コキジさんの映画レビュー・感想・評価

コキジ

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マーターズ(2007年製作の映画)

4.0

不条理スプラッターの名作。
ハリウッドと違ってフレンチだからドスが効いてます。

不条理スプラッターと書きましたが、「どっちが狂ってるんだ」系でもあります。←余計分かり難い。笑

人間は死んだら何を見
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マーターズ(2015年製作の映画)

2.0

やらかしてくれたなクソハリウッドリメイクよ、というオリジナルファンの感想。

スプラッターで美しい女性が主人公で「負けるな」と思わなかった(!)のは初めてかも知れません。そのぐらい感情移入出来なかった
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大日本人(2007年製作の映画)

4.0

『ごっつええ感じ』のコントを映画化?という捉え方をしている方をチラホラ見掛けますが(確かにその要素はありますが)、自分はどちらかと言うと『ガキの使い』のフリートークでの質問のやり取りに近いかなと思いま>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.0

1972年のミュンヘン五輪開催中、”黒い5月”と名乗るパレスチナゲリラが選手村に侵入し、イスラエル選手団を襲撃。
11人のイスラエル選手が殺害される。
冒頭ではこの様子を、実際のニュース映像を交えなが
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

19か20才ぐらいの時、初めて観てラスト20分ぐらいの意味が解らなくて、
それから30年経て50代になって改めて観ましたがやはり意味が解りませんでした。笑

ただ映像の素晴らしさは特筆もの。
1968
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包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.5

オウンゴールをして以来、引き篭もっている少年の傷を癒す為、ゴールに包帯を巻いて写真を撮り、HPにアップする。

廃屋でレイプされた少女の為、廃屋中に包帯を巻いて写真を撮り、HPにアップする。

それが
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しんぼる(2009年製作の映画)

2.5

「すいませーん!ここ何処なんですかねー!帰りたいんですけどー!」
このCMで絶対面白いと当時確信してた。それなのに・・・。

冒頭の、メキシコの荒野をボロ車で爆走する、咥え煙草にサングラスの尼さんがカ
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

4.0

1972年にブルックリンで実際に起きた銀行強盗事件。
閉店間際の銀行に押し入った所でまず3人のうちの1人が「やっぱり出来ない」と逃げ出す。

ソニー(アル・パチーノ)は残されたサル(ジョンカザール、『
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マンハント(2018年製作の映画)

3.5

酷評多いけど自分は楽しめました。←いつも言ってる気がするw

冒頭から小料理屋の女将と女中がヤクザ皆殺しにするシーンは『べいびーワルキューレ』を彷彿とさせる、というかこちらのほうが先みたいなんで『べい
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フィフス・ウェイブ(2016年製作の映画)

3.0

クロエグレースモレッツも地球滅亡ものも好きなんですが、そしてこの映画もそこそこ楽しめますが、2回3回見ようとは思わない。こういう雨の日の暇潰しには充分だけど。
弟を助ける勇敢なお姉さんが主軸なのに、い
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.0

これ系のミステリー&サスペンス好きなんです。展開が読めない、いや、予想は出来るんですが裏切りの大どんでん返しのラスト。全ては術中に嵌められていた、という。

ヒント小出しにするのもワザとだったんですね
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

賛否両論ある映画ですが自分は"賛"のほうでした。
新しいアプローチは面白い。最初はロールプレイングゲーム風で。

恒松祐里さん演じる学生が卒論の為に話を聞きに行く。都市伝説のほうでは行方不明になったと
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

4.0

この続編のほうはwowowで見たのですが、日活ロマンポルノかってぐらいボカシだらけ。これがBSの限界か。まあそれだけ凄いって事です。
そもそも戦争のグロはOKで、スプラッターのグロはNGって、分かるよ
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.5

長いですが飽きずに見れたのはマイケル・ベイ監督だからかな。この人の映画は良くも悪くも派手だから。
戦闘シーンが次から次へと。
味方と思っていた民兵のリーダーが電話をして
「誰と話してる?」
「敵のリー
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

現実とは残酷なもの、というのがテーマかも知れません。

ヒラリー・スワンクさんも、この映画を足掛かりに「ミリオンダラー・ガール」に成り得たところを『ザ・ハント』なんて駄作のラスボス役を請けたばかりにそ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

5年前に入って1度行ったきり放置していたジムの請求が延滞金も膨らんで、幾らでしたっけ?200万超え。笑

「何ですか"ワクワク殺し屋保険プラン"って?」

多分だけど、殺し屋という仕事が本当にあるとし
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

ライアン・オニールさんお亡くなりになられたそうで・・・。ご冥福をお祈りします。

恋愛モノはあまり興味ないので必然的にライアン・オニールと言えばこの『ペーパー・ムーン』になります。何回見ただろうこの映
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クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.5

何だかんだで、こういう映画が金曜の深夜には一番楽しめる。特に疲弊してる時には。

スタローンが助けられない!って逆に新鮮だし。
マイケル・ルーカーが珍しく良い人役なのもいい。

チスル(2012年製作の映画)

