ向から見られない臆病さとか
山田孝之演技うま
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.8

ガイリッチー監督作品を観ていて感じる、リズム的なテンポの良さは
動きと音が一致するところがあるからなのか。今回のはHの足音と音楽、とか。

序盤のクレジットというかオープニングみたいなやつ、今時珍しい
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

音とレントンの肩幅の広さにもっていかれた

と、さすがにそれだけではないけど
ホントに早く覚めてくれっ!ってなる夢をずっと見てるみたいな感覚になった

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

「嘘も方便」の臨界点
愛がグイドの弁を立たせていて
愛がジョズエをあの中で生かしていて

琴線に触れる映画を教えてもらって
わたしゃぁ幸せ者じゃぁ

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

事実はひとつで、そこに
なんでその事実が起きたかと
深掘りすることが
必要だな

考えて終わりはやだけど
映画ってこうでなくっちゃだよなぁ

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

4.4

音楽、テンポ、服装、髪型、全てが小粋で最高っ

タコ足配線で一個のプラグにいっぱいコンセントささってて絡まってるところをミクロスコープで覗いて見ちゃったみたいな感じ!

パターソン(2016年製作の映画)

3.6

アダムドライバーの醸し出す雰囲気は彼ならではのもの、だなぁ

アレが起きる映画ね!
っていう思い出し方はできないけど
心がポッてなる、物足りなさ込みで。
追い焚きする前のお風呂みたいな温度感の映画

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

色や音や全部のパキパキさが
目覚めて思い出して笑っちゃうタイプの夢みたい!

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.1

なんかもうこれは、
ラジオドラマか????って途中からずっと思ってた

麦くんの部屋も、2人の部屋の意気投合のきっかけになった本棚も、同じ角度から引きでしか映ってなかったのが物足りない…

エンドロー
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

2年ほど前映画館で観たけどうろ覚えだったのでもう一度

音楽と陰影の演出が涙腺を刺激するったら

ナレーションベースは多かったけど、東野圭吾原作のあの情報量の多さならそうならざるを得ないのかも。

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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

-

心臓のあたりがぎゅっと、苦しい

大きすぎる負の感情は
心を支配するだけじゃなく
他人(愛する人であっても)のその感情に気づいてあげられる余裕すらも奪い去ってゆく
恐ろしいな

感情を切り替えるスイッ
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望み(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

加害者であれ被害者であれ生きていてほしいっていう思いは、「母」ゆえかなと少し思った。自分のお腹から産んだ子は、どんな状況であれ「生きて」いてほしいのかなと。
対して父親は加害者であってほしくないと。あ
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

1.5

私「(余韻のある映画が好きという意味で)ズーンってくる映画が好きなんです」
美容師さん「……あーー!冷たい熱帯魚とか?すき?ああいうの」
私「(まだ観てなかったくせに)…あー!そういうやつ!かもです!
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

十字(架)の描写が、答えの出ないもやもやを表してるようだった
殺人現場に始まり、カナリアのお墓、裁判所の階段を行き交う人々、重盛の立ち尽くす十字路と、見上げた先の電線

狭くて天井の低い、湿気も漂って
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.2

このね〜役所広司のおじちゃん感やんなぁ。
大きな声出し慣れてない「みなさーーァん!!!」の小栗旬の喉の震わせ方よかった

古舘寛治は無遠慮さがヘラッとした顔とか話し方に出てて、憎めないけどイラっとくる
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.6

周防監督作品は「カツベン!」に続き2作目だけど、ほっこりする温度感に心が落ち着くなぁ

最初の方の踊れない役所広司がかわいすぎ

肩幅広めのスーツに細めに結ばれた柄ネクタイ、開襟シャツにミモレ丈のフレ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

広大が真相を知るタイミングが少しばかり遅すぎた
なぜあと少し早くそれに気づけなかったのか、それを自分に教えてくれなかったのか
と、自分にも相手にも苛立ちを隠せない

その少し、がヤクザの抗争のような憎
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

5.0

「今度ばっかりは カタギぞ!」
その意気込みをモノにするなら、目を瞑り背を向け、「心」を殺さないといけない時があるのだと、カタギは口を揃えて言う
カタギであることが大前提の「世間」で生きる彼らが
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エスター(2009年製作の映画)

3.5

「そういうことだったん?!」
からの展開に握力が働いた〜〜

こういうホラーやら不気味やらな映画って
必ず1人、鈍感なヤツいるよな
「おま、お前がもうちょい早う気づいてたらな〜⁉️」っていうヤツ

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.5

エドゥアルドの意地は捨てるべきじゃなかったし、捨てずにぶつかっていってよかった、と思うよ

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.2

何かのルールを自分の中に持って、
口に出さなくても頭の中でフローチャート作って従ってみる、
それが習慣になるまで。

些細なことでも始めてみたいな

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

音楽が、あるべき姿と私情にまみれて汚れていく現実とのチグハグ感を手伝っているようだった

松重さんの眼力

ところどころ聞き取りづらい台詞と、
本筋に関係あるのかないのか分からんままにわちゃわちゃして
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.2

色んな感情がない混ぜになって、エンドロール終わっても席から動く気が起きなかった
「色んな感情」というのは 怒りとびっくりと胸糞悪さかな

煙の描写は、よかった。
工場から出る煙、「彼ら」の集まる所にく
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.4

こんな切ない「鬼さんこちら 手の鳴る方へ」があるかね

「話し相手おらんねやろ」言われて思わず電話切った時の、ディカプリオの「図星言い当てられた感」がすごく良かった

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

上下構造の対比
日向と日陰の対比
「(匂いを嗅ぐ音)」という字幕の持つ意味
映像にも社長の言動にも徹底する「境界線」


お父さんの言う無計画なら計画が崩れることもないっていう理論は、計画がうまくいっ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

昔見た映画の記録⑥

石原さとみの英語の披露のされ方が気の毒すぎるやろ

セッション(2014年製作の映画)

3.3

昔見た映画の記録④

話の流れの詳細は覚えてないけど

フレッチャーを例えるなら絶対に、絶対にドーベルマンだ と思いながら観ていたこと
事故のシーンに息を呑んだこと
ラストシーンに生唾を飲み込んだこと
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