3.5

史実物って好きなんです。
全編モノクロ。勿論モノクロームの良さもこの映画にはあるんですが、モノクロの決定として「分かり難いシーンがある」という点は否めません。

軍というのは日・米・韓と問わずいつの時
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インブレッド(2011年製作の映画)

4.0

絶望系スプラッター。(そんな系は今作った)

もっと残虐度を期待してたんですが、殺されるバリエーションが乏しい。殆ど「頭ボーン」か「全身ボーン」。
1〜2回観ればいいでしょう。プレ値の価値はありません
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

SNSにアップされたテロ予告から始まる緊迫劇。
確かまだクレジットが流れてるぐらいの冒頭から伏線があります。

普通こういうパニック物って最初は和気藹々から始まるのに、旅行に浮かれて。序盤から犯人を探
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

4.0

やっぱオリジナルのこちらのほうが完成度高いですね。トビー・フーバー&スピルバーグ。この映画でのちょっとほのぼのする箇所ではスピルバーグらしさが良いスパイスになっています。ラストのモーテルからテレビ追い>>続きを読む

ミート・ショップ・オブ・キラーズ(2017年製作の映画)

2.0

スプラッター物にはいつも甘い評価だけど、これは・・・。
最近はつまんない映画は評価付けないんです。では何故評価を付けたのかというと、良い映画になり得たから。もうちょっと頑張って欲しかった。男が殺されそ
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水のないプール(1982年製作の映画)

3.5

営団地下鉄はよくこんな映画に全面協力したなと、いやいい意味で。
犯罪者が主人公なので、正義感強い人は受け付けないでしょう。自分は好きですが。
実際の事件を元にしていて、更に2000年ぐらいに似た事件が
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

4.0

面白いけど、この謎だらけのお話は一体どんな所に着地するんだろうと、そればかり気になる展開で。
案の定、「なんじゃそりゃ」な終わり方でした。
面白いんですけどね。ナイト・シャマランは時々こういう「やらか
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

言わずと知れたナイト・シャマランの出世作にして大傑作。そしてブルース・ウィリスの新境地。アクションだけじゃないんだぜ、と。
まだVHSのレンタルビデオ時代に、普段映画を見ない友人に「生まれて初めて同じ
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サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.0

シム・ウンギョンさんを始め、高校生時代の主要キャストが皆良いですね。カン・ソラさんやミン・ヒョリンさんも美しい。

日本でリメイクされた作品と内容はほぼ一緒で、細かな部分や演出も、ただ時代背景がこちら
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

山本舞香が演じる高校生時代の主人公セリカがカッコ良すぎて。

主要人物のうち池田エライザのみ高校生時代と今のアラサーを1人で演じられるって凄い。

広瀬すずと富田望生は『チアダン』以来のコンビですね。
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モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

3.5

貧乏彼氏ディエゴがボロ車で運転中にスマホで「ながら運転」で人を轢いてしまい、その夜から勤務する死体安置所での「一人夜勤」で始まる恐怖。
安置所には死体が一体。引き継ぎに聞くとその夜に起きた轢き逃げの死
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ハリウッド 1969 シャロン・テートの亡霊(2019年製作の映画)

3.5

酷評が多いけど個人的には好きです。
結構怖いし不気味。

シャロン・テートが何度も殺されて、それが夢で、また殺されそうになって今度は形勢逆転して逆に一味を殺しちゃう。でも家に戻るとそこには皆の死骸が。
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佇むモンスター(2023年製作の映画)

3.5

最初「なんだこの自主制作っぽさは」と思っていたら本当に主人公が自主制作映画を仕事の合間に趣味で作っているという設定でした。主役・ゾンビ役・特殊メイク・監督・脚本・編集:全て主人公中村。
普段は愛犬コロ
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ある用務員(2020年製作の映画)

4.0

『ベイビーわるきゅーれ』の出元がこの作品と聞いて拝見。
ヤクザ同士の抗争なんですが、用務員が実はヒーローという意外性、好きです。

バイオレンス度は『ベイビーわるきゅーれ』より上です。
一番ヤクザっぽ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

オフビートの若い女殺し屋コンビ。
社会不適合者、コミュ障、バイト続かない、殺しの仕事以外ほぼニート。

リュック・ベッソンの映画ほど美しくも華麗でもなく、
北野映画ほどリアルでもない暗殺者だけど、
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殴打誘発者たち(2006年製作の映画)

3.5

食うか食われるかの関係がシーソーゲームのようにコロコロと逆転する展開。

暴力が苦手な方は絶対に見ないほうがいいです。
逆に北野映画のような暴力描写が好きな方はお勧め。

それにしても冒頭から終わりま
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.0

主役は『半地下の家族』のお姉さん、パク・ソダム。
『トランスポーター』(なんでも届ける凄腕ドライバーのカーアクション)&『グロリア』(女性が懐かない子供連れての逃避行)のいい所取りみたいな設定なんです
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地球でたったふたり(2007年製作の映画)

3.5

主役の義理姉妹(実際には本当の姉妹だそうです)の圧倒的な存在感。
それだけで全編一気に見れます。

家出して東京に。だけど食べるにも困る、寒さをしのぐ場所もない。
タイトル通り地球でたったふたりの姉妹
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